カメコ二郎

ラーメン二郎を中心に食べ撮りの痕跡置き場。カメラを持って二郎に行きます。

ラーメン 杉田家 本店 - 日本国内でも最高峰の朝ラーを、環状2号線 110cc チャレンジ兼ねて。薄味中盛 & まぶし丼。お客さん一人ひとり、執拗なまでに寄り添っておもてなししようとする、職人の信念をひしひしと感じられて、思わず背筋が伸びる。内容的にもスムーズなタイミング的にも、最上級の満足感。たまにはこうして「本物」に触れる機会の大切さを思う。からのちょい散策で、久しぶりに散策欲&写欲を満たす。

先週後半くらいから、ちょっと集中してやりたかった作業がひと段落。
変な時間の生活になっていて、その日は朝2時くらいに目が覚めて5時くらいにひと段落。

ふと思い浮かんだのが「朝ラー」。
ラーメン断ち状態でもあったので、それは必然。

そして、現在の 110cc に乗り替えてからもう一年半くらい経つスーパーカブだが、あまりにも余裕がなくて、ずっと試してみたかったけどできていなかった、「環状2号線でどこまで通用するのかチャレンジ」が、思い浮かぶ。

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それまで乗っていたボアアップ 70cc だと、普通に怖かった記憶が。
意外とアップダウンもあって、アップはどんどんパワーが落ちていってかなり辛かったし、ちょっと無理してでも出さないと怖いスピードは、出しすぎると今度は逆にエンジンがオーバーヒートしそうになるので(止まったこともある)、その匙加減に神経をすり減らす感じだったり。

これを同時に決行するのに打って付けな場所として、「杉田家チャレンジ」行ってみるかと。

杉田家自体は、3年半くらい前に、その 70cc 時代に2度ほど訪問しているが、感動するほど旨かった記憶が。

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以来、ずっと気になってはいたものの、結構並ぶイメージもあったり、自宅からの距離感だったりで、なかなか機会に恵まれなかったので楽しみ。

用意したりして、朝6:00頃にスタート。

途中で、最近オープンした、豚星。出身店の「らーめん菊」や、同じく吉村家直系店の「環2家」、「ラーメン豚山」などを通過。

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まぁ自宅からわざわざこの辺まで来たのであれば、個人的には杉田家一択かもしれない。
と言うか、この日この時間だったら、営業時間的にも必然的に、杉田家以外は選択の余地はなし。

約50分くらいで、適当に当たりを付けていた駐輪場へ。

さて、「環状2号線での 110cc チャレンジ」だが、結果としては、普通に流れに乗れて良い感じ。
これまでパワーダウンしていた坂道なども、何の問題もなくグングン走ってくれてストレスなし。

ただ、延々とちょっと速めの速度で走っていると、何だか「途中で空中分解しないかどうか」とか、ありはしないのだろうけど、不意に脳裏に浮かんできてちょっと怖い。

7:02

途中でコンビニでトイレに寄ったり若干道草もあったが、だいたい1時間くらいで到着。

懸念していた並びの方だが、なんと5人目。
これはかなり良いタイミングなのでは。

食券先買い制。

食券機は店内に2台。

中盛ラーメン(1080円) + ライス(200円)か。
大盛ラーメン(1180円)か。

土壇場で若干悩むも、中盛ラーメン + ライス を選択。

ここに来たら毎回これになっている。

そして待機列へ。

実はこの建物、普通のマンション。

人気店ではあれ、通し営業だし、今回のように並びの少ないタイミングはどこかしらに絶対ある訳で。
狙い放題で羨ましい。

そして、道路側の席に座って、ものの数分で店内へ。

お好みは、何となく「味薄め」のみ、ライスは「まぶし丼」で、申請。

店内中ほどの席だったが、炊いていたスープの寸胴鍋の蓋を取った瞬間の、立ち込める湯気や香りが立ち込めるのを、かなり間近で拝むことのできるポジションで圧巻。
そう言うエンターテイメントから、スマホに目を落としている場合じゃないと。

待機中も、無意識にも背筋が伸びるような。
レジェンド店ならではの、神力のような、ちょっとしたパワースポットならではな空気が感じられた。

先にライス着丼。

この店のライス、ただの白米か、この飴色玉ねぎと豚が付属のミニ豚丼、通称「まぶし丼」か、選べるが、個人的にはどう考えても「まぶし丼」一択。

ただの白米が良いのであれば、最初にそのまぶし部分を食べ切れば、その後は白米なので、大は小を兼ねられて二度美味しい。
食べ切ろうと思えば一口で行けるので、やろうと思えば一瞬で白米に。勿体無いのでやらないが。

踏まえて、白米にあえてしてる人は、そっちの方が通っぽくて格好良いとか、なんか痩せ我慢でもしているようにしか正直見えない。
飴色玉ねぎとかが本当に苦手なのかもしれないが。

その後同ロット、なんか変な提供順でライスが。
自分以外はカタメ系だったので、自分が一番遅いラーメン提供になったが、ライス自体は一番早かったかもしれない。

まぁラーメン着丼まではステイで。

そしてラーメン着丼。

着丼時に、「味、まだ濃かったら薄めるんで言ってください」と。
ありがたい提案。

待機中に、他の人のお好みなども聞こえてきていたが、単に

麺 → 硬め/柔らかめ
味 → 濃いめ/薄め
油 → 少なめ/なし(多めは不可)

に留まらず、「ちょいカタ」「バリカタ」「ちょい油」など、絶妙に微調整なお好みも頻繁に飛び交う。

自分も、ついついその中からしか選べないのかと、固定概念があった所を、去年くらいに自力で打ち破ったことがあったが、ここでは当然のようにそれが日常的にあるんだと、ちょっと感動してしまった。

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この場にいる人たちは、もう完全に慣れている。

二郎直系店で言えば、何だか最近は「マシマシ、少なめ」など、微調整することを、店側に聞いた訳でも頼まれた訳でもなさそうなのに、代弁するかのように謎の正義感を発揮して、やたら毛嫌いして、シンプルに収束させようとしている客をたまに見かけるが、本来ある可能性を狭めている感じがして、何だかいたたまれない場面がある。

それに対して、ここでは、その正反対の動き。

この店の公式Xでも見かけたが、実際日々の仕上がりによって、最適なカエシ量、油量なども変化するだろうし、加えて、お客さん一人ひとり、その時々のコンディションに合わせて考えると、単に0か100かじゃあまりにも大雑把すぎるし、執拗なまでに寄り添っておもてなししようとする、職人の信念をひしひしと感じられた。

これが本来のクラシカル家系の理念。
プロ中のプロや。

食べる前から、諸々の意識の持ち用の部分を、物言わずともそう言う空気が漂っていて、なんか勝手に感動してしまった。

まずはスープ。

この店で「薄味」仕様で食べたのは今回初めてで、それの影響もあるのか、ファーストインパクトで分かりやすく「しょっぱうんま」って、キーンと脳髄にくる感じには至らなかったが、遅れてじわじわと沁み渡っていく深みのある仕様で、非常に味わい深い。

味噌汁と同じポジションと言うか、朝イチで目を覚ますために、毎日毎朝当然のように飲むものとして、必然的なスープ。

麺は、適度なもちもち感が本当にたまらない。

そして、なんとも表現する言葉が見つからないが、品がある。

同じプラグインでも、Waves よりも UAD の方が、なんかよく分からないけど根本的に良い音がする。しっくりくる。みたいな。

基本的に割と「硬め」派の自分だが、ここではこれが絶妙に丁度良すぎて、他を頼む気が起きない。

そして、デフォルト茹ででも、茹で時間のストレスは特に感じない。
少なくとも二郎の麺よりは、茹で上がりも早い気がする。

まぁ、あまり来れない店なので、滞在時間も色々と興味深くて、全く飽きなかったことも、その理由として言えそうだが。

青菜は、結構クタクタでそこまで存在感はなかったものの、良い箸休め。

チャーシューは、以前の記憶よりも燻製感は控えめで、同時に以前程の感動には至らなかったかも。

大きさも以前より若干控えめな気もしたが、食べたかったらチャーシューメンを食べれば良いだけの話なので問題なし。
二郎でも結構日によってまちまちだし、その辺りの理解はできている。

個人的には、そこまでチャーシューに重きを置いていないので、箸休め程度に良い感じ。

卓上は、席によって配置が微妙で、自分の場所からは「刻み生姜」は取りやすい所にあったので利用したが、それ以外は少し取るのを躊躇う位置にあったので、結局使用せず。

薄味だったので、少しニンニク的なものでパンチを補助しても良かったかもしれないが、まぁそれはそれ。

ライスに海苔の組み合わせは必然。

まぶし成分は温存しながら。
本音を言えば、米が見えないくらいに乗せたまぶし丼が食べたい。

完飲。

スープがしっかり多めだったので、単に大盛りじゃなくて、ご飯は付けて正解だったかもしれない。

退店時にはなんと並びゼロ。

古い投稿だが、以前、空きやすい時間帯を公式が公表してくれていたことがあったが、思えばまさにその時間だった。

平日
6時半から7時半頃
16時から18時頃

正直こう言うのは半信半疑な部分もあったが、この日は大正解。

そう言う部分も踏まえて、非常に満足感が高かった。
考えうる、日本国内の朝ラーとしても、最高峰ではないだろうか。

改めて、たまにはこうして紛れもない「本物」に触れる機会は大切だなと思った。

何でもそうだと思う。
音楽で言えば、プロの生音を聴きに行くとか。
英語を勉強したかったら海外に行くとか。
さぬきうどんを食べたかったら香川に行くとか。

そうして得られた経験は、頭の中で色々イメージとか考えていた事が一瞬にしてどうでも良くなるくらい、良い結果になる場合がある。

食べ終わり、今後の参考までに、付近のバイク駐輪場を色々見て回ったり。

自転車「50円」と言う値段設定は、この令和の時代でなかなかすごいなと思ってしまった。

意外と充実している。

そして色々散策。

駅前の建物にて、意外と座る場所があるのが目に付く。

ホームレスがいないのか。健全な証拠なのか。

最近は余裕が無さすぎてなかなか動けなかったが、そういえば自分は散策や写真が趣味だったことを思い出した。
久しぶりに、散策欲、写欲、満たされた。

たまにはこんな日も良い。