カメコ二郎

ラーメン二郎を中心に食べ撮りの痕跡置き場。カメラを持って二郎に行きます。

ラーメン二郎 生田駅前店 - カラメがモヤシを伝うように、先端まで流れてはポツリポツリと滴り落ちる。思わず見惚れてしまいそうな風情ある光景。改めて、生田のカラメはマイルド。唐辛子投入で "豚汁" 要素マシ。隣の人の食べ方が異常に汚い。同じ時間経過でも、ちまちま食いだと急速に劣化して行く感じあり。

20:53

外待ち無しで店内中待ち空席ありの神タイミング。

すぐに食券購入。

小ラーメン。

すぐに食券確認タイム。

薄味 油抜き カタメ 申請。

ここまでスムーズ過ぎて助かる。

実は前日上野毛店に向かうも、地獄のような並びを目の当たりにして撤退していたので、救われた気がする。

これだけで、もう内容どうあれ上ブレ確定。

ありがとうと言いたい。

まぁ上野毛店は祝日定休日なので、夜帯しか基本行けない自分のような人間は三日間は選択肢に入れられなくなる訳で、狙いたい気持ちは理解できる。

が、今年一発目の上野毛初めをどうしても食べたかった時のモチベーションだったら接続していたかもだが、今回はそこまでのモチベーションはなかった。

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コールは
ヤサイ ニンニク少し アブラ少し カラメ少し

着丼時、カラメがモヤシを伝うように、先端まで流れてはポツリポツリと滴り落ちる。

"二郎百景" とでも言う言葉がもしあるのであれば、最上位に食い込んできそうな、思わず見惚れてしまいそうな風情ある光景。

時間が許されるのであれば、滴る様子をじっと見つめていたいと言うか、動画でも抑えたい所ではあったが、そんな悠長なことは許されない。

まぁ本当に美しい光景とは、自分の目で見て心のうちに留めておくべきもの。

と言うことで、アブラカラメサラダから食べ進める。

改めてふと思った事だが、生田のカラメはそんなにしょっぱくない。
出汁醤油というか、角が取れてマイルド。

痛くない程度にキリッと、輪郭を立たせて引き締める感じ。

作品の最後にニスでコーティングするような感じ。
香川のおでんにつけ合わせる "からし" にも近い。

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からしとは言え、むしろちょっと甘いみたいな。

楽曲制作で言えば、最終段のマスタリングに近い。
楽曲制作と言えば、つい最近、アレンジ、ベース、エレピ(打ち込み)、ミックス(補佐)にて関わった、シンガーソングライターのやたろー氏の楽曲がリリース。

是非ご試聴ご試聴。

話は逸れたが、反面して、上野毛店のカラメはダイレクトにしょっぱくなるタイプ。

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使っている醤油は一緒のはずなので、ベースとなるスープとの相性なのだろうけど。

それにより、店にごとに、使うか使わない、少なめかどうかの匙加減なども調整してやる必要が出て来る。
面白い所であり、難しく奥深い所。

言える事は、生田のカラメはそこまで怖くないかも。
むしろ醤油成分が増える分少し非乳化感も増して、非乳化派の自分としても有効。

ニンニク少しは本当に少し。

存在を感じないまま食べ切ってしまうことになるが、これくらいが良かったりする。
程良いサチュレーション。

スープも麺も豚も生田らしさ全開のもはや説明不要なもの。

う ま い 。 。 。

後半、基本卓上は使わない派の自分だが、久しぶりに唐辛子を投入。

"豚汁" 要素が強くなり、これまた良い感じ。
寒い日の豚汁は間違い無く最高だし、二郎の豚の豚汁なんて美味いに決まっている。

それにしても、隣の人の食べ方が異常に汚い。
ちょっと怖くて直視できなかったが、チラチラと目の脇に映り込む。

とにかく溢しまくりで、落ちて暫く経ってそうな麺とかを箸で少し苦戦しながら拾っては丼に戻している。
あれはもう3秒ルールどころじゃないくらい時間経過して、雑菌とかやばそうだし、絶対に後で腹痛にやられるやつ。

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そして落ちた麺とかによって、テーブルがもう見るからにアブラでベタベタ。

生卵のお椀を左手に持っていたが、その中には入れてから暫く経って劣化してそうな麺。
本来の丼の方も、拾って入れた麺などもあり、麺が伸びてそうで何だか不味そうに見える。

両肘をカウンターに付いてちまちま食い。
公共の場所において、最低限の行儀作法や教育って必要やなと思う瞬間。

そんな食べ方なので、自分が食べ終わる頃その人の残量1/3くらいと、なかなかのローペース。

自分も食べるのは遅い方なので、気付いたら同ロットではその人と2人だけだったが、現に自分のラーメンは最後まで抜群のコンディションで最高に旨かったのに対して、同じタイムラインの彼のラーメンは不味そう。

不思議なことに、同じ時間経過でも、常に食べ続けて流動的な状態の丼と、ぽつりぽつりと食べている丼とでは、後者の方が急速に劣化して行く感じあり。

住まなくなった家が急速に劣化していくのと同じような感じなのか。
なかなか興味深いデータ。

思えば、着丼時のラー写を撮る時も立ち上がったり、待機中も何だか少し挙動がおかしい気がした。

酔っ払っていたのか、変な薬でもキメていたのか、何だか万全ではない感じあり。
元から少しおかしい人の可能性もあるが。

あまり関わりたくない方であることには間違いない。

踏まえて、ラーメンをより美味しく食べる方法の一つとしては、なるべく可能な範囲で早く食べる事。
無くなっていくのが名残惜しい気持ちも分かるが、それを振り切って極限集中で。
まぁ普通に食べていたら問題なし。

とか思いながら、完飲。

最高に美味かった。
スムーズだったし最高。
余韻も素晴らしい。