カメコ二郎

ラーメン二郎を中心に食べ撮りの痕跡置き場。カメラを持って二郎に行きます。

ラーメン二郎 上野毛店 - 2日連続だが、落ち着いた並びのラッキータイミング。遂に「いつも通りで良いですか?」申請 & コール発動。ほとんど常連さん状態のほぼラストロットは、なんだか最後に身内だけに向けてくれたアンコール状態。腹も満たされ心も満たされ、心に残る一杯。

2日連続だが、行けそうだったので狙ってみる。
翌日には中山駅前店も夏季休業から再開だが、暫くは絶対に混むだろうし、生田駅前店は冷やしブームで相変わらずまだまだ混むだろうし、隙がありそうなうちはせっかく日常営業に戻ったことだし、下手に遠慮せずに少し積極的に攻めたいところ。

21:30

8人目に接続。

予想していたよりも落ち着いた並びでラッキータイミング。

向かう前に一応Xの最新順で検索をかけた時に、「40人くらいの並び」と言う情報もあって、ダメ元って気持ちだったが、これは来てみて大正解。

まぁ投稿時間が19時前だった事から予想するに、夏季休業明け4日目と言うことで、食い気満々の勇み足気味の客が多く、序盤に集中しやすかったのかもしれない。

実は前日の余韻がまだ体に残っている状態。
待ち状況も大当たりで、否が応でも上がる。

大ラーメンを。

今回は、入場と同時にスタッフさんから「いつも通りで良いですか?」と。
もはや内容も言わなくなってしまった。

その通り
薄味 カタカタ
申請完了。

入ってすぐの道路側。

大体いつも席が決まったら、カメラの設定、シャッタースピードや絞り、DROなどを確認するのだが、この席、横からの撮影時に奥のお客さんが写り込みそうなので気を付けよう。

スタッフさんの動向を見ていると、後続がどれくらいいるのか気になっている模様。
ひとしきり確認した後、店主さんは大きく息を吐き出した後、「よし、最後7杯行っちゃうぞ」と。
大将、気合いのラストロット。

と思いきや、その後もなんだかんだでちょくちょく後続客が現れ、ラストロットならず。
そしてこの客層的にほとんどの人が常連さんっぽい。
「いつも通り?」申請 & コールも連発。
休み明けのお土産などのお礼タイムだったり、なんだか最後に身内だけに向けてくれたアンコール状態。
内輪といえば内輪だが、この和やかな空気が本当に心地良い。

そうこうしていると、自分のコールタイム。

「いつも通りで良いですか?」発動。

「はい」と肯定しつつも、一通り改めて言おうとするものの、「分かってますよ」とばかりに手を振って制する仕草で、そのまま盛り付けに取りかかってくれる。

コールにおいても「いつも通りで良いですか?」は初めて。
もはや完全把握。
ありがたい。

アブラ少し ニンニク ヤサイ

盛り付けを見ていると、ヤサイやアブラを乗せる前に、一個だけ豚を置いていたのが見えたが、果たして、、、?

着丼。

今日も今日とて、見た目の段階から麗しく、上ブレ確定。

フヨフヨアブラは瑞々しいヤサイに奥行きを。

クセのないカラッとした薄味スープは、それでもオイリー加減が絶妙で、しっかり重心は低い。

ニンニクは早々に高台に避難。

津波や洪水から身を守るシュミレーション。
防災意識は常に心がける。

ベタ塗りニンニク麺推し麺。

ニンニク終了後もプレーンな推し麺。

改めて気付くが、この店の麺、縮れっけなしのかなりストレート。
それでいてスープが抜群に絡む。

微妙に融点の低そうなオーションの表面が粉吹いている感じが、スープの醤油成分と融合しているのではないかと。
この溶け合う感じが、癖になるちょっと香ばしい旨味を醸し出しているのかも。
適当な仮説。まぁ何にせよ旨い。

豚は小さめだが厚みのあるコロコロ系。

繊維で解けるようにしっとりホクォホクォ。

と思いきや、忘れた頃に奥底から1枚サルベージ。

盛り付け時に見かけたやつ。
長く余熱で熟成されて、ホクォホクォ極まれり。
物凄く旨い。

完飲。

退店時、スタッフさん店主さん皆して「毎度ですね」「いつもありがとうございます」「ありがとね」などとお声がけ。
なんて気持ちの良い人たちなんだろうと、心の底から思った。
腹も満たされ心も満たされ、心に残る一杯だった。