


21:29
程々な並びの良タイミング。


2人前に常連さんの姿を確認していると、すぐ後ろにも馴染みの常連さんが、彼にしては早目の登場。
ちょっと気になっていた、これまでの製麺助手さんのラストエピソードなどをお伺い。
ハッピーそうな感じが容易に想像できて何より。
大ラーメンを。

店内入場も、運良く連席。
油抜き 薄味 カタメ
ニンニク少し アブラ少し ヤサイ



アブラは、肉繊維混じりが沢山。

アブラというより、肉フレーク。
表面積が大きくなるので、ヤサイにしっかりとまとわりつき、ヤサイの食べ応えが格段に旨くなる。
ヤサイ自体も、キャベツ多めで天然の甘味成分も数割マシ気味。
一品料理としても確立。
白米と合わせたら絶対に旨い。
もれなく歯と歯の間に引っかかるが、旨いので全く気にならない。
スープは、先週、月曜日から水曜日にかけて、まだ若くてソリッドすぎる気がしたスープが徐々にマイルドに深み旨みが増して行った記憶があるが、今週は、この日月曜日から、先週よりも既に少しマイルドで好みな仕上がり。

麺も、安定した旨みの良いカタメ。

最近安定している気がする。
ふと、お隣の超常連さんの殿堂入りである「柔らかめ」を少し拝借。
麺を箸でリフトした段階で、既にしっとりくたりと別もの。
そして、口に入れた瞬間もまたカタメとは別もの。
なんか解像度がやたら高くて、潤いもあって密度も高い。
同じ麺でも、ここまでキャラクターが変わるのは本当に面白い。
これはこれでめちゃくちゃ旨い。
自分は食べるのがそこまで早い訳ではないので、どうしても気を遣ってしまってなかなか進んで選べないカスタムだが、今後、並びが落ち着いている時とかはたまに選んでも良いかもしれない。
何度か食べたことはあるが、後にお腹で膨れてかなり危なかった記憶はあるが。
豚は、厚みもしっかり、ホロホロの赤身成分で、上野毛ならではの上質肉。

その後、お馴染みの宣告スルー常連さんも登場して、この日は終了。
22:05 に新たなお客さんも見えたが、しっかり宣告で。
時間的には、いつになくホワイト営業。
お疲れ様です。
この日は田園都市線の事故の影響で、通勤に影響があると言う助手さんを考慮して早く終了と言う節もあったそう。
そして完飲。

終了後は、いつの間にか自分と宣告スルー常連さんお二方という、この上ない安心感の布陣となっていたため、しばし雑談タイム。
来週終わってしまう老舗町中華。
不味くなって話が通じなくなっていた老舗家系。
新製麺助手さんの、それまでの修行先。
同じく飲食店を渡り歩いている常連さんと、絶妙に店違いの勘違いのままお話し。
製麺はもう既に新しい助手さん謹製とのこと。
先週からもう4回、彼の麺を食べてきているが、細くなりすぎず、安定してウォームな感じがしてかなり好みかも。
この麺だったら、それまでの個人的殿堂入りであったものの不信任となっていた「カタカタ」も、どうなるのか気になってきた。
最後は、臭い注意だと言うドブさらい作業を見学。
なかなか濃い内容なマンデー上野毛、ディープに堪能した。