21:46
到着も、この時間でそこそこ並びだったのでアウトかもしれないなと思いつつ、駄目元で恐る恐る最後尾の方に尋ねると、案の定宣告との事。
この方、なんとなく知っているお顔で、お互いもう常連と言う認識あり。
お互いにこの平日の21時台、ラストロット付近に出没する感じ、以前にもラストロットを2人で食べた間柄である。
彼はスタッフさんとも身の上話をするくらいの仲みたいで、「ちょっともう一人行けるか掛け合ってみるよ」と交渉、そしていつものスタッフさんズも、自分の顔を確認すると快諾頂く。
大感謝。
まさかこんな力技があったとは。
勿論これを常習するのはNGだが。
なんだかんだでここ暫く上野毛方面に縁がなく、11月入って初だったので嬉しい。
そして待ち時間、改めてその常連さんともお話を。
"二郎" と言う接点だけで繋がれた方と、ここまでお話しできた事は初めてかもしれない。
お互い共通に好きなので、ネタが尽きる事もなくあっと言う間の待機時間。
楽しかったです。
さて、食券購入。
いつも通りに大を。
と、ボタンを押すも、食券が出て来ない。
助手さんに来て頂き券売機の中を確認すると、内部で券が所定の場所にしっかりと収まっていなかったっぽい。
最近はちょっと前にした自分の行動すら忘れやすくなっている部分もあり、「お金ちゃんと入れた?」って言う質問に少しだけ自信が持てなくなってしまう感じもあったので少し焦ったが、まぁ一安心。
そして事前申請だが、毎度のごとく、挨拶のように「薄味〜カタカタですね」となりそうだった所、今回は、前回の "カタメ" に続き、"デフォルト" を検証したいと言う課題があったので、ちょっと待ったをかける。
と言うことで
薄味
のみで申請。
助手さんがそれを大将に共有するも、大将はそれを話半分、「薄味カタカタだよな」「ん、薄味カタカタだろ?」って。
自分のことはもう "薄味カタカタ" の認識で信じてやまない感じになってしまっていたので、改めて申請確認。
もはや "薄味カタカタ" が定着し過ぎ問題。
まぁでも大変ありがたい話。
ちなみに、この日交渉頂いた彼はいつも柔らかめのイメージだったが、この前カタカタにしたら何度か再確認されていたのを見たことがある。
そしてこの日はカタメにするらしい。
定着も良いけど色々試すのも面白い。
こう言った一悶着もありつつも、ようやくコールタイム。
ニンニク少し アブラ少し ヤサイ
まず見た目、最終ロットとは思えないくらいに鮮やかな緑のキャベツが豊富で、アブラも潤っていて鮮度が良さそう。
と言うことで、アブラサラダから。
案の定と言うか、有機的でうんま。
フルフルアブラも最高過ぎる。
スープも沁みる。
これが飲みたかった。
そして課題の "デフォルト麺"
思いの外しっかりと小麦がムワッと。
確かな質量を持って口の中に感じる。
この存在感、本物。
すごく旨い。
思えば最近のカタカタは、極端に言えば少しだけベビースターラーメンみたいな感じ。
水分が控えめなためか、麺の太さ自体もかなり細目。
やっぱりしっかりと水分を吸収して立体感を模したデフォルトが本当の意味で完成系なのかもしれない。
そして後々、お腹の中で膨れて時間差で苦しむ感じが、デフォの方が時間差ダメージが少ないかも。
カタカタは時間差で赤ずきんちゃんのオオカミ状態で苦しくなることもしばしばあったので。
そして、以前食べた時の記憶よりも、これでも十分カタメなイメージ。
まぁこれはブレの範囲かもしれないが。
京急川崎店を気持ち硬くしたような感じと言うか。
京急川崎店はもう少し硬くても良いなと言う希望があったが、ここで叶う事に。
そしてそれを量的にもお腹いっぱい食べたいと言う願望も叶うので、京急川崎店に求めていた理想がここに。(麺に限り)
デフォルト麺、改めてかなり良好。
これを食べると "カタメ" は少し半端な気もしないでもないかも?
なんとなく最近は麺の硬さが全体的にカタメ寄りにシフトしている気がするので、この感じだったらカタカタもまだ自分が理想としているコンディションではなさそうと言うことで、暫くはデフォルトがベストかも?
豚は、良質アブラと良質赤身のハイブリッド。
2度美味しい最高の組み合わせ。
終盤に差し掛かった辺りで、助手さんから "刻み紫玉ねぎ" のお試しトッピングが。
これは嬉しい。
清涼効果が思いの外効く。
これは夏場の方が合いそう。
結構さっぱりするので、これと合わせるなら味は薄味じゃなくてデフォルトの方が良いかもしれない。
トッピング一つでも、風味や味わいが意外と変わるのは発見。
意外と支配力あるかも。
そして、いつの間にか助手さんと交渉頂いた常連さん含めてトッピング談義。
新しい助手さんは "パクチー" が気になっている模様。
自分は咄嗟に "ほうれん草" 案を投下しておいた。
家系的要素。
そんなこんなで和やかな食卓。
最後の一滴まで美味しくて完飲。
この日は色々とイベント盛り沢山。
それも全てほっこり系で、改めて上野毛店の作り出す温かい空間が好きだなぁと。
若干浮足気味だったこともあり、麺や豚の写真はピントが甘め。
これはもう少し冷静になるべきだったと反省。
とりあえずこの日は、あわや宣告の所をねじ込んで頂いた事に感謝しかない。