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丁度助手さんが出てきて人数を数えていた所、会釈で接続。
9人目くらいと、新年入ってから1番落ち着いた並び。

この日は昼に宣告があったくらいに盛況だったようだが、そう言う日は意外と夜は空いていることが何度かデータとして残っている。
ただ今の時間で麺切れ終了致します
— ラーメン二郎 上野毛店 (@kaminogeJiro) 2026年1月19日
この日もそう言う感じだろうか。
本来夜に訪問する人も、昼に押し寄せたと考えると辻褄が合う。
まぁあくまでもただの傾向で、絶対とは言えないが。

個人的に食券購入や入場は、店内から退出する人を優先的に考えているのだが、この日は、ティッシュや水の補給のために立ち上がったり、上着をその場で几帳面に脱ぎ着したり、退店するのかと思わせ振りをするような動きをする客がやたら多くて、食券購入や入場のタイミングが掴み辛い。
もっとスマートに動いて欲しい。
大ラーメン

食券提出と同時に、助手さんの方から
油抜き 薄味 カタメ ?
助かります。

割と前から気付いていたが、この店、盛り付け担当の助手さんによって割と方向性が変わる。
それが、この店の適度な中毒性のあるブレにも繋がっているような気がするのだが。
この日は、前回ちょっと体感量でダメージが大きかった時の助手さん。
彼が担当の時は、ヤサイを結構盛ってくれる傾向にある気がするので、ヤサイを外しておくどうか、他の人の盛り付け具合を見て考えようかなぁ、などと思っていたが、この日は変則的に、かつて中山駅前店で何度となく聞いてきた、
「いつものでいいですか?」コール。
こんな聞き方をされたら、それはもうありがたく「はい」と。
考えていたことがどうでも良くなっていた。
ニンニク少し アブラ少し ヤサイ






妙に片側に具材が偏った、アシンメトリーな盛り付け。
平野部と山岳地帯に分かれるような。
南アメリカのチリとアルゼンチン辺りがこんな感じなのかなぁとか思いながら。
ヤサイは予想通り、しっかりと気持ちの良い盛りなので、まずはアブラサラダから。

ヤサイは鮮度良好で、モヤシを断ち切るように噛み締めると、本当に瑞々しい。
水分補給源として、水が飲みたかったらヤサイを食べれば良い。
もし砂漠とかで水分が失われていた状況で食べることがあったら、多分涙が出るほど美味しい。
スープは月曜日らしく、醤油がキリッと前に出るような、コントラストの高いバランスで、分かりやすく旨い。

こいつは唸れる。
麺は、気持ち細めでくにゅっとしなやかに。

スープとの絡みが言うことなし。

そして、ニンニクをスープに浸してスープに少し深みを足してから、麺へペースト味変。

ビリビリニンニクが本当に美味い。
ニンニクの「少し」加減も、元の良い部分は維持しつつ、下手に支配され切らなくて、丁度良いバランス。
豚は、一目かなり引き締まった感じがあったので、これは余熱にしっかり当てるのが吉だろうなぁと思っていたが、想像以上に良い感じに仕上がった。

この日のスープがしっかり醤油味だったことも影響してそうだが、その醤油の旨みが進行形で凝縮されたような。

潤いしっとりホロッとホックォホクォ。

旨みたっぷりでジューシーな塊。
赤身100%の、完全アスリート仕様。
ここまで予熱調理が完璧にはまったことは、なかなかなかったかもしれない。
仕上がった。
完飲。

シンプルに、一つ一つのパーツが高レベルな仕上がりで、それが積み重なって、めちゃくちゃ旨かった。
龍の丼の時は上ブレになりやすい説も、確固たる感じに。
加えて、この日は個人的に、各工程を落ち着いてしっかりと意識して食べられたことも、上ブレに影響してそう。
アブラサラダ
プレーンヤサイ
プレーンスープ
プレーン麺
ニンニクスープ
ニンニク麺
豚
その他ちゃんぽん
ちゃんぽん化する前に、要所要所、プレーンな部分をしっかりと押さえておくと、一丼の印象がグッと引き締まって感じる。
スタンプラリーをするような。
一丼の中にもフルコースあり。
ニンニクスープのくだりをちょくちょく失念してしまうが、意識的に成功させるとやっぱり美味しい。
カレーライスを、カレーとライスをしっかりとセパレートするような感じに近いかも。
無心にがっつく良さもあるが、冷静に俯瞰的に、しみじみと食べるのも本当に趣がある。
限りなく奥が深い。
体感量も十分量だが、前回は腹痛的な苦しさの方が勝っていたが、この日は心地良さしかない感じ。
ヤサイコールも迷ったが、やっぱりこれまで通りで定点観測が正解かな。

上ブレ時特有の食後の余韻が本当にたまらない。
ホワホワする。
これが二郎で「ととのう」と言う境地。
ここを目指したい。
新年に入ってから、良い時と並品がジェットコースターのように行ったり来たりしているが、これもまた上野毛スタイル。
今年も温まってきた。