二日連続だが、タイミングに恵まれたため訪問。
20:46
前日とは打って変わって、何と外待ち無し。
そして店内1人分空席ありで、そのまま滑り込みと言う神タイミング。
そして「冷やし」ボタンも存命。
まさに神タイム。
これだけでもう今回の訪問は大正解。
と言う事で、そりゃあもう冷やしでしょうよと、
小ラーメン 800円 + 冷やし 100円。
1000円札で購入したのだが、なぜかお釣りが出てこない。
と思ったら、馴染みのない黄色いプラカード。
小ラーメンを購入したつもりが、なぜか大ラーメン(900円)を買ってしまうという。。。
空席と冷やしの存在で、ちょっと気持ちが逸りすぎて手元が狂ってしまった。
と言う事で返金&交換に。
これが某二郎系店舗とかだったら凄く嫌な顔をされていたところだが、すんなり応じていただいて胸を撫で下ろす。
お手数おかけ致しました。
自分の殿堂入り申請&コールを把握してくれていた助手さんがいて、「こんな間違い珍しいですね」と。
本当にもうおっしゃる通りで、こんな間違い他店を含めても初めてである。
冷静さを取り戻せた。
そしてその助手さんは、タイムアタック賄いタイムに。
難なく食べ切っているのが確認できたが、凄いの一言。
事前申請は
薄味 油抜き
カタメ申請は受付ていない事は前回学習済み。
しかしこの日はどうしてここまで空いているのか。
あくまでも推測だが、隅田川花火大会が影響しているのではないかと予想。
こう言うことならどんどん開催してほしい。
自分はその隙に最効率で二郎に行かせてもらおう。
他にもこういった大きいイベントのタイミングは二郎は狙い目かもしれないので、心に留めておく。
結局自分の後続に3人で、その3人は冷やしではなくラーメンだったため、その方に先出し提供で、合計10人ロット。実質ラスト提供となった。
待っていると、先に提供していたラーメンの人にコールの勘違いがあったよう。
有耶無耶にするのはお互いに良くない。
お客さん側も、勘違いを招きそうなあまりスマートではない言い方をしている人をちらほら見かける。
こちらのスモジの例があるように、「少なめ」とか付加情報を加えるものと付けないものが混在する場合は、付加情報を付けるものを先に伝えた方がトラブルが抑えられると思う。
例えば、自分のこの店の殿堂入りコールは
「ニンニク少し アブラ少し カラメ少し ヤサイ」
だが、これを
「ニンニク少し ヤサイ アブラ少し カラメ少し」
と言う言い方にすると、ヤサイとアブラをセットに、どっちも少なくして欲しいと勘違いされる可能性も微レ存。
あと、店にもよるが、「マシ」コールは基本付加情報を加えないものと同じと考えて良いパターンが多いかも。
生田駅前店はそうかも。
「ニンニクマシ」 = 「ニンニク」
「ヤサイマシ」 = 「ヤサイ」
なので、マシコールは基本存在しないものと考えて、言わない方がシンプルにまとまるかも。
更に増したい場合は「マシマシ」で。
しかし「マシマシ」も店によって存在しない可能性があるので使い所注意。
生田駅前店は受け付けていないと思う。
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踏まえて改善例。
「ニンニク ヤサイ少し アブラマシ カラメ」→「ヤサイ少し ニンニク アブラ カラメ」
「ニンニクマシ ヤサイ アブラマシ カラメ」→「全部」「ニンニク ヤサイ アブラ カラメ」
「ニンニクマシ ヤサイマシマシ アブラ少し カラメ」→「ヤサイマシマシ アブラ少し ニンニク カラメ」
「全マシでニンニクとアブラマシマシ」→「ニンニクマシマシ アブラマシマシ ヤサイ カラメ」
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などと考えていると、コールタイム。
冷やしの場合はアブラを選択できないのは学習済みなので、
ニンニク少し カラメ少し ヤサイ
着丼。
まずは粗熱を取ったカラメサラダ。
前回も思ったが、完全にナムル。
前菜として言うことなし。
そして本題のこのメニューだが、前回から何かに似てると思ったけど分かった。
「讃岐うどんの冷やぶっかけ」や。
香川県出身の自分がそう感じるので、そこまで突拍子の無いことを言っている訳ではないと思う。
スープは「めんつゆ」に近いかも。
醤油のしょっぱさはしっかりありつつも、みりんっぽい深い甘みと、いりことかの魚っぽい出汁が効いている感じがする。
豚要素は薄い気もして、やはりそのまま冷たくしたって言う訳ではないような気がする。
まぁこれは「薄味油抜き」と言う部分も影響していると思うので、デフォルトだとまた感じ方は異なってくるかもしれないが。
ぶっとくてしなやかな麺は、うどんにも通じる部分もあるからか、めんつゆに近いこのスープとの相性も抜群で違和感無し。
デフォルトではカタメを殿堂入りとしている自分だが、この冷やしの硬さは十分にカタメで、かなり好み。
人によっては硬く感じるかもしれない。
讃岐うどんとして考えた場合、以前川崎エリアの讃岐うどん屋で冷やしぶっかけを食べたことがあるが、インパクトに重きを置きすぎているのか、やりすぎな飲めない硬さに仕上がっていたのに対して、この生田麺は、そこまでいやらしくないナチュラルな硬さで、硬さだけで言えば、むしろこちらの方が地元のうどんに近い気もする。
豚はしょっぱくもほろっとした仕上がりで、余熱を通さずとも旨い。
お弁当のおかずの冷えた唐揚げも、出来立てとは違う旨さがあるみたいな。
踏まえて、豪華な「冷やし肉ぶっかけうどん 前菜にナムルを添えて」と言えば、もうそれ。
ラーメンと言うよりも、讃岐うどん風魔改造メニューと言う感覚の方が近いかも。
そう言うことなので、卓上では七味唐辛子が欲しいところ。
だが、胡椒や唐辛子も良く合う。
完飲。
本当に食べやすくて、食券そのままに大でも良かったかも?ともよぎってしまった。
まぁでも怖いので、今回のパターンで正解だと思うが。
自分の中で、このうだる暑さの中でも食べられる一番進むメニューは冷やし系の讃岐うどんだと思っている。
そう言う意味でも、二郎を冷やしうどん風に持ってきたこのアプローチは、かなり自分の中でしっくりくるものを感じた。
是非香川県民に食べてみてもらいたい。
改めて、店主さんのセンスに脱帽する。
内容も去ることながら、立ち回りも最効率でじっくりと味わうことができた。
たまにこういうタイミングを掴めると最高に気持ちが良い。
二郎も普段より美味しく感じる。
一種のギャンブル。
これがあるからやめられない。
とりあえず、
「隅田川花火大会の日は二郎の日」
これは記憶しておこう。