カメコ二郎

ラーメン二郎を中心に食べ撮りの痕跡置き場。カメラを持って二郎に行きます。

ラーメン二郎 上野毛店 - 「味デフォルト/油抜き」再検証。通常の2枚の豚に加えてゴロゴロ豚の上にニンニク鎮座スタイル。アブラはフルフルで実体のない綿菓子状態。ヤサイは下手な繊維を感じない瑞々しい潤い。麺は欲しているカタサ加減太さ加減。味の出方は生田駅前店の薄味と同等くらい。懸念していたよりも意外と普通に飲めてしまい完飲。総合的に本当に良いバランス。

21:25

4人目に接続。

唐突に始まった猛暑の影響か、良き並び。
ラッキー。

この日は前回一昨日に訪問時よりも、更なる猛暑。

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前回、気温もかなり上がり始めた頃で、そこに追い討ちをかける灼熱スープに舌が若干麻痺してしまい、それまで殿堂入りしていた「少し薄味」カスタムでは薄く感じてしまったことから、この日は味についてはデフォルトで行こうかなと。
油に関しては変わらず、お気に入りの「抜き」で。

スープの完飲までは厳しくなるかもだが、まぁ一般の殆どの人が逆にそこまで飲んでいないので、むしろ普通の食べ方かなと。

しかし、以前に一度このカスタムで食べた時に、独特の酸味感がちょっと個人的にそこまででもなかった部分があり。

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それが許容できるかどうかと言う部分も再検証なイメージで。

大ラーメンを。

ロット漏れで入り口先頭待機。

しかし、この入り口目前にして退店者がなかなか現れず。心なしか回転遅め。
まぁ暑くて熱いからだろう。
自分も前回そうだったので理解はできる。

電車のタイミングでどどっと並びが増えるのは駅近店ならでは。
電車のダイヤが並びに直結して影響する。

そして、躊躇なくいきなり店内に入って先買いする集団。
リーダーと思われる人物が、さも色々知ってて初めてと思われる人にレクチャーするように先買いしている様子には閉口する。

1番道路側奥席。

油抜き カタメ
申請。

前回座った、大将側一番奥席よりも全然エアコンの涼しさを感じられる。
そう思うと、前回も不使用かと思ったが、実は単に寸銅の近くで蒸し暑かっただけだったのか。
それとも、その翌日かこの日からエアコンを点け始めたのか。

まぁしかし、暑さと熱さ対策がきっかけの「味デフォルト」だが、この席の環境だったら、いつも通りに「少し薄味」でも良かった可能性も。
色々考えもよぎったが、まぁとりあえず今回はこのパターンを楽しむことにする。

ヤサイ ニンニク少し アブラ少し
コール。

通常の2枚の豚に加えて、ゴロゴロしたハギレっぽい豚に否が応でもアガる。
ケチくさい話かもしれないが、自分は通常部分よりもこういう余り物っぽい物の方がアガったりする。

近くのスーパーで、たまに「カステラ切落とし」「アップルケーキ切落とし」と言った、端っこのみを集めて安くなった商品が売り出されるのだが、見かけたら絶対に買うくらいにはなんか魅力に見えてしまう。

通常の2枚の豚も見るからに良き塊肉。

そして、そのゴロゴロ豚の上にニンニクが鎮座するスタイル。

これ、かなり良いと思う。

個人的に、ニンニクはスープにあまり溶かしたくない派なのだが、大抵は既にスープに少しかかるように、丼の淵に添えられるように提供される場合が多いが、この乗せ方だとその部分がクリア。
そして、単純にニンニク豚が最高に美味そう。
ニンニクによって臭みが完全に消えてそう。
まぁ元から臭みなんて全く心配していないけど。

とりあえずアブラサラダ。

アブラはフルフルで実体のない綿菓子状態。
ヤサイも下手な繊維を感じない瑞々しい潤い。

中山駅前店がホームの一つである自分は、ヤサイに求める基準が少し厳しめかもしれないが、この日の上野毛のヤサイは、それに劣らずめちゃくちゃ良いコンディション。

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ヤサイは箸休め成分として最後まで温存派の自分としては、ついつい食べ過ぎてしまうのを堪えて我慢するくらいには旨かった。

そして「味デフォルト/油抜き」スープ。

いや、正直かなり良い。

懸念していた不思議な酸味成分は全くなく。
あの日だけのブレだったのか。。。
検証が足りなかったかな。

油抜きとは言え、豚やトッピング油によると思われるナチュラル油膜も。
意外とこれらが適度に心地良い重さも出してくれて、物足りない感は無し。

味の出方も、しっかりありつつ、懸念していたよりも普通に結構飲める。

改めて味わうと、味の出方は生田駅前店の薄味と同等くらいかもしれない。

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まぁ思えば、店ごとに基準が変わるのは二郎において当然のこと。
自分も「薄味」に捉われ過ぎて、デフォルトの味を怖がりすぎていた部分あったかもしれない。

今回の良きバランス、酸味成分や飲みやすさについて、他に考えられることとして、前述のヤサイが良かったことも少なからず影響してそうな気もする。
ヤサイから漏れ出るナチュラル水分によって、ナチュラル薄味化、ナチュラル最適化されていたのかも。

これが及ぼす影響がどこまでなのかも現段階では不明なので、また数回検証を重ねて、データを確固たるものにしていきたい。

麺は、欲しているカタサ加減、太さ加減で、かなり好みの仕上がり。

キメの細かいピリリと刺激的なニンニクとの相性が最高。

ゴロゴロニンニク豚は、もう当然のように旨い。

味染み具合もしっかりとしょっぱ旨。

通常豚の方も、申し分ない分厚さと食べ応えで、間違いない旨さ。

スープは飲み干すつもりはなかったのだが、食べ進めているうちに意外と飲めてしまうことに気付いて、せっかくだからとの思いで結局完飲。

普通にすごく良かった。
やっぱりしっかり味が出たことにより、いつもよりも少しメリハリが効いた仕上がりになっていたと思う。

総合的に、本当に良いバランスだった。
求めていた形かもしれない。
また次回検証が楽しみ。