この日は昼に関内方面にて予定あり。
そこで、帰りに二郎の横浜関内店か、はたまたMEN YARD FIGHTが浮かんだ。
この二店だと、個人的に行けるレア度で言えば横浜関内店。
理由としては主に、うちからの距離的な部分と、並びが多分こっちの方が凄いということ。
しかし今回は、既に関内方面まで来ているということと、昼帯だとまだ並びもそこまでじゃないんじゃないか?と期待できる状況。
MEN YARD FIGHTはまだ行動許容圏内なので、どちらか選べる状況だったら横浜関内店かな、、、ってちょっと迷ってたけど、横浜関内店は定休日だったというオチ。
この悩んだ時間は全て無駄となり、あとはなんの迷いもなくMEN YARD FIGHTへ。
14:06着。
遠目に店を確認する分には特に並びなど見えず、一抹の不安がよぎったが、近付くにつれ看板犬のブルドッグ(だるまさんと呼ぶらしい)の姿が確認できて、営業していることが分かりホッとする。
入店の前にまずはふれあいたいと思いきや、こういう時に限って通りがかりのおじさんが撫で始めたりする。
そして直ぐに明らかにこの店を狙って近付いて来る後続者の姿も確認。
なのでまぁ、ふれあいは食べてからにして、とりあえず入ろうかと。
店内は結構広いので、背後霊スタイルとしてそこそこ収容できるようになっていた。
なので、逆に外待ちが確認できたら、その段階でその日は結構待ちがあるかもと意識しておくと良いかもしれない。
豚星。感覚。
とりあえずは食券購入。
この店はトッピング系が充実しているので、毎回一つずつ気になるものを選んでいこうかなと思っている。
今回は、以前からちょっと気になってた「きくらげ」をいってみようかと。
ツイッターの写真を確認してみても、このきくらげの異色感は魅力であった。
そして背後霊4人目に接続。
前回はいきなり座ったので、もうその席からの景色しか楽しめなかったが、この日はあえてこの待ち時間もワクワクと楽しめた。
しかしおしゃれや。
天井のむき出しの鉄骨。
オリジナルTシャツ。
なんか雑誌で取り上げられていたもの。
この写真の雰囲気、もはやラーメン屋じゃないよな。
大所帯のバンドみたいでかっこええわ。
で、この文面もなかなか興味深い。
読めるようにピントを合せたので、是非拡大して読んでもらいたい。
キム兄、自分にとってやたら怖くて完全に謎のキャラだったけど、この文章からめちゃめちゃロックな人やと思った。
一日で10杯ラーメン食うとか、一日で二郎6杯食うとか、2杯連食するとか、やばすぎる。
絶対早死にすると思うけど、絶対楽しそうやし、なんか羨ましくもある。
そして、二郎店舗でよく見かける、なんと“カネシ醤油”が。
二郎を冠するラーメン屋の特権かと思っていた。
、、、と思ったけど、この緑ラベルは二郎の醤油とはまた別物らしい。
参考↓
正当な二郎では紫ラベルだとか?
まぁ細かいことは良く分からないけど、うまかったらまぁそれで良い。
この日は一番奥の席に。
荷物を席に置き、トイレ調査。
新居のお宅訪問的な。
トイレの壁までスタイリッシュ。
この席、直ぐ後ろにウォーターサーバー、そして隣にレンゲと爪楊枝と花山椒(ホアジャオ)と、欲しいものが直ぐに手に届くなかなか良い席。
ちなみに花山椒はここにしか置いていない。
本日は予定より前倒しでのオープンとなります。あと申し訳ありませんが今週一杯は大ラーメンは販売しません。給水機横に花山椒(ホアジャオ)を置いてますのでご自由にお使いください。宜しくお願いします。
— MEN YARD FIGHT (@menyardfight) October 8, 2019
この席だったら気兼ねなく水のお代わりと花山椒を試せられる。
花山椒、今日は絶対使ってみるって決意。
グッズ類も落ち着いてゆっくりと見ることができた。
14:37 コール。「全部で。」
コール系の仕事は助手さん。
例え席的にキム兄の方が近かったとしても、それを跨いで聞きに来てくれる。
まぁコミュニケーション的な仕事は、客としてもその方が気兼ねしなくて良いかもしれない。
店主は黙って威圧感。
助手は明るくコミュニケーション。
このバランスが凄く絶妙。
全員やたら明るく、全員やたら威圧感よりも、こういう飴と鞭手法も引き締まった趣で良い。
着丼。
素晴らしいビジュアル。
きくらげのうにょうにょ感。
そして麺のうにょうにょ感。
豚も良い具合にほぐれる柔らかさ。
ニンニクの刻み具合も漢。
麺は小麦の素材のおいしさ、その中に自然な甘みを感じる。
ちなみに、ここの麺を今まで食べた事が無いくらい凶悪だと表現する方をツイッターで見かけたが、個人的にこの分野最凶悪なのはやはり蓮爾新町一丁目店だと思う。
あそこはタイミングによってはガチで顎が死ぬ。
それはもう両手で顎を支えて上下運動をさせて顎の動きを助けてやりたいほどに。
しかし、実際個人的にはあそこまで固いのは求めていない。
このメンヤードファイトの麺の感じは個人的にかなりベスト。
あと、茹で加減のムラや麺の切り方の不揃い感や荒さで言えば蓮爾登戸が最たる部分だが、そういう蓮爾新町一丁目、登戸に比べると、ここの麺はむしろ上品さを感じる。
スープは少し甘みがあるが、これもとても上品な仕上がり。
緑ラベルのカネシもゼンゼン捨てたモンじゃないのでは?
蓮爾登戸的な砂糖醤油感的な派手な甘さではなく、上質そうな糖を使ってそう。(憶測で適当なこと言っているだけ。)
そして「きくらげ」。
ビジュアルの派手さとは別に、特にこれといった味がなく。。。
というか、恥ずかしながら、ツイッターとかで見てたビジュアルから勝手な想像で、ナムルのワラビと勘違いしていた。
個人的にナムル好きなのだが、ワラビのナムルもこうして麺みたいだし、食感的にも味的にも良い具合になりそうだなぁ、、、と想像していた。
しかし、きくらげ、これは果たしてどうだったか?というと、まぁあんまり味の無い茎ワカメ的な感覚で想像してもらえたら。。。
とりあえずこの味無し具合は早々にスープに沈めておくのが吉だと思われる。
しかし一番上層部に乗っかっている状態なので、なかなかそうしたくても叶わず、この食べ方で消費するのは勿体無いと思いつつも、特に味がしゅむ前の状態でわりと食べてしまった。
あと、今回カラメにしてたから良かったのかもしれないが、これのせいで少し水っぽくなった気がしたので、このトッピングをするならカラメは推奨。
まぁしかし、自分はしばらくはキクラゲは頼まないかもしれない。。。
そして後半に差し掛かかっても相変わらずおいしいので、そのまま食べ進めたい気持ちを抑えつつ、花山椒いってみる。
とりあえず表層に軽めに。
想像していたよりもやたらうまい。
このスープとの相性がめちゃくちゃ良い。
ちなみにその後、七味、胡椒と振り入れるも、まぁこれは想定内のおいしさ。
そしてまた一周して花山椒を。。。
卓上調味料、この中だったら花山椒が一番うまいと感じた。
これは全てのカウンターに置くべきだと思う。
食べ終わる頃にはもう閉店も近く、後ろのお客さんもいなかったので、ゆっくりと丼の中がなくなっていくのを寂しく感じながら、モヤシや短く切れて沈んでしまった麺をサルベージしながら、できる限りこの余韻を楽しむ。
人によっては、争うように一番早く食べ切ることを楽しんでいる人も居るようだが、僕は逆に時間の許す限り一番遅く食べ切りたいと思っている。
なんでこんなにおいしくて幸せな時間を長く楽しみたいと思わないのか?いや、叶うものならやるでしょと。
退店の前に一旦水をお代わり、ついでに、爪楊枝をもらって、シーシーしながら退店。
終了後はだるまさんとふれあい。
というか近付きすぎる。
もうブレブレ。
顔を近づけてきたと思ったら次は逆を向いて尻を近づけてくる。
で、最後はこの睨み利かせである。
ちなみに触った感触がどんなだったかというと、わりとタワシ系。
みんなの好きな柔らかい系ではない。
毛も短くカタメ。そして直ぐに肉の部分を感じる。
まさにここの麺や豚。
ここのラーメンを体現しているかのようなわんこだ。
しかし、昨今柔らかくて毛並みの良いトイプードルやポメラニアンみたいなのが流行ってる中、あえてこのフレンチブルドッグというのもなかなか愛嬌があって可愛い。
というかキム兄に似すぎや。
キム兄自体は可愛いから完全に対極の位置におるけど。
次は鰹節狙いかな。
一食目の記事はこちらから。