この日は一日がかりで深夜まで外仕事。
寒かったしご褒美にラーメンが食べたい。
しかし深夜だとやってる店も限られてくる。
近場で半分消去法な形で選んだのが、25時までとのこちら。初訪問。
0:30
先客一人。
らーめん並盛(680円)+ライス食べ放題(50円)で。
好みは全部普通にしておいた。
とりあえず道側の一番端の席へ。
すぐ手に届く卓上はゴマとお酢とコショウのみ。
家系ならではの「ニンニク」「豆板醤」「ショウガ」は、お椀にドバッと盛られた状態でカウンター上に。それもざっくりとした間隔で。
今は人がいないから良いけど、混んでる時はこれ取り辛いな。。。
ここからは写真は撮れなかったが、オープンしてから暫くは「サービスチャーシュー」なるものがあるらしく、そちらもタイミングが合えば気になるところ。
ちなみに、武蔵家系列でもやっているサービスみたい。
というか、この店は武蔵家系列なんだとか?
あとは武道家という店も同系列店だとか。
「武○家」と、真ん中の字以外は同じということで、まぁ分かり易い。
先にご飯着丼。
量を指定しそびれたけど、普通盛りがこんな感じ。
漬物がデフォルトで盛られるのが嬉しい。
そしてラーメン着丼。
ひとまずスープを。
自分のイメージするまさに家系の味。
寒かった体に染み渡る。が生き返っていくのが分かる。うんまい。
そのままご飯を。
最初、なんだか炊飯器の残りのお釜にへばりついて水分が飛んだようなパサついたご飯だなと、あまり良い印象ではなかったのだが、スープと合わせると、なんだこれって言うくらいうまい。
水分がない分ご飯がべちゃつかないで、さらにスープの旨味水分を吸収してアップグレード。
今まで食べてきた家系の中でもトップクラスにスープとご飯の相性が抜群だった。
なんかもう素のスープとライスだけで250円とかで売って欲しい。
それだけで十分。無限に食えそう。
麺もイメージする家系の麺。
普通にうまいが、個人的にもう少し固めでも良かったかもなので次回は固めにしよう。
ほうれん草はデフォルトにしては多めな気がする。
嬉しい。
チャーシューはなかなかの大判。
提供段階では若干血合成分も混ざってるように見える生の切り落とし感。
個人的に割とこういう生チャーシュー系は苦手なので、スープで育てる。
育てたものがこちら。
色合いも抜けて良き感じ。
しかし最近食べた家系のラスタは見事に縮んだが、こちらは存在感変わらずで好感。
少し分厚めなアブラ成分を含む感じがロースハムを彷彿。
肉成分は割とスモーキー系。イカ系。末廣家系でもあるかな。
スルメのように噛み切りにくい成分も混じっているので、一気に口に入れるよりはチマチマとつつきながら食べるのが良いかもしれない。
デフォでこのボリュームと考えるとなかなか良し。
ご飯はこのあと大盛りを二杯。
大盛りの盛り具合はこんな感じ。
海苔と食べるのは鉄板。
スープの熱が比較的冷めにくかったのがポイント高い。
あとスープ量が結構多めだったのもポイント高い。
武蔵家とかは少ないイメージなので。。。
ちなみに、ここに来る少し前に日吉の武蔵家の前もチラッと通ったのだが、店の前の道路の段階で「らすた」でも感じたような獣臭が漏れ出していた。
あの匂いが美味しいポイントなのかもしれないが、個人的には少し苦手かもしれない。こちらは匂いに関しては気にならなかった。
そういう意味で家系の中ではライト目な位置付けなのかも知れないが、家系ライト層である自分にはこれくらいが丁度良いかもしれない。
ご飯を更にお代わりするか迷ったが、お腹の中でお米と麺が水分を吸収してだんだん膨れ始めてきてるのが分かったので、ここらでドボンしてラストスパート。
完飲。
いや、思いの外かなり良かった。
何よりもデフォルトの状態で完全に好みだったのが良かった。
卓上が取りにくい位置にあったのであれだけど、結局卓上使わず終了。と言うか下手にいじる必要なく完成されてるなと思った。
なんか足りないなとかって思いながら卓上入れながら食べるのって、食べることに少なからず集中できてない状態だと思うので、下手にいじくりまわす必要がないって重要な要素だと思う。
食べるという要素だけに集中できるのは一番の理想系。
クオリティをはじめ、ご飯や値段や立地や営業時間、個人的に家系に求める要素がしっかりと凝縮されていた。
深夜営業は最後の選択肢の砦としても心強い。
まぁ深夜に食べるラーメンではないけど。(これ深夜に食べ続けたら確実にメタボになる)