カメコ二郎

ラーメン二郎を中心に食べ撮りの痕跡置き場。カメラを持って二郎に行きます。

ラーメン二郎 中山駅前店 - 「灼熱」を「薄味」で初食。ライトな辛いラーメン化していき、これはまた新たな限定ラーメンメニューとして成立。それも無料で。これは美味しすぎる。

この日も例の如く仕事ついで二郎。

20:52
坂中腹くらいに接続。

この日は無料トッピングとして「激辛ネギ」、通称「灼熱」あり。

このトッピングは、最後に食べたのが2020の7月につけ麺で。

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ラーメンでは2020年の1月。

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それくらい前になるので、改めて確認したい。
それも薄味のスープと合わせるとどうなるのか?という部分に注目である。

事前申請はもはや自分が声を発するでもなく、
「(小) 薄味 カタカタ〜 ?」
「あっ、はい。」

自分の後ろの客で一旦客が途切れていたのだが、その人が食券を買っている間に若干距離感がバグり気味の若者グループが。
このままでは今食券を買っているお客さんが戻って来れなくなるので、勇気を出して詰めすぎて欲しくない旨を伝える。
なんか集団で動くタイプの若者にありがちなこの距離感何なんやろ?
めっちゃくちゃ偏見だが、スシロー事件のような事も平気でやる側になりそう。

さて、まぁ、ここは高速回転の中山。
こういうモヤモヤもスムーズに進むのでストレスが緩和していく。

コールは「灼熱入れますか?」と。

また何かが欠落しているような気がするが、「お願いします」と。
通常コールはもはや全自動。

ニンニク少し ヤサイマシ アブラ少し カラメ少し 灼熱

野菜の標高がまたなかなか。
マシってここまで盛ってたっけ?
マシマシくらいありそう。
まぁありがたく頂戴します。

そして激辛ネギの存在感。

ネギだけではなく、唐辛子の存在も結構確認できる。

まぁとりあえずどちらにせよアブラサラダから崩していく。
が、天辺から食べようとするなら、この標高が自分の座高の高さだとギリギリのライン。
ピンと背筋を張らないと届かない。
そのまま「ハムっ」と口を付けられそうな高さ。
もしこれよりも高くなると、決壊のリスク覚悟でジェンガのように横から削るようにして食べるか、少し腰を浮かして若干立ち食いしないとっていうくらい。

なかなか麺にたどり着けない。
が、この日も鮮度の良いアブラや野菜、そして灼熱の辛みの旨味もあって何の問題なくススム。
贅沢な前菜を堪能。

そして麺にたどり着く。

野菜で温まった胃袋にスルスルと入っていく。
このしかるべきところに入っていく感じ、めちゃくちゃ気持ち良い。

スープには唐辛子の辛みが溶け出していき、適度にライトに、良い感じに辛いラーメン化していく。

根本的にまた新たなメニューとしてのラーメンを食べているかのような?それくらいはっきりとした効果を感じた。
がっつりした辛さではないので人によっては中途半端かもしれないが、これくらいのライトな辛いラーメンっていうのも個人的に結構アリ。

具としてのトッピングはもちろん、ラーメンそのものの特性が変わるくらいの効果を持っているというのは結構凄い気がする。
これはもしかしたら、ベースを薄味にしているという事も大きい気がする。
以前食べた時はここまで灼熱の存在を感じなかった気がするので。

まぁデフォでしっかりしょっぱめに味付けされたものに辛みを足しても、干渉してそこまで効果が現れなさそうということは想像に難くない。
黒っぽい紙に黒鉛筆で何かを書いても目立たないというようなニュアンスか。
色を塗るためには、まず白ベタを塗ってやった上でカラーをおくように、ベースを薄味にするとより効果的な気がする。

この日、自分の背後の客も「薄味」で覚えられている方で、しかもすり鉢の常連さんだった。
「薄味」は一般的ではないかもしれないけれど、少数ながらも自分以外にも薄味として常連さんがいることに少し嬉しくなった。

豚はほぐしもたくさん。

豚そのものもボリューミーで、各パーツとのバランスに負けずにむしろ最適量。

前回少し豚成分控えめだったので5枚と少し迷ったが、やっぱり上ブレ時の2枚のバランス感が個人的に最適解。

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今回丁度良かったので、5枚にしていたらそれはちょっと過剰で、少ししんどくなっていた気がする。

完飲。

まとめると、「灼熱」を「薄味」で食べると、ライトな辛いラーメン化していき、また新たな限定ラーメンメニューとして成立する。
それも無料。
これは二重の意味で美味しすぎる。
有料トッピングの域な気もする。
いつもありがとうございます。