導入編はこちら。
さて、このエフェクターは、「Guitar Lab」というソフトでパソコンでエディットできる仕組みになっている。
というか手元操作だけでやるのはだいぶん面倒だし、このエフェクターの全貌が掴み辛いので、個人的にはそれが使えるということも、この製品を選んだ理由の一つ。
しかし自分のMac環境下では認識されないというトラブルが。
フームウェアのアップデートも認識されない。現状最新のものになっていたのでそれが原因なのか?
ネット上で原因を探しまくると、同じように認識されないという人もいて、USBケーブルを変えると認識したとかいう人もいる。
USBケーブルには、充電専用のものとデータの転送用の二種類あり、今回必要なのはデータ転送用で、自分が試したものは、デジカメとかでもデータ転送が可能なので問題はなさそうなのだが。
Macがダメならと試しにブートキャンプのWindows10環境で試してみるとうまくいった。
しかし自分は基本Mac環境で作業がしたいので、いちいち再起動し直してウインドウズ環境を呼び出してエディットする気にはなれない。
もう何度もUSBを抜いたり挿したり試していて、もしメルカリに出すならここがグスグスになったら嫌だなぁなどと考え始める。
この時の自分のMac環境は
MacBook Pro (Ratina, 15-inch, early 2013)
macOS Mojave 10.14.6
Mojave環境でも使えるはずなのだが、もはやバージョンアップしないとダメなんじゃないかと謎の境地に陥って、まさかのこのタイミングでCatalinaに。
自分のMacはもう古いので、現在の最新のBig Surは入れることができず、Catalinaはそんなに良い評判を聞かなかったので、もうこのMacはずっとMojaveで生涯を閉じる予定にしていたのだが、自分でもまさかのこのタイミングでって感じになった。
数時間かけてアップデート。結果はダメ。
まぁ予想はしてたけど。
なんでや、、、。
ちなみにCatalina環境自体は、結果諸々問題なく操作できているのでそこまで恐れる必要なかったかもしれない。
ZOOMのHPを見ると問い合わせができそうなので問い合わせてみた。
電話だと説明が長くなりそうなのでメールで。
そしたら翌日にはとても丁寧に分かりやすくメールが来ていた。
順を追って試してみたところ、問題なくクリア。
Audio MIDI 設定の不要なキャッシュが溜まっていたのが原因だったみたい。
これはぜひネットに公開しておく情報だと思ったので、ここに記しておく。
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〇〇〇 様
B1X FOURをご愛用いただき、誠にありがとうございます。
このたびはB1X FOURとMacの接続・認識動作でご心配をおかけし、大変失礼いたします。
お問い合わせの件、すでにご確認いただいていることもあると存じますが、原因切り分けのために以下の内容をご参考に、今一度動作をご確認いただければ幸いと存じます。
◆「Audio MIDI 設定」からMIDI接続履歴を削除する。
「Audio MIDI 設定」にMIDI接続履歴が多く蓄積されていると、稀に不具合を起こすことが考えられます。
B1X FOURがMacにUSB接続されていない状態から、以下の手順でMIDI接続履歴をすべて削除し、動作をご確認ください。
〇MIDI接続履歴の削除方法
1-1. MacのFinderが表示されている状態から、メニューバーの「移動」>「ユーティリティ」の順にクリックします。
1-2. 「Audio MIDI 設定」をダブルクリックし、アプリケーションを開きます。
1-3. Audio MIDI設定のメニューバーの「ウィンドウ」>「MIDIスタジオを表示」の順にクリックします。
1-4. ZOOM G Seriesを含む、グレーアウトしているデバイスアイコンをすべて選択し、Audio MIDI設定のメニューバーの「編集」>「削除」の順に選択します。
1-5. MacにB1X FOURを接続し、「ZOOM G Series」のデバイスアイコンがハイライトされて表示されることを確認します。
◆Macのシステム情報からデバイス認識を確認する。
2-1. MacとB1X FOURをUSB接続します。※B1X FOURはUSBバスパワーで起動します。
2-2. MacのFinderメニューバーの[Appleメニューをクリックします。
2-3. [option]キーを押しながら、[Appleメニュー] > [システム情報]をクリックします。
2-3. システム情報画面の左の「ハードウェア」>「USB」をクリックします。
2-4. 右の「USB装置ツリー」に「USBバス」>「ZOOM G Series」が表示されているか確認します。
※仮に「ZOOM G Series」が表示されされていない場合、MacはB1X FOURのUSB接続を全く認識していないと推測いたします。この場合、ブートキャンプでのWindows 10環境で動作できたことから、macOSに要因があると推測いたします。
◆Guitar Lab用のキャッシュファイルを削除する。
3-1. コンピュータとB1X FOURのUSB接続を外しておきます。
3-2. Guitar Labが終了していることを確認します。
3-3. MacのFinderメニューバーの[移動]をクリックします。
3-4. [Option]キーを押しながら、[移動] > [ライブラリ]をクリックします。
3-5. Library/Application Support/ZOOM Guitar Lab/を削除します。
3-6. Guitar Labを起動させます。
3-7. コンピュータとB1X FOURをUSB接続し、動作を確認します。
◆Guitar Lab用ユーザーデータを再構成する。(※データ自体は失われません。)
4-1. コンピュータとB1X FOURのUSB接続を外しておきます。
4-2. Guitar Labが終了していることを確認します。
4-3. Macの書類を開きます。
4-4. ZOOM Guitar Labフォルダをデスクトップにカット&ペーストする。
※後にZOOM Guitar Labフォルダを書類に戻せば、元の状態に戻せます。
4-5. Guitar Labを再起動する。
4-6. コンピュータとB1X FOURをUSB接続し、動作を確認します。
◆セキュリティソフトの設定確認。
仮にセキュリティソフトが動作していましたら、その影響でコンピューターとB1 FOURの通信が不安定になっている可能性がないか、セキュリティソフトの設定をご確認いただければ幸いと存じます。
※セキュリティソフトの設定方法につきましては、恐れ入りますがご使用のソフトウェアメーカー様までご確認ください。
以上、お手数をおかけいたしますが、今一度動作をご確認のほど、よろしくお願いいたします。
その他、ご不明な点、お気づきの点などございましたら、お気軽にお問い合わせください。
なにとぞよろしくお願いいたします。
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このやり取りだけでZOOMの好感度めっちゃ上がった。
当たり前やけど、きちんと受け答えやり取りできることって素晴らしい。
最後に、自分のアップライト用のセッティングを載せておく。
1 BassA-Wah (オートワウ。)
2 BlackOpt (アルコの時に使用。ピチカートとの音量差や帯域を揃える。コンプ自体は結構種類があったが、このコンプはアルコの時のハイが出過ぎるポイントを一番きれいに修正してくれた。)
3 Delay (至って普通のデジタルディレイ。)
4 ReverseDL (リバースディレイ。アンビエント的なポイントでの手軽効果音に使用。)
5 Output VP (至って普通のボリュームペダル。)
あとは楽器そのものもコンパクトで軽いものにできたらなぁと考え中。。。
昔は機材も揃えて重装備こそ正義みたいな部分もあったけど、一周回ってこだわりがなくなってきてるな。。。
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そしてこの機材使ってライブ控えてます。
7/31(土) 横浜関内B.B.STREET
8/18(水) 下北沢 CLUB Que
出演はこちらのバンドにて。
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