エフェクターを揃え始めた話はこちらから。
こうなって来ると、ボードを組む必要が出てきた。
いちいちバラバラで持ち運んで毎回接続したり外したりとかやるのは流石に面倒臭い。
時間のないライブの転換などでも現実的ではない。
専用のケースを買うでも良いけど、今回はDIYで何かできないかと画策してみた。
よくある手段としては、マジックテープで固定するというものだが、その場合、裏についているゴムの滑り止め的なものを外す必要がある。
今回自分が集めたエフェクターは小型タイプのものを中心に揃えたのだが、このタイプだと滑り止めがないと踏み方が少しでも雑になると横にゴロンと転げてしまう。
毎度ボードで使うなら良いかもしれないが、そのエフェクター単体を持ち出して使うこともありそうなので、ゴム足を外してマジックテープを付けるというやり方は個人的に避けたかった。
もし売りに出す場合も、その点でマイナスになってしまうので。
あとはメッシュパネルのようなものに結束バンドで取り付けるというような手段もある。
この場合は、接続したものを取り外すとなるといちいち結束バンドを切る必要があり非経済的。
エフェクターの配置場所に関しても固定具に左右されてしまうため、あんまり融通が効かない。
元々の構想が、お弁当箱のようなものに敷き詰められたら良いなあぁというものだった。
きっちりサイズの型があれば良いなぁと思っていたが、既製品で探すのは無理そう。
100均やホームセンター巡りもしてみたのだが、なかなかしっくり来るものがなかった。
ということで、段ボール箱でサイズぴったりに作れば良いんじゃないかと。
で、最終的に作ったのがこんな感じ。
一度リハで使ってみたけど普通に良い感じ。
壊れたりエフェクター増えたり減ったりしたらまた作れば良いし気楽。
濡れた場所に置くとか濡れた靴で使用するとかは避けたいところだけど、とりあえずは問題なさそう。
ということで、作り方覚書。
使ったものはこちら。
・物差し
・メジャー
・ペン
・ボンド
・結束バンド
・マイナスドライバー
・ペンチ
・ノコギリ(カッターでも)
・キリ
1. 段ボール選び。
なるべく丈夫なものを。
スーパーだと果物系が入っていたであろうものが丈夫そう。
自分は「柿」が入っていたものを使用。
裏面の固定にでっかいホッチキスが使われているタイプは総じて丈夫な段ボールだと思う。
サイズは、基本は元の面、折り目をそのまま使用できるに越したことがない。
自分は、横並びで約36cm x 15cmで探してて、かなりピッタリなものを見つけることができた。
2. 段ボール解体。
ホッチキス外しにはマイナスドライバーとペンチを使用。
3. 物差しとペンで切り出す部分をチェック。
高さは、エフェクターのスイッチに合わせて今回4cmで考えることにした。
4. 切り出し。
ノコギリがあったので使用。
カッターでも試したが、ノコギリの方が真っ直ぐに切りやすかった。
5. ボンドで固定。
自分が使ったものは「速乾」のものじゃなかったので、ある程度の時間手で固定し続ける必要があり、地味にキツかった。
6. キリで合計8箇所穴開け。
7. 結束バンドで固定。
はみ出した部分は切る。
8. シールドのインプット、アウトプットが来るであろう部分に穴開け。
8. 完成。
蓋がないので、風呂敷のようなもので包めば良いかなと思っていたが、穴だらけの着古したTシャツがあったので、それを着せて自転車のゴムで固定する形にした。
これでちょっとやそっとの持ち運びではバラバラになることはないだろう。
これもこの小型で軽量なエフェクターだからできることだろう。
今回のシステムには最適かもしれない。
さて、もう2日後、このシステムを使って初ライブあります!
楽しみ。
- LIVE -
— eucalyptus(ユーカリプタス) (@eucalyptusmusic) 2021年12月7日
"THE RUBYROOM 19th ANNIVERSARY -DAY2-"
日程 12/11(土)
会場 THE RUBYROOM (Shibuya) (@RUBYROOMshibuya)
詳細 https://t.co/LMDl9q0kuF
時間 17:00-10:00
ユーカリ出演時間 19:30-20:00
料金 ¥2000 (+1D)
住所 渋谷区道玄坂 2-25-17
豪華アーティスト多数!!! pic.twitter.com/kYmSVCiQJo