この日も昼前から丸一日外周りで仕事。
18:00 頃。この時平和島や大森周辺。
まだ作業も続くしさすがにお腹も空いてきたので、近くで飯にしようかと。
最初に思いついたのは平和島の「ラーメン髭」。
行ったことは無いのだが、昔からある二郎インスパイアの老舗で、直系派の人も評価している記事も見たことがあり、前から気になっていた。
何気に土日祝日もやっているのだが、17時までだったのでアウト(この日は祝日)。惜しい。
ということで思い立ったのは、今回の「ラーメン タロー 大森の陣」。
ラーメンタローという店は、ラーメン部(非公式)のメンバーの一人のホームでもあり、一度は行ってみたいと思っていた。
彼の拠点は五反田の陣の方なので厳密には違うのだが、ホームページもしっかりしていてチェーン展開してるし、二郎ほど支店による特色の違いはないかと推測。
18:20 着。
とりあえず問題なく営業していることに安心。半分くらい空席あり。
入って特に案内もなかったが、入り口すぐの食券機にて、「小ラーメン 豚入り」(850円)を購入。
食券機には、“The starting point of pleasure.”(喜びの出発点。by Google 翻訳)の文字が。
麺の固さ申請も可能みたいだが、とりあえずはデフォルトで。
コールのタイミングが後ということの表記も記されているが、同時に「何がコールできるのか?」という部分もここで把握することができる。
野菜多め/にんにく/味からめ/脂多め
表現こそ微妙に違いはあるが、基本的には二郎と変わりは無いようだ。
* 後で表の看板写真を見返して気付いたのだが、削り節も無料だったようなので次回訪問することがあったら試してみたい。
有料トッピングも、口頭でのやりとりとなるが、なかなか充実している。まぁ最初なのでスルー。
水曜日は「平打ち麺」となるようだ。
特に案内も無いので、食券機のすぐ隣に着席。
卓上は、良く見かけるGABANの少し大きめのコショウが3つも並んでいて、3つもいる?って思ってたけど、良く見ると、
・ホワイトペッパー
・ブラックペッパー
・カイエンペッパー
の三種類。
これ気付かない人結構いるんじゃないか?と思った。
ここまで特に店員が近付いてきたり、やり取りもなかったが、不意にコールタイムとなった。
食券の色をチラ見しただけでラーメンを作り出していたようだ。
野菜マシ、ニンニク少な目、脂、カラメ
にしてみた。
着丼。
銀の皿に乗せられての配膳。
一目見てのファーストインプレッションとしては、
野菜の盛りはなかなか。モヤシが殆どだが、カラメがかかって色が茶色くなっているのが分かる。
豚は薄切りだがそこそこ大判で綺麗に並べられていて全貌が分かる。
ニンニクの刻み具合や脂の感じもなかなか良さそうだ。
という訳でまずはアブラサラダから。
カラメ効果もあり、頂上からもしっかり味がありうまい。
アブラもなかなか。
豚は二郎の煮込んだ豚というよりも、チャーシューの厚切り感があった。
しかしこれはこれと考えると悪くは無い。
表層に全部出ているタイプは、取り急ぎ全貌の確認はできるのだが、それ以降は早めになるべく沈めておきたいところ。
でも野菜や麺なども丼に対して並々なのでなかなか叶わず。
まぁでも今回はチャーシュー系ということで、育てなくても完成系だったし、それをしたところでそこまで育つ系でもなさそうだったので、まぁそんなに慌てたりはしない。
麺は太さは二郎標準よりも少し細目か。
しかし良い具合に固め。そして縮れ系。
それによって、他のパーツに負けない小気味良さが出ている。
かなり好み。
この感じならデフォルトの状態で問題はなさそうだ。
スープは非乳化。
透明度も高く普通に醤油ラーメン。
しかし脂分なども溶け合っているからか、決して軽い訳ではなく、かといって重すぎず。
良い具合に食べやすく飲みやすい。
卓上三種のペッパーそれぞれ試したが、どれともなかなか良い具合に馴染んだ。
しかしあえて一つを選ぶならホワイトペッパーか。
醤油ラーメンとチャーシュー豚によって、中華そば感がかなり強くなる。
何気にレンゲがロゴ入りなのが良い感じ。
総括すると、二郎感はそこまでではなかったが、がっつり系中華そばというコンセプトとして捉えるとかなりあり。
良い意味でオリジナリティがあった。
中休みが短く、遅くまでやっていて、休日営業という意味でも、もし近くを通りがかることがあれば今後助けられることになりそうだ。