10月14日(月祝)、元住吉にて、いつの間にかちゃん系のラーメン屋がオープン。
正式には11月7日(木)にオープンと言うことで、現在プレオープン中と言うことらしい。
プレオープン期間長いな。
場所は、その昔「せいや」と言う500円の家系ラーメン屋があった場所。
10月いっぱいまでは、10:00-15:00、17:00-21:00の営業だったが、11月に入ってからはなんと24時間営業。
また、10月中は営業時間を短縮してプレオープンしておりましたが
— 【公式】なぎちゃんラーメン🍜11/7(木)元住吉店🍜 (@nagichanramen) 2024年10月31日
明日11/1〜6は下記のような時間でプレオープンいたします
11/7のグランドオープンは朝10時〜開店です
以降24時間営業で、いつでも気軽に中華そばをお楽しみいただけるよう努めます
どうぞよろしくお願いいたします🍜 pic.twitter.com/VWtd4y9KlS
もっと人が多そうであろう川崎駅前の新橋ニューともちんラーメンでさえ、7:00-14:30、18:00-4:30と、わずかにインターバルを置くようになっている中、そんなに頑張って大丈夫なのだろうか?
自分が訪問した5月末は、7時から29時(午前5時)までだったが、いつの間にか縮小している部分からも察する。(それでも十分長いが)
自分は最優先がどうしても二郎に向くので、二郎以外のラーメン屋に行くとするなら、上野毛店の閉店時間が22:00、上野毛店が定休日の土日祝は中山駅前店の閉店時間の21:30、以降まで営業している店にしか、基本的には足が向かない。
そんな中、24時間営業と言うのはぶっちぎりで選択肢に入る。
そして立地的にも生活圏内。
川崎駅前の新橋ニューともちんは少し生活圏外だったので、こちらの存在は大きい。
ちなみに、新宿にあるお店は "ナギチャンラーメン" と全てカタカナ表記。
なぜこういう微妙な変更をするのかは謎。
と言うことでこの日。
二郎にありつけないまま、夕食にありつけないまま、すっかり日付も変わってしまったところ。
コンディションも整っていたところで、初訪問。
1:31 着。
外観や、味の店っていう看板などから、どこからどう見ても見たことのある "ちゃん系"。
こんな時間だが、煌々とライトに照らされて営業している様子はなんだか嬉しい。
そして、こんな遅い時間だし空いているかなと思ったが、意外にもほぼ満席。
東横線元住吉止まりの最終列車で帰れなくなった難民が、とりあえず思考するのを辞めて一旦この店に入るって言うパターンはあるかも。
瓶ビールも置いてあるみたいだし。(600円)
とりあえず入り口横にある食券機にて食券購入。
だるま製麺と言う案内や、メニュー構成なども見たことのある感じ。
面白いなと思ったのは、チャーシュー麺とは別に、チャーシューの食券があるところ。
50グラム150円、100グラム300円。
中華そばとチャーシュー麺の差額が200円。
と言うことは、チャーシュー麺だと75グラム増しという感じなのだろうか?
よく分からなかったので、今回は普通に中華そば並790円を。
そして、忘れちゃいけないこちら、"めし無料" のプラ券を。
入店して、水を汲んで、案内された奥4番席へ。
川崎の立ち食いスタイルではなく、ちゃんと座席あり。
座席で食券提出と共に、めし大盛り可能かどうか確認。
可能とのこと。そしておかわりも大丈夫らしい。
川崎のともちんは、めしは一杯無料、そしておかわり100円だったので、際限なく食べられると思うと嬉しい。
BGMは、ザ・ビートルズ。
これまで訪れた他のちゃん系でもビートルズだった。
これだけでも自分の中で評価は上がる。
卓上には、タバスコ、マヨネーズ、と言ったラインナップも。
この店のラーメンに合うのだろうか。
そして、ちゃん系独自の卓上調味料 "んモーッHOT" がない。
あれ好きだったんだが。
とりあえずめしが着丼。
大盛りでこの量。
なかなか良い感じ。
青かっぱを添えてラーメン着丼まで待機。
ラーメン着丼。
これまで見てきたちゃん系とほぼ同じ作り。
このジャンル、この系列店として、しっかりと受け継がれていることを確認。
スープの透明感が美しい。
そして大量のネギが嬉しい。
まずはスープ。
思いの外、結構 "和だし" って感じ。
醤油感は強くなく、味も薄め。
ラーメンと言うよりも、うどんよりの出汁にも近い気がする。
以前に 日陰 で食べた時を思い出した。
それくらいうどん。
これまで食べたちゃん系は、もっとしょっぱさが強かったイメージ。
今度行く機会があったら薄味申請可能ならした方が良いかなって言うくらいには。
この味だったら、味の濃さはデフォのままで問題なし。
深夜に飲むには丁度良い優しさで沁みる。
ご飯は割とパサ気味の炊き加減だが、スープとの相性良し。
下手にもっちり系よりも合うと思う。
スープで馴染ませて、レンゲの中でお茶漬けさせるのが良い。
麺はもっちり系。
これも優しい感じがあって良い。
チャーシューは、この店の系列にしては少な目かも?
まぁこれまでちゃん系ではチャーシュー麺しか食べたことがなかったので、自分の目で見た訳じゃないので憶測でしかないが、SNSなどで他の人のデフォの中華そば画像を見る限りでは、そう思った。
推測する75グラムマシ程度ではなかった気がする。
もっと肉スープと呼んで良いくらいにはあった気がしたが。。。
まぁでもこれはこれで。
しゃぶしゃぶ状態の薄切り肉は、何の癖もなく普通に旨い。
卓上のニンニクは、二郎のように刻み系なのが良い。
これがなかなかすんなりと馴染んで良い感じ。
ホワイトペッパーも当然のように合う。
そしてやっぱり、タバスコ、マヨネーズ、紅生姜は、この手のラーメンにはちょっと違う気がして、試す気にはならなかった。
この店のメニューのラインナップから考えて、どれに使うのが正解なのかちょっと分からなかった。
メンマも主張こそ無いが名脇役。
ふと気付くと、何だか隣の客が終始咽せている。
耳をすませば、隣の客にとどまらず、他にも咽せている客多数。
恐らくこれは、ネギが予期せずに喉に飛び込んで咽せるってやつ。
さぬきうどんを食べたことがある人なら大体経験しているかもしれないが、あの小ネギ攻撃に近い。
今回のネギはだいぶん大きな輪切りでまだマシな方だと思ったが、それでも川崎市民にはまだ慣れていない脅威だったのだろう。
途中で工事現場の様な激しい音が。
何事かと思ったら、ネギを輪切りにする機械だった。
以前に黙飯で、ともちんの裏現場を見た時と同じ機械。
結構音でかい。
ご飯はおかわりもできると聞いたが、結果的には大盛り一杯で丁度良かった。
大輝家のようにお供が充実している訳でもなかったので、そんなに際限なく進む感じではなかった。
ある意味、リミッターが外れる事なく冷静に食べられて良かった。
大輝家ではいつもつい食べ過ぎてしまって後悔するので。
ラーメン並盛りの量も、大盛りご飯と合わせると問題なし。
そのまましめやかに完飲。
気付くとほとんどの客が退店していたが、多くの人が丼をそのままに、カウンター上部に戻さず。
一応カウンターのところに、食後はカウンター上部に戻すように案内があるのだが、意外と気付かないものなのだろうか?
これは二郎だと下手したら逆鱗案件。
二郎で教育されている自分からしたら、息をするのと同様に、無意識に戻すように体が動くが、ここはただの住宅街だしそうではない人が多そう。
これからどういう対策をしていくのか。
それを横目に退店。
結果としては、これまで行ったちゃん系の中では一番おとなしい印象。
恐らく自分が利用するとしたら、二郎に振られ続けた結果辿り着く感じになると言うことで深夜帯になることが予想されるが、この時間に食べるものとして最適解。
そして、一括りにちゃん系とは言っても、見た目はよく似ているが、意外とそれぞれ店ごとに味わいが違うことは少しの発見。
まぁ二郎とかラーショとかもそうだと考えると、納得の範疇。
わざわざ遠方から食べに来る感じではないが、地元にこう言う店が一店あると嬉しい感じ。
24時間営業で生活圏内。
これはまたお世話になりそう。