カメコ二郎

ラーメン二郎を中心に食べ撮りの痕跡置き場。カメラを持って二郎に行きます。

ラーメン二郎 上野毛店 - 「カタメ」仕様の麺が絶妙な立体感を伴い最高に好み。スープはヤサイからのナチュラル水分で気持ち薄まる部分まで踏まえて、ピンポイントに絶妙なバランスの上に成立。無理して飲まない思考にようやく精神が追いつく。長期休業の前に一つの気持ちの整理、答えが見つかり、すっきりした気持ちで肩の力を抜いて食べられて、最高のコンディションで堪能。

来週から長期休業に入るこの店舗、今週一度は抑えておきたい。

週明け初日だが、行けそうだったので訪問。

21:27

今週はずっと混んでいる可能性もよぎったが、まぁまぁ程良い並び。
金曜土曜辺りはこの限りではなさそうだが。

この日は、かねてより気になっていた、「大ラーメンでスープの量半分」と言うのが、果たしてどうなるのかと言う検証を改めて。

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あらましとしては、それまでの殿堂入りであった「薄味」だと問題なく完飲できていた所、最近の嗜好的に薄味ではちょっと物足りなく、味の出方としてはデフォルトがしっくり来るようになったのだが、その濃さだと完飲までは難しく。

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しかし、勿体無い症の自分としては、ついついそれでも必要以上に飲んでしまい、後に浸透圧にやられてちょっと後悔する感じというか。

あと、完飲目前の豚やニンニクカスを食べたい部分もあり。
それを食べることにより得られる、完飲ならではの美味しさ、達成感、爽快感も、捨て難い。

そこで考えたのが、そもそもスープの量をあらかじめ飲める範囲で少なめにしておけば、諸々解決するのではと。
エコだし、材料費的にもお店にとっても良いのではないかと。

残す前提って言う考え方が、エコな自分としてはどうしても居た堪れない気持ちになって割り切れなかった。

あと、普段から基本完飲していたので、急に完飲しなくなると、スタッフさんたち体調悪いのかとか、あんまり美味しくなかったかなとか、いらぬ疑念を抱かせてしまわないかと言う部分も若干よぎっていた。
本当に考えすぎかもしれないが。。。。

ウォーターサーバーの部分には休業の貼り紙。

"8月4日(月)〜8月25日(月)まで工事のためお休み。"
"8月2日(土)は昼の2時まで。"

食券機では、何とぶた入り存命。

前回良かったので、ぶた入りがあったら小豚と言う選択肢がありだと結論付けた所だが、ここで今回の検証をしないと、この課題が1ヶ月近く解決しないままモヤモヤを過ごす可能性がある事を考えると、精神的にきついので初志貫徹で。

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大ラーメンを。

入店して申請タイム。

麺の仕様は前回の反省から、やっぱりデフォルトではなく「カタメ」で。
油は殿堂入りの「抜き」で。

加えて、

「スープの量半分、、、って可能でしょうか」
「できないです。バランスぐちゃぐちゃになってしまうんで」とのこと。

きっぱりと、気持ちの良い解答。

二郎の店主さんたちって、しかとするとか黙って結局何も処理しないとか、「察して」的な感じで、結局どういうことだったのかとか、答え合わせもできず、何だかモヤモヤするコミュニケーションになる場合があったりして。

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理由がもしかしたら何か後ろめたい事情があって、返事が鈍っていたのかもしれないが、そこはもうそちらのコンセプトの範疇なので、自分の方からは特に口出しできることではない事は理解しているので、ただ「できる」「できない」、なんかしら解答、情報が欲しい場面があったりした。

自分も別に何も無理にやってくれって言っている訳ではなく、あくまでも単なる質問で、可能だったらくらいだし、それに対して怒り怒られとかって言う情緒不安定になる場面でもないし、単に返事、単なる受け答えの一般的な会話がしたいだけなのである。

そんなこともあったりしたので、今回のやりとりは100点満点に求めていた解答が得られて助かりました。

ともすれば、後はもう楽しむのみ。

コールは殿堂入りのこれ。
ニンニク少し アブラ少し ヤサイ

着丼。

整った見た目でふつくしい。
ニンニクがスープに浸るポジション。

大の赤い丼は、直径が大きいので広くキャンパスを使える分、こうしてレンゲでニンニクをスープに晒す余裕あり。

まぁこれもスープ半分だと恐らく叶わなかった事。

こうして少しじゃぶじゃぶとニンニク出汁を取った上で、一番標高の高い部分に避難させるのがまずやる事。
そしてスープを全体に回し掛けして実食。

スープは、醤油の出方や重さもまさに求めている感じ。
ヤサイコールによるヤサイからのナチュラル水分で、気持ち薄まる部分まで踏まえて、ピンポイントに絶妙なバランスの上に成立。

麺は、デフォルトを3回挟んだ後のカタメと言うこともあり尚更感じるのかもしれないが、今回のカタメの麺の仕様は本当に好みだった。

絶妙な立体感。
デフォルトだと、ちょっとペタンとヘナヘナと少しマットな感じが、程よく輪郭が付いて陰影というか奥行きが出る感じ。
Adobeのプレミアとかで、テロップにストロークをつけて奥行きや輪郭を出すイメージ。

それでいて、カタメとは言え柔らかめで、スープや野菜馴染み、箸馴染みも良好。
心地よい反発感も伴い、咀嚼も気持ち良い。

他のカタサ加減では出せない、茹ですぎでもなく茹でなさすぎでもない、絶妙に丁度良いホットポイント。

色々と浮気してきたが、やはりカタメが一番好みかもしれない。

豚は、いかにも上野毛という感じの、癖の無い赤身肉で、しっとりうんま。

スープ完飲はやっぱり難しく、適当な所で。

しかし、この日はきっぱりと「半分にはできない」と言って頂けたおかげで、なんか自分の中で色々と踏ん切りがついたと言うか、割り切れたと言うか。
そのセリフが、同時に「飲まなくて良いですよ」と言う風にも感じられたと言うか、何だかいつの間にか「飲まなきゃ」みたいな意識になってしまっていた部分からの呪縛から解き放された感じと言うか。

公式からそう言って頂けるのであれば、何も後ろめたさを感じなくても良いやみたいな。

信用できる誰かに言って欲しかったのかもしれない。
結局の所、勝手に解釈して自己解決だが、納得できる何かきっかけが欲しかったのかもしれない。

色々と解決して割り切ることができて、この日は内容は勿論、精神的にも良いコンディションで食べられて、最高に旨かった。

そして、飲まないとなると、大ラーメンの体感量も余裕ができた気がする。
実は大ラーメン、ちょっとしんどいかもなぁって思うこともあり、食べるのに少しよいしょが欲しい部分もあったのだが、今後はより肩の力を抜いて食べられそう。

しかし、飲む飲まないで結構ボリューム差がある気がする。
今まで飲んでいたが、実は麺マシで飲まない人と同じくらいの体感量くらいあったのでは無いかとか、ちょっと思ってしまった。
まぁあの水量なので分からないでもない。

ホーム二郎、中山、上野毛、生田とあるが、一見上野毛のスープが1番飲みやすいのではと思われるが、自分の中で唯一完飲しない店舗として改めて。

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とは言え、普通に結構飲んでるし、水量が一番多いので、実際の飲み量は同じくらいかもしれないが。

この日は麺が最高のコンディションだったので、豚入りじゃなくて「大ラーメン」で正解だったかも。
と言うか、各パーツのボリュームバランスが凄く良かった。

バランス重視な自分としては、やっぱり基本は大で良いかもしれない。

退店時、もう良い時間ということで、宣告スルー常連さんを発見。
もしかしたら次は一月後になるかも?と言うご挨拶を。

とりあえず、長期休業の前に一つの気持ちの整理、答えが見つかってすっきりした。
改めて、上野毛欲が高まる。そして長期休業で焦らされるのだが。。。