カメコ二郎

ラーメン二郎を中心に食べ撮りの痕跡置き場。カメラを持って二郎に行きます。

駒岡家 - 初訪問。味薄め。見るからにクリアなスープは解像度の高い深い味わい。沁みるように旨い。味薄め申請でも十分味あり。麺の硬さは普通でも程良くコシが残っていて良き。チャーシューはスモーキー香るタイプ。卓上の刻み生姜の実態は白い紅生姜。食べ終わりもスッキリ。下手にご飯と合わせないのも良い結果。

ラーメン系のSNSフォロワーさんとかブロガーさんが紹介していて気になっていたこちら。

食べログによると 2024年2月22日 オープンとのことで、比較的新しい。

tabelog.com

生活圏でありながらなかなか機会がなかったのだが、タイミング的に行けそうだったので初訪問。

21:38 着。

朝7時から営業と言う部分もこの店の特徴。

閉店は22:00だが、ラストオーダーは21:45なので、割とギリギリだった。

客にとっては、閉店時間よりもラストオーダー時間の方が情報としては重要かも。

まずは食券購入。

初めてなので、とりあえずトッピング類は考えず「ラーメン中」(950円)を。
ライスを付けるかどうか非常に迷ったが、今回は考えないことにする。

お好みは、味だけ薄めにして、麺と脂は普通で。

とりあえず初めてなので、あまり尖ったことはしないようにしてみる。

水はカウンター角のボトルから。

チョロチョロな水流で、コップ一杯溜まるまでに少し時間を要する。

外国人スタッフさん3人体制で家系ラーメンを作るという空間が少し不思議な感じ。

着丼。

スープが見るからにクリア。

このクリア方面の家系は、もう暫く行ってないのでうろ覚えになってきているが、吉村家直系型。

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最近訪問していた近辺の家系ラーメンは、決まって "どろっと濁り系" ばかりなので、久しぶりにこの系統を見るが、すごく美しい。

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丼の縁ギリギリまでしっかりスープの量がある事も好印象。
どろっと濁り系は、やたらスープが少ない場合が多いので。

と言うことで実食。

スープは、見た目からの予想通り、解像度の高い深い味わい。

沁みるように旨い。
ほのかに酸味っぽい感じも?
後に残らない、くどくない感じも好感。

どろっと系との比較で言えば、二郎で言えば乳化系か非乳化系か?みたいな違いで、完全にそれぞれ個人の好みの問題だと思うが、自分は断然非乳化派なので、この店のスープはかなり好みだった。

そして、これは朝ラーでも問題無さそうなことに納得。
どろっと系の家系だと朝イチから食べたいとはあまり思わないので。。。
朝5時オープンの杉田家に初めて行った時もそう思った事を思い出した。

味薄め申請でも十分味あり。
この感じだと、味普通だったら自分には少し濃く感じたかもしれないので、薄めで正解。

店内の案内にて、提供された後、食べている途中でも、味の濃さを調整できるみたい。

薄くする場合は、つけ麺のスープ割りみたいな感じで調整するのだろうか?

このままでも十分好みな感じだったが、最近大輝家で覚えた "かなり薄め" も試して見たい気もした。

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出汁そのものがしっかり良い味出していそうなので、その旨味をもっと感じてみたい気もして。

脂は普通にしたが、こってりしすぎる事もなく軽くもなく丁度良い重心。

麺の硬さは、"普通" でも程良くコシが残っていて良い感じ。

下手にカタメじゃなくても良いかも。
この系統だったら、むしろ柔らかめの方が気になるかもしれない。
基本カタメ派の自分にそう思わせてくれるのはなかなか。

それにしても、テボザル仕様だが悪くない。
まぁ上野毛店とか、閉店した ラーメン こじろう 526 武蔵小杉店 もテボザルだが、本当に麺が旨いので、使う道具はあまり関係ないのかもしれない。

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チャーシューはスモーキー香るタイプ。

大輝家の感じに近いかも。
吉村家直系もスモーキー系だし、このタイプは基本間違いない。

卓上は、スープのバランスが完成されていたので、下手に入れてそれが崩れるのも嫌だったので使用しなかったが、あまり干渉しないであろう刻み生姜のみ入れてみる。

シャキッとした酢漬けみたいな感じを想像していたが、思いの外しなっと細く。

色が白いだけで、実態は "紅生姜" だった。
牛丼に紅生姜をかけるような感覚に似ているかも。
これはこれで、ちょっとした箸休めに良かった。

海苔は、今回ご飯がないので麺に纏わせて。

悪くない。

そんなこんなで堪能して完飲。

ボリューム感も適度に良い感じ。

近隣の家系ラーメンの店は大概が無料でご飯食べ放題なのだが、ケチ症が発生してついつい迅る気持ちで必要以上に食べてしまい、"中盛り + ご飯2,3杯" くらいを基準としていたので、中盛りのみだと物足りなくならないだろうか?ご飯を付けないなら大盛りにするべきか?と悩んだところだったが、思いの外満足感高い。
逆に言えば、普段食べ過ぎていたのかも。

まぁ無料だからと言っても必ずしも食べる必要はないのだが、無料で頂けるとなるとどうしても手が出てしまう性なのである。
なので、有料化してもらえた方が割り切れて良いかもしれない。

食べ終わりもスッキリ。
スープの系統がそうだし、ご飯を食べなかった事も影響している気がする。
ご飯を食べ過ぎると、どうしても粘り気が食道や胃に残る感じがあって、後々お腹がどっしりと重くなるので。
そう言う意味で、ご飯はオミットして正解だったかもしれない。

あとは、ご飯が無い分ラーメンに集中できた気もする。
二郎でもそうだが、個人的にラーメンは基本一丼に一極集中したいタイプ。
生卵とか小皿系とかあっても、それをどのタイミングで噛ませるのが最適なのか?など、考えるリソースが増えてしまって少し集中力が欠けてしまう。
ご飯にしてもそうなのかも。
じっくりとラーメンに向き合うことができた。

自分にとって家系ラーメンは、二郎ほどのこだわりはなくて、ただご飯と共にお腹が満たされれば良いやくらいにしか思っていなかったのが正直なところなのだが、しっかりしたスープとともに上品な家系が生活圏内にあると分かったからには、今後はもう少しその辺りも意識したいなと思った。
店自体は知っていたので、もっと早く訪問すれば良かったかもしれない。

もし次回機会があったら、
"麺柔らかめ 味かなり薄め 脂普通"
検証かな。