カメコ二郎

ラーメン二郎を中心に食べ撮りの痕跡置き場。カメラを持って二郎に行きます。

極楽汁麺 らすた - 原点回帰。超久確認訪問。獣臭が少し気になったことと、各パーツ記憶よりも少し劣る部分が。通って好みを見つける楽しさは趣味性を刺激。

最近ラーショにも興味を持ち始めたことから、ちょっとこれまで二郎に盲目気味になっていたかもしれないなと思い、こちらへ。

ここは何を隠そう自分がラーメンに興味を持つきっかけになった店である。
バンドをやりたくて上京して暫く数年、バンド以外のことには目を向ける余裕もお金も趣味もない状態が続いていたのだが、ふと、それってなんだかちょっと寂しいかもしれないと思うようになった。
そんな時にこの店と出会って、「あ、ラーメンが趣味っていうのもアリかも」って思ったのであった。
当時のアクティブだったバンドのメンバーとも、作業終わりに良く深夜1:00、閉店間際に駆け込みでよく行っていたのはちょっとした青春だったかもしれない。

ということで、かなり久しぶりに原点回帰。確認訪問。

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19:16着。
入ってすぐ、まずは食券購入。

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久しぶりだしとりあえず普通のラーメン(650円)で。
まぁもし足りなければ替え玉しようかなと。
この替え玉が細麺仕様ということで方向性が変わるのだが、よく一緒に来ていたバンドメンバーが通常の麺よりもこっちの細麺が好きで、でも通常の麺をまともに食べると細麺まで食えないって事で、よく麺爆をくらっていたのは思い出。

好みは全部普通で。ライスは大で申請。

しかし気になったのは、入るなり結構な獣臭。
席はちらほら空いていたが、思わず奥まで行くのは躊躇ってしまい、一番換気も良さそうな入り口側の席へ。
ここでもここまで臭うってことは奥はどうなってしまうのか。。。
ここまで臭った記憶はなかったが。
ラーメン屋において、ある程度の臭いはむしろ「おっ、やってるな」って感じで好感はあるが、これはちょっと行き過ぎているような?

着席して内観。

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習字の「コクとキレのらすた」の額縁が相変わらずで懐かしい。

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卓上は変わらず漢字表記。
緑 → 高瀬生姜
黄 → 強化大蒜
赤 → 台湾豆板醤
初めて来た時に読めなかったのは内緒。

茹でに関してはテボザルスタイル。
まぁほとんどバイトだろうしね。

ラーメン着丼の前にライスが。

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大の盛り、記憶よりも減ったような気がするがどうだろうか。
とりあえずラーメン着丼まで手を付けずステイ。

そしてラーメン着丼。

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相変わらず海苔で中身が見えないスタイル。
これ、正直見栄え的に微妙な気がするが。。。
海苔自体も食べる直前までなるべく湿気に晒したくないということもあし、機能的にもどうだろう?

開けるとこういう感じ。

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良く見る王道な家系ビジュアルだ。

まずはスープ。

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思ったよりも少し薄く感じた。
記憶では一口目から溢れる家系ならではのしょっぱ旨さを期待したのだが。。
仕様が変化したか?当時よりも自分に耐性が付いたのか?カスタマイズの問題か?
とりあえず豆板醤以外、しょうがニンニクコショウをオンしてちょい補正。

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麺は適度に中太。そして固さも程良い。

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久々に家系を食べたけど、多分家系としてはスタンダードなのだと思うけど、この麺やっぱりうまい。

チャーシューは着丼時そのままだと馴染んで無さそうなので、スープで余熱調理。

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すると心なしか縮んだような。。?こんなちっちゃかったっけ?
チャーシューのアブラ成分が液状となってスープに逃げたと思われ。
確かに着丼時に結構アブラ成分があったなぁと思う。
そう考えるとチャーシュー麺とかにすると、必然的にアブラ増し状態になりそう。
結果的にちょっと量的にも物足りなく感じてしまった。
先日食べたさつまっこみたいなスモーキー的な特徴もなく、味的にも普通。

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卓上にはお漬物もあるのだが、もちろんもらっておく。

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蓋の裏に小さいトングでがついているので、それを使ってご飯へ。
しかしこれが地味に分かり辛く、初見さんはこれどうやってよそえば良いのか迷うかもしれない。
もしかしたら自分の箸を付けている人もいるんじゃないか?と思ってしまった。
実際自分も最初数秒分からずに箸を逆にして取ろうと思ったくらいだ。

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焚き加減良い感じ。
海苔と合わせると本当に最高。
この家系スープと海苔とライスの組み合わせ考えた人本当に凄いなと思う。
しかしライスはやっぱもう一杯くらいは欲しかったな。
そういう部分でも武蔵家なのか。。。

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さて、腹的にも予想通り余裕がありそうだったので替え玉を。現金にて。

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思いの外かなりサクッと短時間で着丼。

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茹で時間とかも想定して少し余裕見たつもりでオーダーしたが、まだ通常麺がそこそこ残っている状態で着丼。
ということでブレンド状態で。

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思いの外縮れ系。
心なしか袋焼きそばを極細にしたような感じあり。
もっと博多系でしなやかだったイメージがあったがこんなだったか?
麺との絡みも思ったよりもそこまででもなく。うーむという感じ。
これだったら最初から大盛りで太麺オンリーの方が自分は好みだったかもしれない。

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最後はご飯をスープにドボンして完飲。

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総括すると、やはり獣臭が少し気になったことと、各パーツ、記憶よりも少し劣る部分が多かったということで、ちょっとマイナス感は否めない。
しかし、思えば通うことにより自分の好みを見出していくという部分でハマった気がする。
これは二郎でも言えることなのだが、冷凍食品みたく必ず安定して同じ味であることはとても素晴らしいことなのだが、こういうブレる要素が趣味性を刺激させてくれるポイントだと思う。
また機会があれば。