前回の記事に引き続き、所沢にて原付回収。
さて、ここまで来たのなら、せっかくなので普段行かない店に寄っておきたい。
通り道がてら一番手軽なのは府中店と蓮爾登戸店。
少し足を延ばせば、ひばりヶ丘駅前店か八王子野猿街道店2。
そうか、ここまで来たのならと思いきって更に先へ川越店?まぁただでさえ遠いのを更に奥まで行くので、帰りがかなり辛いことになりそうやけど。
とは言え、今週はかなり立て込んでいるので府中にしておこうかと。ここもなかなか行くことができない店なので楽しみや。
近くに原付駐輪場ができていた。
最初の二時間無料。
また今後ここに来る場合は助かる。
到着。外待ちはいない。満席で中待ち無しの状態。
まずは食券購入。
小が700円。大が800円。ブタ入りが850円。
豚マシが100円以上上がるのは少しハードルが高く感じるが、通常の小が700円キープと考えると、まあこんなもんと納得の上、ここに来るのが久々だし、以前食べた印象であまり多くなかったイメージもあったので小ブタ入りに。
奥の中席の高い椅子にて待機の後、一番奥のカウンター席へ。
こちらも高い椅子。スナック街というだけあって、カウンターの高い感じもそれを思わせる。
そしてテーブルが赤いガムテープで補強してある感じが三田本店を彷彿。
横を見ると、靴がいっぱい。もしかしたら厨房は土足じゃないのか?
客層はなんか若者が多いイメージ。まぁあんまり年配の食べるラーメンではないとは思うけど。
そして若気の至りというか、そろそろ自分の番だとか、何をコールしようか?とか、そういうの気付かないものなのだろうか?
一緒に来ているやつとイヤホンをしてスマホ見たり話をしたりして、店主の「ニンニク入れますか?」に、全然気付かないやつがいる。
そしてそういうやつに限って「全部入り」とかにしてたりする。
「ニンニク入れますか?」
「全部入りの人~。ニンニク入れますか?」
ようやく気付くも、それまでに十分思考する時間があっただろうに、フリーズしているのか言葉が出て来ない模様。
それでも店主はコールを止めない。
「ニンニク入れますか?」から、だんだん苛立ちが見えるように、「ニンニク入れんの?」になってく。
ようやく、野菜だのアブラだの伝えて、その中にニンニクがなかったようで、
「で、ニンニクは?」
「あ、、、、お願いします。」
「何も言わないとニンニク入ってないから。」
と、最後ダメ押しの一言。
多分、分かりやすいところに「提供直前にこういうやり取りあります」みたいな案内があれば、こういう一悶着なく、お互いに気分を害さずいけるのでは?という考えと、わざわざこの店を選んでいるのなら、それまでに先客がどういうコールをしてどんなのが出て来て、自分はどうしよう?とか、興味ないものか?という疑問が出てくる。
若いなと思う瞬間。
そして自分のコール。
「こぶたの方~。ニンニク入れますか?」
普段「しょうぶた」と言う響きに慣れていたため、何のことか一瞬フリーズしそうになったが即座に建て直し「全部で。」と告げる。
着丼。
思いの外野菜が多い。そう言えば最近行った友人が食べた写真を見せてもらったのもけっこう盛っていたのを思い出した。
ここまで盛る店はなかなか珍しいような気がする。
しばらくはアブラサラダで。
スープまでも結構遠かったので、カラメはもう少し欲しかったかもしれない。
ニンニクはわりと王道。
そして豚。
塊がほぐれてゴロゴロ系。可能な限り引っ張り出してみたらこんな感じ。
元は何枚とかもはや不明。
色はけっこう赤系。味はよく染みている。シーチキン系。
割と好きなタイプだが、食べていたらちょっと顎疲れしてくる。
麺は二郎界屈指の太麺と有名だが、実際の食感はイメージよりも凶暴さは無い。
なんかソフト麺のような、給食のタンメンのような、ちょっとした「ぐみゅっ」って感じがある。
二郎店舗にしては珍しくテボザルだからだろうか?
小麦の強い主張のようなものは他店に比べて低い気がする。
同じく太麺系なら、個人的には蓮爾系の方が好みかもしれない。
麺に対する意識を軽い注意で済むようになっているからか、店主の仕事としては、時折スープを延べ棒で漕ぐという動作が他店よりも長く見られた気がする。
スープは適度にアブラの張った醤油系。
食べていたら、予期していないところから、カウンターの向こうから咀嚼音が。
助手の賄い中だったのだろうか。
ステレオがいきなり5.1chになったような感覚だった。
うまかった。
たまに食べる店はまた全然違う印象なのが面白い。
こんなチェーン店他に無い。