祝日だったし土曜だったけど二郎食べたいモード。
中山駅前店は混んでそうだし、思いついたのはラーメン髭。ネットの情報限りでは土日祝でも営業している貴重な店。
しかし、ツイッター検索や5chでも特に情報がなかったので、本当にちゃんと営業してるか心配。
まぁ迷ってても分からないし行ってみる。(通算2回目)
14:09 着。
ガラスが曇りまくってて薄暗くて、ぱっと見では中の様子が分かりにくいが、とりあえず営業している事が確認できて一安心。
入り口のガラスにメルマガのお知らせを見つけたので登録しておくことにする。
https://www.mag2.com/m/0001676467
今回はチャーシューメン(1000円)を。
前回来た時に、ここの豚はあんまり下振れしにくそうだと思ったし、何よりもうまかったので期待を込めて。
2席空席の状態ですぐに着席。
今回は店主も余裕がありそうだったので、着席と同時に「ヤサイマシで」と伝えることに成功。
店内中央付近の席だったが、カウンターの上には「秩父櫻井 髭」という米焼酎が。
レイバンっぽいサングラスのジャケットが渋い。
しかしいつから置いているのだろうか?外箱の汚れがかなり酷い。
というか写真を見返して気付いたが、箱の底付近にGが混入されている・・・(震)
その隣は何かのリモコン。
ラップでぐるぐる巻きになっているが、これもラップをしたのはいつなのだろうか?と思わせる年季モノ。
仕事を見ていると、ヤサイを注文分だけ茹でるスタイルは無駄が無くて良さそうだ。
14:13 コール。早い。
店主は何も言葉も発さず、ただこちらを向いて手を差し伸べるのみ。
野菜揚げ作業くらいから意識を向けておいたほうが良さそうだ。
前回の考察から、ニンニク、カラメで。
野菜は結構多目。
このタイプは先に野菜が目に行きがちだが、あえて最後に食べるつもりで麺を中心に食べ進めるのが吉。
そうすると、あまり意識せずとも野菜も麺と絡んで付いてくるので、良い感じで同時に減っていく。
カラメの醤油は普通の醤油っぽい感じ。
そこまでドレッシングとして美味しい感じではなかったが、前述の通り前菜サラダ感覚じゃない食べ方をすることで特に気にならない。
カラメ自体はスープが前回薄く感じたことを考えるとアリで正解。
前回のアブラトッピングだとアブラサラダはうまかったが、トータルとしてはイマイチだったのに対して、今回はサラダとしてはイマイチだったがトータルとしては良かった。
一長一短だが、個人的には今回の方が良かったと思う。
アブラ少なめという手もアリかもしれないが。
豚は旨味の濃縮爆弾。
でかい貝柱のような繊維系。今回も安定したクオリティで4塊。
これは大アリ。
麺はシンプルに美味しい。
インスパイア系は、見た目だけ模倣して中身が薄いというか、麺をないがしろにしている店が多い中、こちらはナチュラルに美味しい。
スープは非常にシンプルにクセのない非乳化醤油。
乳化させるためにごちゃごちゃさせるのもいいけど、シンプルにこういうのでも良いんだって思わせてくれる。
シンプルであるがために、口に含んでからの味の伝達速度が体感少し速い気がする。
インターネットで例えるなら3Gではなく4Gみたいな?
エレキでいえばアンプ直的な?
対して、先日食べた新宿歌舞伎町店はかなり乳化しててスピードが遅かった印象。
店主自ら厨房に立っているところもこの店の好感どころ。
蓮爾や豚星。などはもうほとんど店主がいない。
二郎でも自分の知っている限りだと、中山駅前店や横浜関内店、環七新新代田店とかも助手営業が多くなっている。
二郎直系店の定義として、「営業時間中は修行を経験した責任者が厨房に立つ鉄則」というものがあるとウィキペディアでも見かける。
最近はそうでもないのかもしれないが、長期的に店を経営して円滑に回していくことを考えると、店主のワンマン営業だけでは無理があると思うし、助手だけでも回していける環境を整えることは理想なのは分かる。どういった企業でも当てはまる内容だし。
しかし、店主がいるという安心感は、やはり代え難いものがあるというのは確か。
食後の多幸感も良い具合に持続してくれた。
多幸感持続といえば、上野毛店も結構持続してくれるのだが、これまでの自分のデータから、非乳化で化学調味料多めタイプがそういう効果が期待しやすいのかもしれない。
しつこくなくカラッと感大事。
量感や値段など、近しいところでいえば、最近食べた京急川崎店のダブルが相応しそう。
しかし、今回の髭の方が豚や麺のうまさ、量、多幸感など全体的に少し上に感じた。
まぁ食べた時のコンディションも違うので一概には言えないが。
このスピードとクオリティが祝日に食べられたこともまとめて今回は上ブレ満足。