先日のラーメン山村から翌日、無事ライブを終えてメンバー一行で向かったのはこちら。
しらい
香川県さぬき市津田町津田2534-3
[map] https://goo.gl/maps/XSryKLzPyMU2
こちらも古くからある地元の名店。
もともと、夜鳴きそばとして屋台から始まったこのお店は、店構えもプレハブ小屋のようで味わい深くどこか懐かしさを感じる。
実際にこの店主のお兄さん?が軽のバンで夜鳴きそばをやっていて、小さい頃はうちの実家の前にも来ていて、食べさせてもらった時はとても嬉しかったことを覚えている。
深夜まで営業していることもあり、一日の〆的な部分ではこちらで、ランチでは山村という風に、近場のラーメン屋ではあるが棲み分けは出来ている。
店主はもう80いくらの歳で、まだ元気そうではあるらしいが、この日は店頭では娘さん?が切り盛りしていた。
店内には大量の招き猫がディスプレイされていて、そこに紛れて阪神ファンであるためトラッキーや、関係ないけど密かにくまモンのフィギュアも。
この店の面白いところは、カウンター席ということもあり、初対面のお客さんとも少し交流する可能性があるということだ。
いわゆるスナック的なノリでもある。
今回は僕の提げていたカメラと風貌からか「戦場カメラマンさんですか?」と聞かれる。そんな訳はないのだが。。。まぁしらいという戦場への取材といったところか。
ちなみに帰省して姉に会った時にかけられた第一声もそれであった。
ここではラーメンはもちろんだが、「豆腐」がみんなのお気に入り。
大量のネギとポン酢で味わうのが絶品。
いつもならラーメンが出来るまでにチミチミやるのだが、この日は大量注文で足りなくなり、漬け込み出したばっかりだったので、提供はまた後ほどという感じで。
ということで代わりにおでんを。
こういう部分は讃岐うどんスタイルなのかも?
ここのからし味噌の調合がまた良い。
自分はこんにゃくと天ぷらを。すでに最高。
いつもなんだかんだこういうサイドメニューを食べるので、ラーメンの量はデフォルトにしている。
が、改めてメニューを見ると特大は1100円という、思いのほか値段は跳ね上がっていくシステムのようだ。
ここのラーメン、いわゆる中華そば的な雰囲気で、よくありそうなオーソドックスな感じなのだが、なかなかどうして、ここに勝る満足感を得られる同タイプのラーメン屋を僕は知らない。
スープがあっさりしているようで、実はすごくコクがありほどよいパンチがある。
アブラギレがめっちゃめちゃいい。
個人的にここのラーメンのモヤシの茹で加減、ちょいシャキ具合がなかなか絶妙。
チャーシューも「これこれ」という感じで、全てがどんぶりの中で絶妙なバランスで完成されている。
メンバーの一人は至高のハフハフをしていた。
とにかくうまい。オンリーワンなラーメンなのである。
是非とも末長くやっていてもらいたい。
ライブも無事気持ち良く終わって、昔からの気心知れたメンバーで気心知れたラーメン屋。
最高の〆に相応しい一杯。
最高の一日となった。