カメコ二郎

ラーメン二郎を中心に食べ撮りの痕跡置き場。カメラを持って二郎に行きます。

駒岡家 - 「柔らかめ薄め少なめ」初検証。家系におけるお好みはもうこれ。しっかりと副菜を張れるくらいに鎮座したほうれん草が何よりもハイライト。一つ一つのパーツが本当に丁寧で上品で、細部にまで行き届いたこだわりや意識、姿勢、気持ちが伝わってくる一杯。余韻も本当に心地良くて、正直感動した。

先日大輝家にて、「柔らかめ」の良さが分かった所で、生活圏内の家系を柔らかめにて、改めて食べ直して確認しても良いかもしれないなと言う思いが湧き始めているこの頃。

www.camekojiro.com

たまたま通りがかりでこちら近辺に。

この日は日曜日と言うことで、上野毛店は休業のため、選択の余地なし。
時間ももう21時台と言うことで、他の店においても選択の余地が少なくなっている状況。

少し迷うも、上記の検証に良いかもしれないと、久しぶりに訪問。

前回訪問してから1年以上。

www.camekojiro.com

スープに独自の酸味感と、ベタっとした感じが喉の奥に残る後味が気になり、ちょっと好みから外れていた部分があった。

www.camekojiro.com

その時がたまたまだったのかどうかは不明だが、それを踏まえて検証するまでのモチベーションはなかったと言うのが正直な所だったので、結構間隔が空いてしまったが、果たして。

21:04

店内は空席そこそこで、丁度数秒前にお客さんが先行して入るタイミング。

久しぶりの訪問において、こちらもちょっと店内を見回す余裕が欲しかったので、先行客がいたのはむしろ良いタイミング。

まずは食券購入。

チャーシューメンが50円値上がりしている以外は、デフォルトラーメンやトッピング類などは、未だ据え置きの模様。

とりあえずラーメン中(1000円)を。

お好みは、

麺 > 柔らかめ
味 > 薄め
油 > 少なめ

をオーダー。

味薄めは毎度のこととして、この店で油少なめは今回初めて。

麺柔らかめは以前に一度試したが、長く茹でられたからなのか、やたら灼熱に茹で上がっていて、それが全然冷めなくて、その他のパーツがそこまでは熱くないのに対して、丼内の温度感がチグハグで、そこまででもなかった印象。

www.camekojiro.com

それら諸々があの日の単なるブレだったのか、間隔が空いている内に改良されたのか、改めて今回検証してみたい。

食券機横のカウンター席へ。

厨房側じゃないカウンターは今回初めてかも。

水は給水機でセルフスタイル。

コップが金属のタンブラーになっていて、これが水が冷めなくて美味しい。
こう言うチョイス一つとっても、少しこだわりを感じられた。

ほぼ同着の前方にいたお客さんは、硬めにしていたのが聞こえていたので、柔らかめとの提供時間がどうなるのかも注目したい所。

反対向きのカウンターに座っていたので、確かな時間ではないかもしれないが、21:10 硬め客着丼。

自分にも同時提供ではなかった事から、先日の大輝家とは違い、出来上がった側から提供するスタイルかも。
それとも、同じロットだとしても、連れなのかどうかで適宜判断しているのか。

自分的には、出来上がった側から提供するスタイルの方が、下手に連帯責任な感じじゃなくて気楽かもしれない。

上野毛店基準だと、硬め > 2分 > デフォルト > 2分 > 柔らかめ と、4分くらいかかるものだと思っていたら、意外にもわずが1分後、21:11 柔らかめ提供。

と言うことは、デフォルトとの間隔は30秒なのか、そんなに短いインターバルでそこまで差が付くものなのか。
どちらにせよ、ストレス皆無の、誤差のような時間差。

二郎だと、なんとなく時間は読めるものの、いつコールが来ても対応できるように、常に神経を張り巡らせる必要があり、それが柔らかめとなると、約9分と結構長く待つことになるので、正直ちょっと所在なくそわそわしてしまう所、この店は、そもそも柔らかめでも体感待ち時間そこまで長くないのと、出来上がったら普通に運んできてくれるため、常に神経を張り巡らせる必要もないので、待ち時間も苦ではなかった。

そう言った、味以前の待ち時間の精神面的な意味でも、柔らかめを選ぶ余地はあり。

改めて着丼。

まずはスープ。

一口目からしっかりと唸れる。
自分がイメージする家系スタイル。

これを飲むと、大輝家の粘土水のようなスープは、やっぱりちょっとイメージとのチグハグが生まれるかもしれない。

味の出方は、薄味でも自分には十分、問題なし。
大輝家だと、薄味でも体調に支障が出るくらいに自分には濃いので、「かなり薄味」にする必要があったが、こちらはそこまでする必要はなさそう。
実際今回も支障なし。

あと、実際この店でも以前「かなり薄味」を試したこともあったが、結果的には卓上に頼ることになった記録があるので、薄味くらいで丁度良さそう。

www.camekojiro.com

以前に感じた、酸味感やベタっとした感じもなく、最後までかなり好みに良いコンディションが保たれていたが、それは今回初めて試した「油少なめ」が良かった気がする。

また、以前はドレッシングやジュレの様なドロっとした感じも少し気になっていたが、それもこの油少なめ効果か、気にならなかった。

二郎よりも豚スープ感は薄い分、大輝家でも思ったが、「油抜き」だとちょっと潤いに欠ける気もしたので、油は「少なめ」くらいには程良くある方が良いと思った。

ほうれん草は、今回一番くらいに感動した。

先日の大輝家や、その他家系でもそうだが、この青菜のポジションって、特に言及する言葉も浮かばないような、いつの間にか馴染んで消えているみたいな、汎用性のあるお弁当にピンクの漬物が申し訳程度になんとなく2,3枚入っている様な、そんなポジションに甘えている感じがあったが、この店ではかなりの存在感。

mitok.info

www.camekojiro.com

www.camekojiro.com

www.camekojiro.com

www.camekojiro.com

www.camekojiro.com

一目で分かるほどに、茎の太い立派な青々としたほうれん草が、しっかりと副菜を張れるくらいに、その一角に盛りっと鎮座。

味の方も、下手に筋っぽいとかなく、ほうれん草独自の美味しい香りがしっかりと、丁寧に調理されていることが分かる。

ほうれん草自体の単発トッピングもあるが、課金せずともこれくらい頂けるのは、その心意気にちょっとした感動があった。

チャーシューは燻製感が本当に旨い。

大輝家も燻製感はあったが、こちらの方が、どこか上品で丁寧な印象で、大判で厚みもしっかり。

麺は、柔らかめとは言え、上野毛店のカタメと言う名の柔らかめの時にも近いくらいで、デロデロになるような柔らかさまではいかない。

www.camekojiro.com

これまでお好み「普通」で食べていたが、こちらの方がスープとの絡みも良好で、しなやかに一丼としての一体感がかなり良好になっている気がした。

大輝家でもそうだったが、柔らかめによって得られる一体感は、一丼が織りなすラーメンと言う食事において、個人的に今かなりブームになって来ているかも。

以前の灼熱すぎることもなく、普通に馴染む温度も良い感じ。

こうなってくると、「やわやわ」っていうカスタムも、もしできるのであればちょっと試してみたいかも。
とりあえず現状は、柔らかめが個人的にベスト。

完飲。

何て言うか、以前に食べた時よりも、かなり好みになっていた。
家系のお好みにおいても、個人的正解パターンが見つかったことはかなりの収穫。(柔らかめ 薄め 少なめ)

余韻も本当に心地良くて、正直結構感動した。
この店の取り組み方、一つ一つが本当に丁寧で上品で、こだわりや気持ちが本当にスッと伝わって来る一杯だった。

自分が二郎が好きなことの理由の一つに、デフォルトの「ラーメン」で全て出し惜しみなく曝け出してくれる部分にある。
メニューも、豚が多めかどうかくらいで、しかも多めじゃなくても十分ある。

反面、多くのラーメン屋の基本となるノーマルラーメンは、課金しないと各パーツ若干頼りない。
トッピング類は最低限を試食程度に乗せて、あとは課金制みたいな。
まぁある意味無駄のない効率的な営業方法ではあると思うけど。

しかし今回この店では、デフォルトにおいても一切抜かりなく、各パーツ、明確に見せてくれた。

デフォルトの「ラーメン」と言うメニューは、その店の基本であり顔だと思うのだが、それを試食程度にするのはなんだか自信のない感じがしていたし、ちまちま課金するとしても、ケチな自分は何をどれくらい足せば良いのかとか、無駄に迷ってしまうので、色々下手に考えずとも、結局デフォルトのラーメンで良いって言うか、むしろこれが良いと思わせるくらい、そう言うメニューであって欲しいと常々思っていたのだが、家系ラーメン店において、ここまでそう言う思想で提供してくれる店は他に知らなかったかもしれない。

あと、ラーメンに留まらず、レンゲやタンブラーにもこだわって選んでいる感じを受けた。

レンゲは持ちやすくて、大きさや飲みやすさも良好。
タンブラーの水は温度をしっかり維持して、普通のコップよりもなんだか水も旨く感じる。

界隈の平均価格から考えても、値段も良心的な気がするが、そう言う部分にも良心を感じる。

こう言った細部にまで行き届いたこだわりや意識、姿勢は、客として特別意識せずに普通に食べていても、伝わって来るものがあった。

まぁ今回たまたまの上ブレで、憶測で勝手に喜んでいるだけかもしれないが、少なくとも、今回の一杯はとても気持ちの良いものだった。

自分はケチなので、店選びは結構慎重になるのだが、その線引きの一つとして、味は勿論のこと、気持ち良く食べられるかどうかの部分も結構重視している。

www.camekojiro.com

www.camekojiro.com

www.camekojiro.com

応援したい、課金したいと思えるかは、むしろそこにかかっている。

今後は、上野毛店の選択肢がなくなる土日祝日は、優先順位上げ目に考えてみても良さそう。
とりあえず、信頼できる選択肢が増えて嬉しい。