自分の友人数人のホームがこの店舗ということもあり、ずっと気になっていたこの店舗。
今回、車で通りがかる機会があり、ようやく初訪問となった。
駐車場は向かいの環七沿いに30分100円のところがあったので、そこに。
夕方の環七は混むので折り返しが思いの他面倒だった。
いざゆかん。
入店。
まず券売機の場所すらどこにあるか分からずきょろきょろすること数秒。
入り口入って右側に発見。あまり見かけないタイプ(コイン精米器みたいな)のものだったので分からなかった。
メニューは小、小豚、小豚Wのみ。
大は無いのかしら?まぁ頼まないけど。
汁なしがあるとかってツイッターでも告知していたが、券売機では買えないようだ。
見渡すと3席くらい空席あり。
特に案内は無さそうな雰囲気だったので、入ってすぐのところにある席に勝手に恐る恐る座ってみる。
ゼンゼンだったら勝手に座ると怒られるので、、、
しかし椅子がかなり低い、、、
座高がそれなりに高い人じゃないと、カウンターとバランスがうまく取れないと思う。
もしかしたらこの席だけなのかもしれないが。
まぁしかし椅子の間隔が広めなのは良い。逆に関内とかは詰めすぎだと思う。
スタッフは、メガネ坊主の人が主に誘導で、メガネ黒タオルの人が麺上げをしていた。店主なのかどうかは不明。
そうこうしていたら、メガネ弁髪客も入ってきた。
いかつい系メガネが沸いてる店内。
初訪問という部分も大きいが、BGMがなかったり、いろんな注意書きがあったり、逆に説明が見当らなかったり、スタッフも無言の圧をかけてくる感じで、全体的に緊張感が漂っている。
この店はラーメン以外のカメラ撮影を拒否しているので(いたる壁に何かと書いている)、とりあえず目に付いたものを文字で記録。
二郎社訓の額縁がいかつい豚。
壁に上着をかけられるハンガーが設置されているのが良いなと思った。
ジュースや缶チューハイなどが入ってる冷蔵庫あり。売り物かどうかは謎。
店主がバンドをやっている関係からか、その冷蔵庫の上には小型のギターアンプとベースアンプが。
脂っこくなりそうだし、保管場所としてはあまり良い環境ではなさそうだが。。。
厨房の冷蔵庫?の上の方には埃やアブラにまみれたスピーカーが。
店主のバンドのCDも販売しているようだが、「※買っても対応は変わらない」とわざわざ書く辺りは、過去に何かあったのかもしれない。
いいたまご、かつおぶし、たまねぎ、つけにんにくなどは現金で直接対応するようだ。
イラストがかわいい。鰹節の案内の紙へのイラストはなぜかカブトムシ。
しばらくすると、両隣にコールが。
次は自分かと思いそわそわしてたら、麺の量を確認される。
まだ茹で始めてもなかったか。。。
というか、あんま食べられない人と思われたか?
とりあえず通常の量を申告。
しかし、その後の様子を見ていると、客一人ひとりに「麺の量は?」って聞いているようだった。
それほどまでに通常の量を注文する人はいない店なのだろうか?
しかし他の客もたいてい「えっ?、、あっ、、、普通で」
みたいな感じで、同じように思いもよらない質問だったのか、そういう反応のようだった。
そういうシステムなら、蓮爾と同じく、同じ料金のまま「麺マシ」も可能だったりするのだろうか?
大の食券が用意されていないという点から少し気になった。
やりとりを見ながら思ったが、注意書きが多く、文面からもぶっきらぼうな感じが全体から漂っているが、その割りにたくさんの項目を直接やり取りしたがる店だなぁと思った。
僕だったら、もっと食券の項目を増やして、直接やり取りする部分をなるべく最小限に抑えたいなぁと思うが。。。店主もやり取り少ないのを望んでそうな気がするけど。
逆にこういう雰囲気を出されているので、客側も申請するタイミングが難しかったりするので、そっちの方がありがたいと思うが。
まぁ実際のところは食券器が高いんだろうなぁと思ったりもするが。。。
おつりが1000円までのものと10000円までいけるものとあるが、多くの二郎店舗はその辺を節約して1000円までのものを導入しているのかな?と思う。(憶測)
しばらくしてようやく自分のコール。
野菜マシ、ニンニク、アブラで。
ここのアブラはおいしいという話を伺っていたが、まずこのビジュアルだけでこれは当たりだと思った。
肉カス混ざり系でお得感あり。そしてしっかり味染みもいい感じである。
豚もしっかり厚みあるけど柔らかくてうまい。
麺は二郎標準より太目。ピロピロムチムチ系。食べ応えあり。蓮爾の角を丸くしたような感じ。
麺量は体感的にそこまででもなかった。前述の通り、蓮爾みたく麺マシなどあればやってみたい。
スープは非乳化系。
一口目、わりとガツンと化調感としょっぱさを感じたが、食べ進めるうちに気にならなくなって来る。
野菜を増した分、若干薄まってきて調和が取れてきたのかもしれない。
個人的には、食べ物全般基本薄味派なので、二郎全般わりとこの野菜によって少し薄まったぐらいが好きだったりする。
野菜により薄まる感じは、単純に水を足して薄くなったような感じではなく、保熱調理により少しだけ野菜の甘みも混ざってきてスープに深みが出るようにも感じる。(若干だが)
だんだん育つように、徐々に一つに融合していくのを感じながら食べるのも乙なのである。これによって一口一口飽きが来ない楽しさがある。
この日の野菜は結構シャキシャキ系。二郎は全般的にクタ系が多い気がするので、貴重なシャキ系を味わえた。これはこれでうまい。
ニンニクの各パーツへの絡みがなかなか秀逸。
卓上調味料は見当たらなかったが、味変も気にならないくらい終止おいしかった。
トータルして普通に好みな一杯であった。
食べ終わりは思いの他すっきりしていた。仙川に似た爽やかさもあり。
友人の評価からアブラがけっこう重いというイメージがあったのだが、これも野菜効果だろうか?(友人は野菜コールしていなさそうなので)
個人的には、今までの食べて来た二郎系の中でもわりとすっきり系に分類しているようにも感じた。
しかしこの店、この日はこんな感じで説明したが、日によっては細麺になったり乳化スープになったり、安定していないようだ。
それはそれでマイナスというよりも通う楽しさはありそうだ。