仕事現場の関係で行きやすい日は続く。
三日連続ともなると流石に少し迷ったが、向かう。
13:38
外待ち8人目。
風は強かったが良い天気で待ちもそこまで苦ではない。
店のあるマンションの最上階でも布団を干しているのが見えたが、自分も干したくなる。
三日連続ともあり、この日はラーメンではなく「ねぎ汁なし」狙いで。
「小でカタカタ」申請。
直前の電信柱のところに謎の鍵とがま口の財布を発見。
落とし物だろうか?
自分も以前この店を出た辺りで紛失してしまったことがあり、失くして困る気持ちは分かるので、店員さんに伝えようと思ったが、気付いたのが事前申告後だったのでタイミング掴めず、あとは運に任せることにする。
着席して待っていると、ありがたいことに店員さんの方から気を利かせて「薄味じゃなくて大丈夫なのか?」という確認が。
「汁なしで薄味」、少し脳裏に浮かんではいたが、汁なしの場合、薄味にしたら本当にほとんど汁が無くなってしまうのでは?というイメージから、そもそも可能ではないと思っていた。
あと、根本的にラーメンよりも飲むような食べ方を想定していないことと、後々スープ割りで調整もできるので、ラーメンで食べる時ほど重要視していなくて、考えていなかった。
しかし、せっかく声をかけていただいたので、できるのであれば試してみたいと思いお願いしてみる。
にしても、早くも「薄味の人」認定して頂けて、この店の接客レベル、二郎のみならず飲食店全般から見てもかなりの高水準。
コールは
ニンニク少し ヤサイマシマシ アブラ少し カラメ少し
汁なしの時はラーメンに比べて丼に余裕ができるということと、スープがない分物量自体も減る分、野菜は一段上げてマシマシにするのが個人的定番。
着丼。
見た目から目の保養。
アブラ少なめでも適度なアブラ。
この日は刺身のぶつ切りのような適度な大きさで程よい味染み。
たまにホルモン系のような時もあるが、今回は見るからに鮮度良好。
わずかながらも適度にカラメコーティングされた野菜と食べると最高にうまい。
豚は適度な大判。
自分の好きな豊富な身の部分で良き。
しかし若干喉が乾きやすい。
穿り返して麺を。
汁との絡みだが、薄味にした分通常よりも角が取れてマイルドな口当たり。ジャンクさが抑えられて適度に上品にまとまった気がする。
控えめになりながらも思ったよりもしっかりと麺に絡んできて、改めてよくできてるなぁと感心する。
汁自体の量は、通常と比べてやはり少なくなってるのか?
いつもよりも少し喉が乾きやすいかも?
まぁそれは水を飲めば良いのだが。
スープ割りは、この濃さだったらそのまま完飲まで行けてしまいそうだったのと、薄くなりすぎてしまわないかの懸念からどうしようか迷ったが、まぁ初めてだし検証も兼ねてお願いしてみる。
結果、黒胡椒醤油鍋の完成。
味も薄くなりすぎず破綻していない。よくできてる。
汁なしで若干乾き気味だった喉が潤う。
スープ割りして正解だった。
「汁なしで薄味」、まぁ通常ラーメンよりは重要という訳ではなかったが、どっちもありだなって場合は、健康のことを考えても、長く二郎を食べ続けたいという意味でも、薄味という選択、大いにありだった。