先日の杉田家にて想像以上に感銘を受けてから、ふと地元の名店のこちらを思い出した。
こちらの記事によると、
「吉村家創業当時の味が唯一食べられる店なのだ」
とのこと。
前述の杉田家の記事にて、杉田家こそ創業時の味なのかと思っていたが、これいかに?と思い検証したくなった。
近藤家は、上京してから趣味もなかった自分がラーメンを趣味にしても良いかも?って最初に食べ始めたラーメン屋である。
それから二郎系に傾倒し始めて行かなくなってしまい、かなりの久々訪問。
14:00 着。
店内写真はNGとのこと。
まずは食券機にて。
中ラーメン(850円)+並ライス(150円)
杉田家と同じ価格。
好みは全部普通で。
家族経営っぽい?
客層で気付いたことだが、意外にもソロ女性が多いということ。
確かに割と入りやすいかもしれない。
あとは、当面の間アブラ多め中止とのこと。
これは家系ラーメン屋全般に影響が出ているみたい。
まずはライス。
こんこ(沢庵)付き。
ラーメン着丼。
この海苔を立たせず寝かせて蓋をするようなスタイルが特徴。
ラーメンショップ さつまっ子 スペシャル21 のスペシャルラーメンっぽい。
海苔を開けるとこんな感じ。
スープは結構優しい。
杉田家で感じたようなお湯感あるのは好きだが、もう少し醤油成分を感じたかったかも。
味濃いめにすれば良かったのかも?
麺はなんかたまごっぽい?
あとちょっとところてんっぽい滑らかつるつる感。
もう少しつるつるではなくザラ付き感がある方が好みかも?
チャーシューは結構カタメ。
そしてちょい獣感。
海苔巻きご飯は、こんこの影響で想像以上にこんこの巻き寿司の味。
寿司って醤油を付けて食べるけど、スープが豚骨醤油ということで、醤油成分を補填しているということと、脂分がマヨネーズ成分を醸し出しているのかもしれない。
卓上を入れると、やたら馴染み良い。
この馴染み方がラーショっぽい。
そして、最初こそなんか少しインパクト弱いかなぁと思っていたが、なんか妙に癖になる感じでやたら飲みやすく、気が付いたら完飲。
結論としては、杉田家の味が地元でも楽しめるかと思ったが、やはり全然別物。
結局どっちが創業時の吉村家に近いのか?という部分は今更食べられないし謎だが、まぁ結局今食べたい方を食べれば良いのかもしれない。
派手さは無いけどラーショっぽく、家系ラーメンの前身がラーショだったってことがよく分かる歴史を感じる一杯。