カメコ二郎

ラーメン二郎を中心に食べ撮りの痕跡置き場。カメラを持って二郎に行きます。

ラーメン二郎 生田駅前店 - オープン二日目に急遽初訪問。とにかく分かりやすく派手でフレッシュでジューシー。約一時間半弱のアトラクション。

2023年5月21日、つい先日オープンしたこちら。

twitter.com

このツイッターアカウント自体は2月にはできていていたのだが、ずっと何もアクションがなかったので、正直本当なのかデマなのか疑っていたものだが、ここにきてようやく現実のものになった。
このアカウントのアイコン、最初は真っ黒だったのだが、オープンに向けてだんだん明るくなっていくと言う演出にはなかなかのセンスを感じた。

新店はもう毎年数店くらいのペースで増えているが、自分の生活圏内から離れている場所ばかりだったので、慢性的に個人的に課しているタスクに追われている自分には遠征をする余裕もなく、自分にとっては正直「ふーん」くらいの感じだったのだが、今回は生活圏内だったので注目していた。

オープンの日が実際に正式に告知されたのは当日だったが、各店仄めかされていたのでまぁ察せられた。

自分のホームである中山駅前店が休業。

野猿街道店2も休み。

亀戸店も休み。

三田本店も前日夜休み。

他にもあるかもだけど、謀ったかのように合わせた休み。

オープン自体のこのアカウントからの正式な告知は当日の早朝、6:25。

整理券が無くなったのが、7:45。

前日5/20の22:15時点で二人も並んでいたらしい。

ツイッターとかを見ていると、0時くらいに整理券を発行していたらしい。
個人的にその前日の0時付近に割と近くまで仕事で来ていたので、ちょっと顔を出せばワンチャン行けてたかもと若干悔やまれる。

で、当日のツイッターとかのタイムラインを見ていたらやっぱり羨ましくなって、この日は絶対どこかで直系の二郎を食べようと思っていた。
まぁオープンしたてのこちらはまだまだ混むだろうから選択肢には入れていなかったのだが、たまたま通りがかりで現場まで約2.5キロ付近まで来ていたので、急遽寄ってみる。
15:00までやってるっていうのもポイント高い。

13:32
店前から駐車場的な屋根のあるスペースに入って折り返した二列目最後尾くらいに接続。

店内待ちもあるしストレート列形式じゃ無いので、見た目はコンパクトに収まっているように見えるけど実際はもう少し長いんだろうなとも思いつつ、まぁこの日はどちらにせよどこかで食べたいと思っていたので並ぶ事に。

待ち列の折れ方とか並び方は杉田家的。

www.camekojiro.com

実は自分が食べている時から退店して暫く雨が降っていたのだが事なきを得ていたようで、この屋根スペースの待合はかなり助かる。
これからの梅雨時や灼熱の夏時など非常に重宝しそう。

この地にできると分かった時は、大学が近くにあるから二郎の中でもかなりヒットしそうだなと思った。三田本店の慶應大学しかり。
しかし反面、上野毛店のように民度の低い若い客が増えるのでは?という懸念もあった。

www.camekojiro.com

が、今回並んだ感じではまだまだ新店の珍しさ見たさというか、地元客というよりも狙って来た客が多そうで、まぁ穏やかというか普通だった。

13:49
二列目川側。

改めて長閑で良い感じ。
二郎の看板効果で郊外でも集客に問題がないのであれば、都心よりもこれくらいの田舎が丁度良さそう。
都心にも行こうと思えばすぐに行けるし。

スワンハイツ104号室の人、空きを見ては最速で訪問できて羨ましい。

LPガス。

ガス代めっちゃかかりそう。。。

折り返し。

14:06
道側まで戻ってくると、撮り鉄で時間を潰すことができる。

これは普通に撮って電車がぶれてるけど、今度機会があったらこのタイミングで「流し撮り」の練習しようかな。

ptl.imagegateway.net

アゼリアホーム。

店前の並びまで来て改めて注意書き。

改めて待ち方の案内図。

自分が滞在中は伸びて3列目ちょいくらいまでだったけど、柱を超えるくらい埋まってる状態にまでなってしまうと、居住者が駐輪するたびに列の後半が乱れる感じになりそう。

お花がいっぱい。

この花は自由に持ち帰って良いとのこと。

お花なんて滅多に貰えるものでもないのでちょっと欲しかったけど、後の用事もあって辞めておく。

見上げて気付いたけど、このアパート、もう布団干し辛いな。。。

看板の位置が絶妙に高い。

割と遠目じゃないとあんまりちゃんと全景が見えない。

14:30
店内の様子が見えて来た。

低反発そうな丸い少し高めの椅子。
カウンター下には物置。
冬場のコートなどはこれのあるなしで結構違うから助かる。

段差に注意。

自販機横にはゴミ箱かと思いきや、ここにも持ち帰り自由な花が。

14:36
店内入場と同時に食券購入。

このタイミング自体は特に指示がなかったけど、店内に一ロット分くらいの待合椅子があり、そこの空きが出たタイミングがベストかなと思い勝手に判断。

やたらと早く買いたそうにしている後続客はとりあえずスルー。
この狭い出入口にて人の出入りが頻繁に行われるのはあまりスマートじゃないと思うので。
店内待ち椅子から察するに、まだ確実に一ロット分はかかるし、まだあわてるような時間じゃない。

ちなみに食券機横のウォーターサーバー上には良い感じの親父フィギュア。

こういうのグッズ化したらめっちゃ売れそう。

この手の食券機でいつも思うのだが、小ラーメンの食券が3箇所押せるようになっていて、実際はどれも同じって言う。
なんか違いがあるのか?どう違うのか?って間違い探しかな。
一瞬混乱するので一つにしたほうがスムーズな気がする。

大豚入り豚4枚券の色合いが吉野家。

www.yoshinoya.com

さて、何を食べるか。。。

ツイッター検索とかで食べた人の画像を見る限り、量は二郎基準あんまり多くはなさそう。

店主さんは野猿出身者との情報をどこかで掴んでいて、盛りの多い感じになるのかと予想していたが、実際は他にも色んなところで修行をされたみたいで、目黒店に近いとのこと。
量も目黒店より少し多いくらいとのこと。

桃乃木かなさんも大を食っていた。

目黒店は最後に食べてから大分ブランクがあるので記憶から抜けかけているが、あまり多くなかったので大ブタでも問題はないはず。

www.camekojiro.com

自分の馴染のある少ない二郎だと京急川崎店だが、比較してどうだろうか?

www.camekojiro.com

京急川崎店だったら大で確定なのだが、、、。
この情報を精査する限りでは大でも行けそうな気がするが、、、。

あと目についたのは、豚がうまそう。
と言うかハズレがなさそうなタイプな気がする。
個人的にハズレ豚って割とダメージをくらうので、それだったら大きく外れることのない麺を増やしたい派なのだが、この店は豚マシを信じても良さそうな気がする。

www.camekojiro.com

あとはまぁ基準となる小がどのくらいなのか?と言うポイントをどちらにせよデータとして抑えておいて損はないかなと言う部分はあるので「小豚入り豚4枚」(950円)でファイナルアンサー。

食べるのがこれっきりと言うことはまずないと思うので、とりあえずこれで様子を見る。

と言うか、豚切れの心配がなさそうなタイプの店かな?
店によっては瞬く間に豚切れしていく店もあるが。

女性助手さんと男性助手さん。
いずれも大学生くらいか。

空席ができても指示が出るまでは店内待ち椅子待機。
ロットは家系みたく一気に動くタイプ。

14:40
道路側ではなく奥側のL字カウンターに着席指示。
普通に考えると奥から順番に席に着くものだと思っていたが、一つ前の客は方向転換をしたかと思うと自分の目の前をクロスするように我先にと一番道路側の席へ。
しばらく呆気にとられてしまった。
いや特にどこに座れって指示はなかったけど、その動きは予想だにしていなかった。
まぁ自分は本来その人が座るであろう奥から順当な席に。

卓上はブラックペッパー、一味、カラメ。

カラメがあるのは現代的。
結果的に今回は何も使わなかった。

店内厨房側からよく見える位置に客待ちの防犯カメラあり。
こういうの大事かもね。

14:49
コールタイム。
道路側からコール。
一つ前の客はもしかしたらコールの順番を知っていて、少しでも我先に食べたいがために道路側に行った可能性が微レ存。。。
まぁでも奥から並んでいるので奥からコールを始めるべきな気もするけど。
ロットも7人くらいと多いので、元のコールの人から最後のコールの人まで1分くらいはラグができるので。

さて自分のコールは最近定番のこちら。
ニンニク少し ヤサイマシ アブラ少し

見た目、自分の馴染みの店だと上野毛店に近いかな。

www.camekojiro.com

と言うか小の丼自体も一緒かも?

豚はハケでアブラを後付けで塗ったのかな?って思ってしまうような感じにテカテカ。

と言うかフライパンで油で焼いたお中元の大切りしたハムみたいにも見える。

トッピングアブラも身の部分多めでアブラ自体もしっかり固形化していて期待が持てる。

隣の寡黙そうだった男性客は、着丼と同時に「うわっ、うまっそっっ」っていきなり喋りだす。
さらに奥の隣の人と一緒に来たのかと思ったが、そうでもなさそうでもある。
テンションめっちゃ上がってる。

とりあえずスープ。

しっかりとアブラの重みと醤油の旨味でパンチあり。

麺は二郎基準ちょいカタメで元気の良い感じ。

ただ、オーション感は諸先輩方の二郎と比較してまだ若いと言うか、深みがそこまでないような印象。
ブレとかの範囲かもしれないが。まぁでもこれは育っていくポイントでもある気はする。
初めて食べる人とかへのとっつきやすさと言う点では分かりやすくてむしろ良きところではある。

豚は見た目通りめちゃくちゃジューシー。

二郎基準だとちょっと薄いけど、存在感は放っている。
いわゆるカルビと言うか。A5ランク肉と言うか。
少量でも密度が濃くてしっかり満足できるタイプ。
逆に言えば歳と共にあんまり食べられなくなりそうなタイプでもありそう。
自分は若干その予備軍に足を突っ込んでいるので、タンパクなロース的な上野毛タイプの方が量は食べられそうである。

ヤサイはシャキシャキでとにかくフレッシュ。
豚やスープが結構ギトギトにゲイン高めなので、余計にそう感じるのかもしれない。
マシにしたけど、個人的にはもう少し清涼感が欲しいなと思ったので、マシマシにしても良かったかもしれない。
まぁでもマシでこれなので、そもそも野菜の量はそこまで増える店ではなさそうな気もする。

隣の寡黙そうだった男性客は、食べている間も「めっちゃっ、うまっ」的な言葉をひたすら言っていたので、心の中で「わかる」と全肯定の相槌を打っておいた。

普段慣れ親しんでいる中山駅前店の薄味や、上野毛店の薄味油少なめ、京急川崎店と比較して、やはり飲み切れるスープではなかったので、この辺りで箸を置く。

14:58
退店。

並びから退店まで1時間半弱くらいか。
まぁオープン二日目のまだ興奮冷めやらぬイベント渦中としては良いタイム感かな。
アトラクションと考えても良い形で訪問できた気がする。

とにかくフレッシュで元気な一杯だった。
普段親しんでいる二郎はどれも優しいチューニングにしているので余計にそう思うが。

スチール弦を張り替えたばっかりのジャキジャキにブライトな感じというか。
EQのハイミッドローを全部ブースト方向にチューニングしたような。
ゴリゴリのアクティブ楽器のような。

アブラ成分はちょっと重めで、食道から胃までワセリンをべったりとコーティングされたような後味。
体感量自体は少な目だけど、アブラの重みでまだ食べられるけど食べられないみたいな。
「薄味油少なめ」申請とかできるのであれば試してみたい。

おっさんが食べるには若い感じがあるけど、これはこれでフレッシュな元気を貰えた。

とにかく分かりやすく派手でフレッシュでジューシー。
二郎を初めて食べる人が「これが二郎か!」っていう入りとしては良さそう。

食後は散策がてら二郎のある風景を。