バンドメンバーのギタリストがここのキムチ納豆ご飯がめっちゃ好きらしい。
むしろラーメン無しでキムチ納豆ご飯だけでも良いとか言ってた。
じゃぁそうすれば良いのでは?と思うかもしれないが、単体ライスにはキムチ納豆は付かなくて、らーめんと一緒に注文した際に初めてキムチ納豆がつけられるというシステムらしい。
良く考えられてる。
店の前の道は定期的に仕事でも通るし昔から知っていたし、これまでなんとなくそこまで惹かれなくてスルーしてきていたのだが、個人的に最近ラーショ系列にも興味を持ち始めたことから、こちら「さつまっこ」もラーショの派生みたいなので、興味が湧いてきた。
この日は日曜で行ける店も限られていたということと、店の前を通る予定あったので、この機会に行ってみる。
19:48 着。
空席多数。
とりあえず給水機横のカウンターに座る。
家族連れや居酒屋代わりに飲んでるおじさん達がちらほら。
スタッフも店の雰囲気もなかなか良い感じ。
とりあえずメニュー表を。
結構色々ある。
確かにここで飲むにはなかなか惹かれるラインナップ。
とりあえず量感や感じが分からないので、オーソドックスに醤油らーめん(700円)とライス(200円)を。
ラーメンの好みは全部普通で。ライスにはもちろんキムチ納豆付きで申請。
待っている間に雰囲気を。
そういえばここいつも深夜相当遅くまでやっていたけど最近やってないなと思っていたら、21時までになっていたらしい。
割とあっという間に着丼。
スープの色味は思いの外透明感があってライトそうな印象だが、それに反して結構獣臭が香っている。
どんなもんかと思ったが、家系ラーメンをカエシ成分少なめ、だし汁多めみたいにした感じだろうか?
派手さはないけど旨味がこもった良い感じのスープ。
麺はそこまで特徴はなかったが普通にうまい。
チャーシューは着丼時白いアブラ成分も浮いてた状態なので、とりあえずスープで温めておき、育った感じがこちら。
白かったアブラ成分は透明感艶感アップ。
小ぶりなものが3枚。
そして心なしかスモーキーな香りが。これうまい。スモーキー感ポイント高い。
ホウレンソウではなくワカメであるところから家系ではなくラーショを認識。。
メンマは柔らかく味しっかり。
ラーメンにメンマって一般的にスタンダードなトッピングではあるが、自分が普段食べるラーメンにはメンマが入る事が基本的にないので、逆に新鮮に映る。
卓上のニンニクを投下してみる。
一旦レンゲに置き、味噌汁の味噌を溶かすスタイルで。
ちょっとライト過ぎるかなと感じたスープも程よくパワーアップ。
良い具合に馴染んでくれる。
そしてこのラーメン、コショウがやたらと合う。
ここまでコショウがあうラーメンなかなかないかも?
そしてキムチ納豆。
個人的に納豆はオカメ納豆の極小粒が好きなのだが、ここでの納豆はそれよりも大粒。
キムチは納豆と同じくらいに微塵切りされたもの。
そんなに辛くはない。
なるほど。まぁご飯進むけど、割と日常から納豆を食べている自分からすると、正直そこまで特筆する感じはしなかった。
まぁ想像通りの味というか。
あと、このキムチとラーメンの味の方向性が個人的にはちょっとちぐはぐな気がしたが、まぁ貰えるものは貰う派なので問題無し。
チャーシューや海苔も合わせて一品作るのもまた一興。
完飲。
写真忘れた。
で、ここからが不思議なのだが、うまかったなぁっていう口の中の多幸感が全然消える気配がない。
比較的地味なラーメンだと思ったが、悪くいえばよくありそうな大衆食堂感のあるオーソドックスなラーメンな印象だったが、不思議と余韻が心地良い。
自分でも気付かないくらいに素直にうまいラーメンだったのだろう。
食後の多幸感って結構大事な評価ポイントな気がする。
こういうラーメンも良いな。