カメコ二郎

ラーメン二郎を中心に食べ撮りの痕跡置き場。カメラを持って二郎に行きます。

ラーメン二郎 中山駅前店 - 緑豊かなキャベツ畑。カラメとアブラはセットにすることでこそポテンシャルを最大限に発揮。麺は気持ちもっちり質感。豚はトロッとした食感でまさにトロ。調味料3種コールの「少し」の匙加減がこの上なく絶妙なバランス。本当に久しぶりに、ストレス皆無で心から満足できた中山の一杯。

中山駅前店なら丁度良い具合に間に合いそうな射程圏内に射程時間。

この店への信頼が揺らいでいるこの頃だが、これまでのデータから、日曜日は信頼できる助手さんが確認係になるシフトパターンが多い気がする。

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そして、今週二郎は月曜日に上野毛店を食べたきりで、そろそろ二郎が食べたくてしょうがない状態でもある。

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と言うことで、ちょっと恐る恐るだが確認訪問。

21:14

わずか5人目と、かなり良い感じのタイミング。
これだったら、例えオーダー通りじゃないものが提供されたとしても許容できそう。

すぐにも確認タイムで、出てきたのは信頼のおける小柄助手さん。
あまりの狙い通りに、心の中でガッツポーズ。

自分の後ろの方までで、まとめて確認。

1. 大盛りにする方?
2. 限定の汁なしにする方?
3. 麺の硬さや味などでお好みのある方?

すごく馴染みのある、とっても分かりやすい3項目確認。

いや本当に、自分の中の一時代だった助手さんズの中の最後の生き残りとして、彼の存在はすごく安心できる。

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大 油抜き 薄味 カタカタ で。

店内に戻る際に、「大多いですね」とお声がけいただく。
コミュ障炸裂で瞬発力皆無で、全然まともな返事ができなかったのが悔しい。

それには、この店に対する信頼が揺らいでしまっていた自分に対しても、変わらずに記憶していただいていたことに対する、ちょっとした後ろめたさもあったりして。
こうして接してくれるだけで、やっぱり考え方を直そうと思ってしまうくらいには、チョロい自分がいた。

とりあえず、日曜日はなるべく優先順位を上げたいなと思ってしまう。

食券を購入しようとすると、全てのボタンが赤ランプに。
エラー状態となって一時待機となる場面も。

無事、大ラーメン購入。

コールは、大ラーメンの場合、丼の縁に余裕があるので、スープを着丼時から掬えてアブラサラダの味付け調味料として使えることから、カラメは不要かなと考えて直近は食べていたが、求めていたよりちょっとぼやける印象。

この店のアブラは完全に無味なので、やっぱりカラメと合わせた方がキリッと仕上がると思ったので、「少し」生かしで。

なので、従来通りのこの店の4種目コールで。

ニンニク少し アブラ少し カラメ少し ヤサイ

着丼。

キャベツがかなり緑豊か。
中山駅前店のヤサイは、二郎の中でも元来キャベツ率が高い方だと思うが、実は最近はそこまで言うほど多くなかった。
が、ここに来て元来の本領発揮な感じ。
これは嬉しい。

アブラは、赤身に近い物も沢山でお得感。

カラメは、雨上がりのような雫が美しい。

と言う事で、アブラサラダから。

やっぱりカラメアブラが良い感じ。
セットにすることでこそ、お互いのポテンシャルを最大限に発揮すると思う。

それでいて、スープにはそこまで干渉しない程度に、あくまでもトッピングアブラ用調味料として、「少し」としておくくらいのバランスが絶妙に丁度良い。

スープは、前回分かりやすく表層に5mmくらい油膜が見えたが、この日はそんなことはなく、オーダー通りであることに一安心。

グビ飲み必須のスープは、まさに求めていたもの。

麺は、気持ちもっちり質感。

最近は、カタカタではあれど、この傾向が多い気がする。

個人的には、もっとキレのあるスタイリッシュでハリのある感じの方が好きだが、これはこれで全然嫌いではない。

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ニンニクと合わせると、これまた旨い。

豚は、トロッとした食感でまさにトロ。豚トロ。

脂身まではいかない脂質が、しっとりたっぷり配合で、ジューシーで旨すぎる。

側面の味の濃い成分は、それに比例して気持ちしっかり肉感。
トーストで言えばパンの耳。
パンの耳好きの自分としては、この成分もかなり好き。

最近上野毛店のしっかりロース系肉ばかり食べていたので、対してこちらはジューシーなカルビ肉で、カルビもやっぱり旨いなぁと沁みる。

BGMは、ビートルズのヘルタースケルターのなんかサイバーパンクなバージョン。

youtu.be

その後は、なんかエグいほどヘヴィなギターリフのスラッシュメタルみたいな曲が。
かっこいい。

油抜き効果も絶大で、下手に重くならずに最後まで良いコンディションを維持して、完飲。

体感量も丁度良い。

前回、「油抜き」を忘れられた時、実際はまだ食べられそうなのに箸が進みにくくなる感じ、胃もたれ的な感じで完飲にまで至らなかったのだが、やはり今回の仕様だと、意外と普通に大ラーメンが食べられる事に気付く。

食事のあり方として、必要以上に重くして食事制限させるより、必要最小限に削ぎ落とした味付けで、無理なくいっぱい食べる方が、健全な気がする。

ニンニク アブラ カラメ の調味料コールも、「少し」の匙加減が、うっすらと味わいを底上げしてくれる、この上なく絶妙に求めていたバランス。
デフォルトコールだと、自分にはちょっと過剰。

ヤサイも今回くらいは食べたい。

と言うことで、事前申請からコールまで、完璧に求めていた理想形だった。

ストレスも皆無どころか、むしろちょっとアガるくらいで、本当に久しぶりに、3ヶ月弱ぶりくらいに、心から満足できる中山駅前店が食べられた気がする。

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望むらくは、毎回こうであってほしい。