前日の一杯が本当に美味しくて、余韻がまだ残っているが、機会に恵まれたからには逃さない。

21:33

ほぼジャスト約24時間ぶり。

一つ前の男性客がなんか独特なポジション取り。

ソロ客だが、謎にやたらと道路にはみ出す形で、更に一つ前の客の真横近くに立ったり、はたまた、かなり後方まで下がって来たり、列に収まったりと、正方形かつ対角線な座標範囲で、上下左右、斜め前方、斜め後方、と(□ × ↖︎ ↓ ↑ ↘︎)、一定の周期でスッと動く。
定位置が決まると一定時間ストップするが、動き出すとやたらキビキビ。
チェスの駒かな?
下手に距離を詰めるとぶつかりそうなので、一定に距離を保つ。
ひと所に落ち着いたかと思えば、何か一点を見つめたりする。
自分の目には、特に何か落ちていたりする訳でもないのだが、、、彼の目には一体何が見えてるんや。
急に立ち止まったり一点を見つめたりする挙動の不思議さが、最近YouTubeで見つけた、猫と猪の動画みたい。
このシリーズ、別に何が起きるっていう訳でもないけど、ずっと見ていられる。
もしかしたら、彼の謎挙動をただ撮影しただけの動画とかがあったら面白いかもしれない。
まぁ絵面はおっさんなので、全くの下位互換だが。
ちなみに、この動画の猪は穏やかそうだが、万が一のためにも撮影者は一切触らないようにしているみたい。
なので、このおっさんにも、ちょっとじっとできませんか?などと言った声掛けなども、イレギュラーな危険が発生する可能性を考慮して、遠目に見ておくだけにする。

その更に前方では、若干うるさめの若者集団がいるが、おっさんによってある意味隔離されていて、並び自体は快適。
絵的には若干うるさいが。

21:45
後続で宣告のやり取りが。
いつの間にか宣告になっていた。

気付くと自分の後ろに、2人まで伸びており、必然的にラストロット。

大ラーメン。

仕様は、前回同様に
油抜き 薄味 カタメ
申請。

ニンニク少し アブラ少し ヤサイ
コール。

スープはよく知っている、なみなみ水量。


前回少なかったのは、やはりたまたまかな。


それにしても、スープの澄んだ透明感、ふつくしすぎる。
油抜き薄味仕様は、今回も特に物足りなく感じることはなく、凄く良い感じ。

素材の旨みを惜しみなく感じられる仕様で、完全に自分好み。

ニンニクはスープにヒタヒタ仕様。
スープに少し馴染ませた後は、渋みが出る前に高台に。
必然的にニンニクアブラ。

これに絡ませて食べるヤサイも旨い。
麺は、蓮爾シリーズお得意の、断面に生小麦が見えるハード仕様。

数本ひっついて擬似太麺となってヘヴィ仕様。

完全に配線コード。
かと言って、蓮爾のように顎疲れする訳でもなく。
絶妙に小気味良い硬さで咀嚼が楽しくて、個人的にはかなり好み。
これもまさにカタメならではの絶妙な仕上がり。
これまでの経験則から、カタカタだったら多分ここまで旨みが出てなさそうだし、デフォルトだったらもう少し平凡だったんじゃないかなぁと予想。
まぁ好みの問題だが
豚は、よく知っている上野毛豚が2枚デイ。

癖のないホクホク良質タンパク質。

スープは癖なく飲めてしまい、悩むことなく完飲。

今回は物理量もそこまで派手ではなかったので、無理なく必然的に。
「薄味」、今回の仕様で二日連続で食べてきた結果として、これで殿堂入りかな。
やはり自分には合っている気がする。
優柔不断なので色々と試したけど、もうこれ基準で。
今後、もし物足りなくなる時が続いたとしても、いつか復活する時まで定点観測するくらいの気持ちで。
前日のような派手さはなかったが、シンプルにじんわりと楽しませてくれた。
こう言う日常的な一杯こそが、上野毛店の真髄でもある。
退店後、一足先に退店していたチェスの駒男は、店の前でまた中途半端に道路にはみ出した位置にて静止して、地面の一点を見つめていた。
いや本当に、一体何が見えているんや、、、謎。