カメコ二郎

ラーメン二郎を中心に食べ撮りの痕跡置き場。カメラを持って二郎に行きます。

ラーメン ゼンゼン - 細麺にてえびつけ麺を堪能。まさに「針金」。ここまでスタイリッシュでハードな細麺を知らない。まさに新食感の最強最剛麺で可能性を感じずにはいられなかった。

また細麺をやるとの事。

ここでたまにやる細麺、本当に美味しいのでこれは行かねばと。

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つけ麺限定との事だが、この日は天気も日差しあり。コンディションも良好。

ちなみに本日はワクチン接種予定なので、副反応を想定した接種前のジロリアンワクチンという効果も期待している。
ワクチン接種に関しては、個人的にそこまで興味はなかったのだが、年内以降でワクチンも受けられなくなる可能性もあるというような情報も出てきたので、そろそろ受けておこうかなと踏み切った次第。
まぁいつまでも保証してくれるようなものでもないということは理解できる。

なんとなくだがMacのOSアップデートにニュアンスは近い気がする。
新しいバージョンが出て直ぐに飛びつくガジェット好きな人もいれば、不具合などが怖いのでしばらく様子を見る人もいる。
さらに放置して、これ以上アップデートしないと逆に使用してるソフトが使えなくなるからってアップデートを余儀なくされる人もいる。
個人的にそろそろもう落ち着いてるかなぁっていう感じと、自分の周りもほとんどが受けた状態になりつつあるということから頃合いかなぁと。

さておき、当日。

10:44
シャッター外待ち5人目に接続。

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オープン時にはさらに後ろに6人まで伸びていた。

今回は通常のつけ麺かえびかの選択となるが、個人的にはえび派なので、迷わずえびを選択。

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ちなみにこの店の最高額メニューでもあるが、この機会なのでと奮発しておく。
サイズは迷ったが、せっかくの細麺を堪能したいという思いから大で。

すぐに着席。

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敷居の関係からコショウは取れるが一味が取れないのがもどかしい。
ゼンゼンは一味がうまいので欲しいところだが、、、。
入り口付近にも置いているようだが、この店の空気的にも、あまりウロウロするのも憚られるというか、いちいち席を立って行くまでもないかなという気持ちもあるかも。

ファーストロットいけたかと思っていたが、地味にセカンドロット。
ファーストの内訳は、つけ麺3、ラーメン1。
別々に作っているのか、ラーメンの後のつけ麺提供までも少し時間がかかっていた。
このペースの提供となるとなかなか大変そうだ。
これは気軽に毎日できる感じではなさそうだ。
実際これまで細麺をしていた時は細麺のみで限定としてやっていたのは記憶に新しい。

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コール前につけ汁が。

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以前は普通に陶器のお茶碗のようだったが、軽量のお椀になっていた。
まぁ洗い物も増えるだろうしこちらの方が洗う際も気を使わなそうなので合理的かもしれない。
シンプルに豚のみが入った汁だが、とりあえず麺が来るまでは手を付けずに待機。

そんなこんなでコール。
ヤサイマシ カラメ少し ニンニク アブラ

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さてさて。
噂の麺だが、とりあえずそのままで。。。

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もう一口目からぶったまげた。

「針金」や。

あと「ポテコ」っていうお菓子を連想させる。

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平で細くて弾力がやばい。
カップ麺にお湯かけて3分待つところを30秒しか待たなかったかのような、ウォショウォショしたような食感。(良い意味)

これまで食べてきたゼンゼンの細麺の中でもスタイリッシュでハードにパワーアップしまくっていた。
これまで自分が食べてきた細麺史上最強の剛性を誇ってた。

初めて口にする感じというか、初めて登戸でエビつけを食べた時にも感じたけど、こんな食い物があるんかっていう新食感と、こんなものを提供してくるのかっていう斬新なアプローチに狂気を感じた。

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で、どうだったかってめちゃくちゃうまい。

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スープはまたジャリえびが最高。

そしてつけ汁にドボン。

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えびとの絡みも最高でめちゃうまい。

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豚はカツオ節を削る前の状態のような分厚い塊がゴロン。

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なんのストレスもなく柔らかく解けてうまい。存在感やボリューム感もマシてないのに十分なクオリティ。

量感はなんだか通常の麺の時よりも少し多く感じる。これは以前も同様に感じたので間違い無いだろう。
同じ量でも表面積が増えるとそう感じるというカラクリでもありそうだ。

終盤スープ割も考えたが、勢いのまま完飲して完食。

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いや。なんかちょっと感動した。

この際、細麺専門二郎系という方向性も悪くない気がする。
二郎系=太麺というイメージはよく分かるし、実際どちらかと言えばそうだし一般的だ。
でも細麺の二郎系で、しかもそれに負けないパワーもガッツりある店っていうと、他にないし差別化もできるかと。まさにオンリーワンや。
同系統で太麺食べたかったら蓮爾に行けばいいことだし。

実際個人的にも、この店は細麺派かもしれない。
この夏のしばらくの自粛期間を経て復活してすぐ、夏に食べた二回もかなり好きだったけど、その後通常麺に戻ってからはまぁ想定内のクオリティ止まりという部分は否めなかった。
同時に扱うのが難しいようだったら一週間交代とかで細麺週間とかってどちらかに割り切るのも良い気もするし、なんにせよ細麺の機会が増えることを望む。

これはかなりの可能性を秘めているなという思いだった。