この日は、二郎とは全く無系統の友人と久しぶりに登戸付近で飯の流れ。
このエリアなら、最近では生田駅前店一択、一昔前なら蓮爾登戸店一択だが、それ以外と考えると、以前に訪問したことのあるこちらを思い出し訪問。
これまで食べてきた印象として、
ぶっかけ > コシがちょっと強烈すぎる。ハードでムチムチ。
かけのひやあつ > コシが失われすぎる。
と言う部分から、中間的な部分が欲しかった印象。
かけの「ひやひや」仕様だと何となくその中間的な部分が狙えそうな気がする。
と言う部分から、それ狙いで。
まぁ、もう3年近く前のデータになるので、変わっている能性も十分に考えられるが。
せっかくなので、何か天ぷら付きのセットで行こうかと。
色々組み合わせがあり迷ったが、まぁこの店の推しであり、以前も食べたことのある「かしわ天」をチョイス。
麺量は、前回が特盛りで全然問題なかった記録からそれで。
と言うことで、
「かしわ天かけうどん」(850円)
「麺特盛650g」(250円)を。
しかし、この店の食券機の配列が正直絶妙に見にくい。
半かしわと微妙に違う組み合わせが一通り、まるで間違い探し。
ぶっかけ、かけ、釜玉が縦揃えで同じ配列じゃない感じも、例えば、かけにはあるのにぶっかけにはない構成とかあったりするのではないか?とか疑ってしまうような、自分のような低スペックなCPUの頭では、一目で情報を処理できない。
以前は縦揃えでまだ見やすかったのだが。
尚、以前に食べた「Mix天」と言うメニューは恐らく「ちくわ天 舞茸天」と言う表現のやつだろうか。
到着時は列もなかったが、自分が訪問したすぐ後くらいから列が伸び始めたので、タイミング的には良かったかもしれない。
食券を提出して、席について一息ついて、何か忘れている気がする。。。
、、、「ひやひや」申請していない。
以前はカウンターの目に付きやすい場所に記されていた、かけの「あつあつ」「ひやあつ」「ひやひや」の案内がなくなっており、何となく食券購入で少し集中力を切らしてしまっていて一瞬忘却してしまっていた。
と言うことで、焦りつつ改めて申請。
と同時に、記されなくなったと言うことはやらなくなったのかなと思うも、すんなりと承諾いただき一安心。
まずはかしわ天着。
前回も見たが、まるで2人前かのようなビジュアルにはやっぱり上がる。
そして特盛りうどん着丼。
なかなか良い大きさの丼。
見るからに澄み切った綺麗なお出汁と艶々の麺には期待しかない。
まずはお出汁。
いりこの奥深い味わいがじんわりと滲むように遅れて広がる。
自分の想定以上に味わい深い旨味で、しみじみと本当に旨い。
この数年、二郎においても自分は飲めるスープを常に模索しているくらいには、スープにかなり重きを置くようになっているが、ついついぶっかけに目移りしそうになる所、これを飲むとやっぱり基本にして「かけ」にして正解。
麺のコシも程良く好み。
狙い通り決まった。
まぁこれを食べた感じだと、以前に食べたひやあつにて失われすぎていたように感じたコシも、何となくただのあの日のブレだったんじゃないかとも思ってきたが。
デフォルト混入の天かすも普通に旨い。
これは揚げたてなのではないかと推測。
卓上にも天かすはあったが、これは既にここにあったと言うことから作り置き。
一応少しかけてみたが、やはりデフォルト混入の天かすに軍配。
かしわ天はサクサクジューシーで文句なしに旨い。
懸念していた、歯の詰め物が取れそうなほどのやたらハードだった衣も、前回ほどではなく丁度良い。
しかし揚げたての天ぷらは久しぶりだが、当然だけど、スーパーの惣菜の作り置きしたものよりも断然旨い。
「出来立て」と言うだけでも、そのアドバンテージは果てしなく強い。
つゆでしっとりと、塩でピリッとコントラストを上げたりと、対極な食べ方で楽しむ。
これもぶっかけではなく、かけうどんならでは。
当然のように完飲。
MVPは、やはり出汁がすごく美味しかった。
総合的に、これまで食べてきた中では一番各パーツバランス良く美味しくいただけた気がする。
香川県出身のくせに、讃岐うどんそのものもめちゃくちゃ久しぶりに食べたが、やはり旨い。
たまにはこう言うのも良い。