カメコ二郎

ラーメン二郎を中心に食べ撮りの痕跡置き場。カメラを持って二郎に行きます。

ラーメン二郎 上野毛店 - 過渡期を思わせる火曜日らしい仕上がり。麺はそこまで縮れ感はなくストレート系で気持ち柔らかめ。この系統の時は若干スープとの絡みが弱いような気が。一週間周期で日々変化していく感じは、よくあるバンドのアルバムの方向性に通じるものがあるような。この日常の一杯が尊い。

21:40

6人目の良タイミング。

3人前には馴染みの柔らかめ常連さん。

大体いつもラスト客になっている彼の後ろに人が並んでいるのが違和感ある光景だったので、食券購入の際に、(彼にしては)ちょっと早いですねとか、軽くご挨拶。

大ラーメンを。

入り口に貼られているが、名古屋大曽根店も先日11月30日にオープン。

これまで新店オープンと言えば、当日までオープン日はブラックボックスで、オープン日そのものは、推測した有志のファンに向けたもののようなものなイメージがあったが、今回はかなり早い段階で発表されたし、直系二郎に馴染みのないエリアのため、ファン関係なく慣れていない人まで押し寄せてカオスになるんじゃないだろうかと傍観していたら、更に、通例となっていた整理券配布も前倒しになるなど、初見殺しに加えて常連殺しのような状況。

遠い中寒い中、振り回されたり、数時間単位で待つと言う不毛な時間が確実に発生するのが分かりきっている状況、終わらないタスクまみれの自分には、それを楽しめる余裕はとても持てそうにないので、完全に選択の余地なし。

こう言うブログをやっているのなら、こう言ったイベント事には飛びついた方が良いのだろうけど、あくまでもこのブログはマイペースに、行ける時に行ける範囲で行ける店だけ行くスタイルで。

今日も今日とて、もはや実家のような安心感の、良い意味で変わり映えのしない日常の上野毛店が一番の癒し。

その後、宣告スルー常連さんも登場でラスト客に。

21:49

入り口に確認にやってきた助手さんと、

助手さん「え〜薄味〜」
自分(コクッ)
助手さん「油抜き〜・・・」
自分(コクッ・・・)
自分「カタメで」
助手さん「あぁ、カタメ〜」

と照らし合わせ。
ラスト一問、惜しかった。

先頭待機していると、柔らかめ常連さんが退店。
やけに早く出て来たなと思ったので、食べずに用事でも思い出したのかと思ったら、なんと、もう食べた模様。

どう言う事かと思って尋ねると、他のお客さんで間違えて「カタカタ」で作ってしまった一杯ができてしまったらしく、廃棄するくらいならと、それを貰ったっぽい。
さすがは常連さんならではの臨機応変対応。

ある意味こういう時でもないとカタカタを食べないので、良い機会だったと。
久しぶりに食べると顎が疲れたとのことで、柔らかめばかりだと顎を使わなさすぎるのか、たまには健康のためにも顎トレとしてこうした変化球を混ぜるべきなのか。

なんにせよ、ポジティブに考えられるのは凄く良いなと。

ラスト前ロットに。

ニンニク少し アブラ少し ヤサイ
コール。

キャベツ多め。

アブラはまるで実態のないフルフルで、ほのかな甘みや瑞々しさから、これはもはや果物。
二郎で働いている人は、これをスイーツとしても良いのでは。

麺は、この日はそこまで縮れ感はなく、ストレート系。

そして、カタメとは言え、気持ち柔らかめ。

この系統の時は、若干スープとの絡みが弱いような気がする。
個人的には、もうちょい縮れてカタメの方が好みだが、まぁこう言う時もあるから普段がより旨いみたいな、ポジティブに。

www.camekojiro.com

豚は、予熱でピンク系になるタイプ。

多分日焼けしたら赤くなるタイプの豚かな。

引き締まった食感ながら、高温スープの余熱でホクホク。

そして、最近ちょくちょく見かける極太麺も。

ふにっともちっとした、通常麺とまるで違う食感で、対比が面白い。

主に麺の部分で、トータルのまとまりが若干弱い気がしたが、こう言う部分から、火曜らしい少し過渡期的な仕上がりと評せられるような一杯。

この店の、一週間周期で日々変化していく感じが、なんとなく、よくあるバンドのアルバムの方向性に通じるものがある気がして面白い。

1枚目、月曜日は、フレッシュで若々しく、それぞれのバックグラウンドをふんだんに詰め込んだ、名刺代わりの作品。
2枚目、火曜日は、1枚目より少し落ち着いて、名曲とまでは行かないまでも、佳曲が散りばめられている感じ。
3枚目、水曜日は、嗜好がちょっと変わってアコースティックとか実験的要素もあったり、違う方向性も示唆するような。
4枚目、木曜日は、そろそろ名盤とか、名曲と言われるような曲が入ってくる感じ。
ラストの6枚目、土曜日は、解散前のベストアルバムで集大成みたいな。

こう言うのが分かっているなら好きなタイミングの曜日だけ行けば良いと思われるかもしれないが、上の例でもそうだが、ファンならベストなタイミング以外も興味深いものなのである。

ビートルズで言えば、Yesterday はもうお腹いっぱいなので You've Really Got a Hold on Me とか、レッド・ツェッペリンで言えば、天国への階段 はもうお腹いっぱいなので、What is and What Should Never Be とか。

youtu.be

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ベストな状態以外の、そう言う部分の細かい変化などの方が、むしろファン心をくすぐったりする部分もある。

まぁ本音は、自分も安定していないので、好きなタイミングだけに確実に行けるとは限らず、行ける時に行っておきたいと言う、ただそれだけである。

気付けば、なんとなく常連さんたちで構成された、緩んだ空気感の中、下手に気負うこと無く最後の一滴までゆるりと堪能。完飲。

本当に、この日常の一杯が尊い。
下手に色々望まず、これが一番の幸せ。