こちら、普段から並びの凄い店として、向かうにはいつも少しの覚悟がいる店なのだが、夏の間は地元の専修大学が休みのため、主な顧客でもあるそこの客がいなくなるため客足が落ち着くとのこと。
大学生の夏休みっていつまでなんやろ?とか思いながらツイートとか見てても、まだ並びがあんまり多くなさそうな気配なので、今のうちに行っておこうかと、向かってみる。
16:10
外待ち6人くらいに接続。
ずっと工事していたビルはようやく落ち着いたようだった。
こんなビルだったんやーという感じだ。
窓ガラスのことろに、並びのルールの注意書きが貼られていた。
しかし並びが伸びている状態だったら、この部分に書かれてても見ることなく行動しないといけない状態なので、答え合わせ程度にしかならなさそう。
今回は、麺のデフォルトの茹で加減が柔らかくなってからオーダー可能になった、カタメコールがどんなものかを確かめるのも目的の一つ。
ちなみに、前回は柔らかくなった初日に来てあんまり違いが分からなかったというかまぁ未完成感ある状態だった。うまかったけど。
食券を買ってから、麺マシでカタメと伝える。
黒タオルさん麺あげ。助手はちょい小太りな眼鏡のスタッフさん。
わりとすんなりと中待ち席へ。
券売機のところにずっと貼ってある「近々値上げします」が、「そろそろ値上げします」に変わっていた。
そろそろっていつやろ?まぁでもずっと放置していたお店も意識が向いてきたようなので、ようやく値上げが確かのものになるのかもしれない。
予想するなら、ゼンゼン同様に消費税の値上げとともに10月からという感じだろうか?
「麺カタメやってます。」という張り紙に「す。」の部分だけガムテープで修正したような跡が。
どういう状態だったのか気になる。
あと、前のカウンターに座っていた常連さんと黒タオルさんの会話がわりと弾んでいたのを盗み聞き。
・おやっさんは千葉で別の店がやりたいらしい。ラーメン以外の可能性もあり?
・最近サボり癖がついてるみたいだが、早く千葉に引っ越したいらしい?
・ゼンゼンの店主が先日この古巣登戸店に来たらしいが、誰にも気付かれなかったらしい。
・ライオンズさんは店内でも通称ライオンズさんらしい。
・黒タオルさんは国分太一似らしい。
・話しているロットのうちの一人が意表をつくかのように大ですり鉢着丼。初対面メンバーの集まりかとは思うが、それでもなんか「おぉ」って感じに和んでいた。
・この日は既に900gが2人、800gが2人出たらしい。
しかしなんか和やかモードや。というか黒タオルさん愛想良いなぁ。
心なしかというか実際そうなのか、ビル改装の影響かもしれないが、店内自体も少し明るく感じた。
席に案内されしばらく。
16:34 コール。
野菜マシ、ニンニク、アブラ、カラメ
すると助手さんが「野菜マシ以外は全部ですね」と復唱。
こういう復唱は分かりやすくて助かる。
着丼。
野菜の頂が中央ではなく偏ってて、くたびれたようにはみ出したキャベツ。いわゆる現場感盛り。
少ないながらもキャベツの緑が鮮やかで良い。先日のゼンゼンでは得られなかった緑成分。
アブラは味付き系でうまい。ここのアブラは基本安定して当たり。
ニンニクの刻みが荒い。荒いの自体は好きなのだが、中には1cm位はありそうな塊も。
これはさすがに口の中が支配されそうなので、スープの出汁用に沈めておく。
豚はちょっと新町一丁目チックなベーコン系になっていて、これが常時採用されるようだったら考えものかなぁとか思ってみたり。
しかし新町よりも薄めに切ってくれていたので、思っていたよりも脂分に支配されることなく普通においしくいただけた。
ちなみに約5分後に通常の硬さオーダーの人が着丼。
5分って意外と長いし、カタメコールも悪くないし、同じロットで5分差で食べられるということはかなりゆとりを持って食べられるということで、今後ともカタメで行こうかと思う。
うまかった。
先日のゼンゼンよりも満足感高め。良い時の蓮爾登戸はやはり良い。