このブログでもたまに話に挙がっている「ラーメン二郎について考察し合うLINEグループ(非公式)」にて、今回はまた新たな企画。
川崎駅だったら路上ライブも盛んだし、京急川崎店で二郎も食べられる。
という訳で、路上での「お気持ち」でラーメン二郎は食べられるのか?企画。
以前絶賛だった、仙川店付近のスタジオでジャムってから二郎を食べるというアゲアゲ企画をそのままストリートへ。
今回は初挑戦のため、機材周りや天候面での安定性にも欠ける面もあったので、とりあえずはまぁアンサンブルが成立する人数が揃えば決行しようという形で。
昨日一緒に横浜関内店を回ったメンバーの一人も当グループメンバーだが、その翌日は朝かなり早くから仕事ということで、余り遅くはなりたくないという話しを聞いていたので、なるべく早めのスケジューリングで動けた方が良いかと思い、17:30に店前付近集合でいかがなもんかと。
当日の昼頃に提案をしたので反応が薄いのは致し方ない事だが、それまで音沙汰のなかったメンバーは逆にどういう動きをするつもりだったのだろう?とか思いながら、とりあえずその辺りの時間を目指して向かってみる。
17:40くらいに到着。
一番乗り。
二郎色をしたタイムズの前でメンバーの到着を待つ。
最近の暇つぶしはこの線路沿いの京急の撮り鉄。
シャッタースピードを遅くしたら電車の面影なし。
めちゃくちゃ下品な話なのだが、この日はここに来る前う○こがめっちゃ出たという話になった。
それもまぁ普通に健康的なやつ。
あの豚が代謝を促したのだろうか?ある意味「二郎ダイエット」「二郎デトックス」の片鱗を体験。
そんな訳で、昨日も二郎食べたけど、わりと出し切ったのでコンディションはまぁ悪くは無い。
ちなみにこの日は朝からフルーツグラノーラを一杯食べたくらい。
とはいえ豚ダブルまでは食べようとは思わない。テンション的には普通に小で良いかなという感じ。
そして連絡の取れたメンバー一人と合流し、開店時間を越えてしばらく待機。。。
音沙汰が無いので、今回は結局この三人かな?と判断して列の最後尾へ。
金曜日だからか結構並びあり。
二郎は各店金曜日が一番混むイメージがあるが、やはり翌日のニンニクを気にしなくて良いという理由からだろう。
並んで中腹くらいで、もう来ないのかなと思っていたメンバーから仕事がそろそろ終わるとのこと。合流するとしたら19:30くらい。
となるとどう動くか、、、?選択肢としては、
・ここで一旦退いて、路上してまた閉店前に駆け込む → 慌しくてどれも半端になりそう。
・ここで一時間以上ずっと待って合流してから路上 → さすがに待ち時間が無駄。
という感じだったので、非常に心苦しいところだが別行動を取らせてもらうという形で。
この店はツイッターなどやっていないので、特に事前情報は得られていなかったのだが、消費税増税のあおりで50円アップとなっていた。
まぁこれはもう各店やってるし、許容範囲。
今回は小で。と思ったが、後の二人が小豚にしていたので、こっちもやっぱり釣られて現金100円と一緒に食券をカウンターへ。
着丼。
手前に一本大きくはみ出したモヤシが現場感。
はみ出し方がもう絵に描いたように綺麗にテンプレート。
そしてやっぱり川崎は一口目のアブラサラダがうまい。
キャベツが多くて野菜がおいしい二郎。見た目の緑の鮮やかさも美しい。
豚も色からして味が良くしゅんどる。関内よりも味がしっかり。
脂身少な目で肉を噛んで食べている感じがおいしい。
麺は川崎標準ちょっとカタメだった。可能であればこれくらい毎回カタメでも良い。
スープは関内に比べて非乳化だが、まろやか感は残っている。
非乳化スープってちょっと角が立ちやすいイメージだが、川崎は優しい。
優しいけど、ちゃんとパンチはある。食べた感もしっかり。
うまい。
昨日横浜関内店を食べたばっかりなので、その味を覚えているうちにこう食べ比べできるのは面白い。
各パーツやはり違いが見て取れたが、どちらもかなり好み。
場面によって選択できればベストだろう。
例えば二郎めぐりして色々食べてラストにシメとして食べたいのは京急川崎店だろう。
そんな優しさがここにはある。
そして川崎駅へ移動。
この日は月がなかなか綺麗。半月よりもちょい欠け状態。
セッティングをしていたら、間に合わなかったメンバーと合流。
今まで彼のあんな低い声聞いたことなかったっていうくらい低いうなり声と供に、怒りが露になっていた。
しかし今回は一概に誰が悪かったと言い切れるものでは無かったので、とりあえずごめんとしか言えなかったけど、とりあえずその思いをもうカホンにぶつけてもらうしかなかった。
(彼は本来ベーシストなのだが、ベースは自分が担当しているのと、自分は5弦だが彼は普段4弦ということで積極的に貸してあげることもできないという状態だったので。。。)
結果、手がパンパンに腫れていた。
第2関節と第3関節の間くらいが特に腫れてて、結婚指輪で血が止まりそうになってた。
「孫悟空やん。」「首長族の首やん。」
彼の得意技は、トランスなどの音楽でよく耳にするクレッシェンドアンドチェンジアップをかましてブレイクするっていうのを、どんなジャンルでも何でもかんでもぶち込む事。
これがまたアンサンブルのメリハリとなっていい感じに作用した。
休憩中、こういうのって普通のドラマーってあんまりやろうとしないよなって話しになった。
いわゆる普通のドラマーは叩くのを止めない人が多い。
抜けた瞬間こそかっこいい場面も結構あると思うのだが。
追記だが、メインのベーシックバッキングする人もひたすらに弾き続ける人が多い。
これもいわゆるドラムと同じく土台パートなので、周りを聴きつつ落とすところ落とせばメリハリがつくのに、、、と思う瞬間は結構ある。
彼的には、普段から叩いている訳でもないので、逆に言えば、筋肉量的にもずっと叩いていられないという理由もあったみたいで、「一音目からもう叩きたくないって思いながら叩いてる」っていう台詞が面白かった。
ちなみに今回は、数曲既存曲をアレンジしてやってみたけど、基本はもう行き当たりばったりのジャムを。
演奏の様子はMTRに収めたので、また何かのタイミングで公開できればと思う。
路上するに当たって、何者なのか?というものが見せられる何かがあればと思って、この機会にうちらの正式名称を決めることにした。
日本語:ラーメン部(非公式)
海外向け:CLUB 26 (unofficial)
今回やってみて、色々反省点も見えてきたし、普通に楽しかったので、また開催をしたいと思う。
告知とかはするかどうかは不明。
事後報告はまたこのブログにてやると思う。
悔やまれるは、昨日横浜関内店で一緒だった地元の音楽仲間が参加できなかったこと。
企画自体は先に決まっていたのに伝えそびれてスケジュール有だったこと。
彼のキレッキレなタンバリンソロを川崎の人たちに是非見せてあげたかった。。。
考えようによっては、もう一生かけてもこんなメンバーが揃って楽しめるチャンス無かったかもしれなかったし、今回はMTRで録音してたけど、奇跡的なテイクが録れたかもしれないと思うとわりとショック。
それがきっかけで彼がタンバリン奏者としての人生のターニングポイントになったかもしれないし、その時その時の誰かの一声が常に人生の分岐点という可能性もある。
人生半ば、わりともうこの先そこまでやり直しが利く訳でも無いし、「二回目が無い」という状況が増えていくと思うと、特にスケジュールに関しては遠慮せずに確認/提案するのが大事やと思った。
過ぎたものはしょうがないけど、一生関わってくるものの可能性もある。
路上なんてまさに一期一会。
ぶれる二郎もまた一丼一丼が一期一丼。
ちなみに「お気持ち」はありがたく頂戴できました。
これでまた二郎が食べられます。
心して味わいたいと思います。