21:31

屏風エリア先の黄色コーン付近に接続。

金曜日らしいなかなかの並び。

そしてこの日は、普通に一般人客が多めな様子なので、前回ほどのカタカタラッシュの高回転デイではなさそうでもある。
が、最近あまり来れていなかった分も取り戻したくて接続。
前回も混み気味だったが、来週にはGWも始まるし、閑散気味だった期間は開けた感じかもしれない。
21:37
人数確認に出てきた助手さんと、ちょいご挨拶。
後続の人が、何故か自分の後ろではなく、割と真横に近い斜め後ろに陣取るように並んでいて、視界の端にちらついてなんか嫌。
もしかして知り合いの誰かなのかと思ってちらっと見るも、全然知らない人。
たまにこう言う人いるけど、本当に何なの。
実写版チェス的に、抜かそうかとか考えているのか。
21:55 宣告。
この時点でフェンスエリア中間くらいなので、読み通りに回転は先日より遅め。

同時に、スタッフさん一同は残業確定なタイムラインでお疲れ様です。
そしてこの辺りで、いつの間にか後続客は間後ろに。
できるのであれば何で最初からそう並ばないのか。

さて、どう食べるかと言う部分だが、先日友人の一人が「生卵」を大絶賛していたので、少し悩む。
その後、改めてもう一人の友人と話す機会があったが、彼的にはそこまでレギュラー化するほどではなかったかも的な感じだったらしい。
その時はあまりにも彼が絶賛していたため、水を差す様なことは言わなかったらしいが。
と言うのも、食べ方もあるかもしれないが、ものの3口くらいで食べ切ってしまったらしく、そのポテンシャルを完全に引き出して食べることが出来なかったそう。
まぁでも自分も分かる。
卵一個程度だとあっという間になくなってしまって、そのたった数口分の必要性って言うのを冷静に考えると、疑問もある。
自分は以前あまりかき混ぜずに、あえてムラを残すスタイルで付けて食べたのが原因か、黄身の濃い部分を多めに序盤で行ってしまうと、その一口は最高に旨いが、後は水っぽく薄まってしまい、普通に食べるよりもちょっとぼやける印象で、若干尻窄み感が出てしまった記憶あり。
そう意味では、卵一個だけだとなんか中途半端でポテンシャルを発揮できない感じはあるが、2個だと貧民層な自分には贅沢かなと。
そう考えると、友人は初回から上手く食べてたなぁという感じだが。
あと、卵を合わせるなら、事前の味の濃さも見直す必要がありそうとか考えると、この店ではもう自分の中の最適解が見つかっているのだが、それを再び改めて考え直すのもちょっと億劫だったりして。
と言う事で、色々考えた結果、やっぱりこの日もいつも通りで行こうかと。
ウォーターサーバーの所には、GWの休業案内。

4/29(水)、5/3(日)4(月)5(火)6(水)
普通に祝日休みなので、書いてくれなくても分かる内容でもある。
来週は混みそうだなぁとか、その期間何を食べようかと言う思いに尽きる。
大ラーメン。

油抜き 薄味 カタメ
申請。
22:15 マイロットスタート
22:18 カタカタ 3名
22:20 マイカタメコール
いつも通りでいいですか?と。
長身助手さんの時はもうこれが定着しつつあり。感謝。
ニンニク少し アブラ少し ヤサイ
(ヤサイが)ちょっと多くなっちゃたかもしれないとの台詞と共に、着丼。






断崖絶壁のような、なかなかの急斜面で、惜しげのない気持ちの良い盛り。


提供前に厨房の方から、在庫が良い感じに使い切れそう的なやり取りが聞こえて来たので、ラストに向けて盛り気味に配分仕切る算段だろうか。
全然頂きます。
と言うことで、アブラサラダから。
メインディッシュの前に胃を馴染ませる前菜の働きとして、十分過ぎる働き。
スープは、龍の丼ならではな若干濃縮仕様で、最後までしっかり適度にしょっぱ旨。

そして、この日はとにかく麺がハイライト。

基本的な方向性は同じはずなのだが、単純にレベルアップしたような、なんだか1割2割増しで美味しく感じた。
まず口に入れた瞬間、立ち込める水蒸気の存在が強烈なインパクトと共に、やたら主張してくるのを感じられる。
麺が口の中にある内は、口の中がミストサウナ状態。
口の中がととのう。
口の中で旨みの水蒸気爆発連発。

ミックスで言えば、上質なホール系のIRリバーブで飽和させたような。
エンヤみたいな超高音質アンビエントみたいな。
この水蒸気が美味しい感じ、過去に中山駅前店や、生田駅前店にて何度かあったが、それを思い出した。
炊き立てのお米で、水蒸気が美味しいと感じるのに近い。
水分が美味しいと感じられる時は、紛れもなく上ブレの証拠。
後で聞く機会があったが、特別に水を変えたとかそういうことは一切ないらしいが。
輪郭もくっきりと、舌触りが妙に立体感ある。
普通のカルビか上カルビかみたいな、低ビットレートのmp3かハイレゾのwavかみたいな、型落ちのスマホの画像か一眼レフの画像かみたいな、とにかく本質的に、いつもよりも品質が一段上というか、上質に、リアルに、解像度高く感じた。
硬さ自体は、この店基準結構硬めで、小気味良くて凄く好み。
カタカタでもかなり楽しめそうなタイプだったので、そうすれば良かったかもとも思ったが、ただジャンクな感じに食べるにはちょっと勿体無い感じもあり。
良い魚が手に入ったのに、刺身ではなくつみれにしてしまうみたいな。
今回のカタメくらいの方がワンランク上質な形で、マットにじっくりしっぽりと質感が楽しめたのかなと、なんとなく個人的な最適解を引き当てられた気がして大満足。

豚は、これだけので並びでここまでの延長時間になっているが、しっかり3枚。

店によっては、この時間でこの並びだったら、隠すようにステルス的に豚が小さくなりそうな事もあるが、そんな後ろ向きな事は基本やらないスタイルにも、自分が安心感と信頼感を寄せる理由の一つ。
スープをしっかりと取り込む余白を残した赤身スポンジ豚。

めちゃくちゃジューシーに仕上がってうんま。
断面は、先日江ノ島に行ったので意識してしまうが、あの岩谷付近の断崖絶壁のような、神秘的な地層をジオラマ的に垣間見れる。

ちょくちょく太麺混じり。

太麺が紛れ込む時は、だいたいいつもラストの方にちろっと、奇形種な深海魚を釣り上げるように、一本だけ出土するのだが、この日は中盤や終盤にもちらほらと。
これも全く飽きの来ない中間アクセント。
完飲。

本当に夢中で食べられた。
爆音でレッド・ツェッペリンの「アキレス最後の戦い(10:31)」を聴いた時のような、意外と時間はかかっているはずなのに体感時間は一瞬の出来事だった。
正直上野毛店は、二郎各店の中では優しい部類ではあるのだが、この日は一般的にイメージする様に、獰猛さもしっかりと感じるような、とにかく骨太で芯もあり、本当にガチガチに二郎していた。
上野毛は、たまにドストレートにこう言った正統派な、めちゃくちゃな上ブレを出してくるから気が抜けない。
上野毛らしくないけど上野毛らしくもある、これが上野毛の百面相。
一時期、自分はあまり好みではない上野毛の顔が続く時もあったのだが、どの顔も好きになれると、その先はもう上野毛だけ食べていれば問題ないような、上野毛が凄く楽しくなる。
今週は3回目なのだが、久しぶりに密度高く訪問できてきて、前にも書いたが、この店、通うほどに上ブレしやすくなっていくチャージポイントがあるのだが、それがここにきてやって来た感じあり。
長時間並んで食べると、その分美味しくなるって言う考え方には懐疑的な方だが、この日はその考え方が凄く理解できる一杯だった。
これが食べられたっていう事実で、並びの事を完全に忘却できるようなレベルに達していた。
あと、こう言う最高に上ブレな一杯の時は、もうその丼で完成完結されているので、下手に生卵は付けなくて正解だったと思う。
むしろ、何かあるとノイズになる。
そう言えば、以前生田駅前店の Ninniku Jan の感想で思い出したが、ああいった小皿系味変メニューは、自分にとっては下ブレ時の救済措置としてなポジションかもしれない。
あくまでも、思い描く本当に最高の一杯は、一丼の時に会える気がする。
しかし、下ブレかどうかは食べてみないと分からないし(今日下ブレ気味ですとか言う案内があるはずがないので)、注文内容は食べる前に決めないといけない事から、自分はもう願掛けの意味でも、サイドメニューは基本頼まないスタイルが性に合っている気がした。
逆に言えば、下ブレが続く様な時には、一旦そう言うものを挟むと言うのも有効的かも。
総括すると、
サイドメニューを使えば、大きくブレることはないが、思い描く本当の最高の一杯には至れない。
サイドメニューを使わないと、ブレた場合の補正は効かないが、最高に至れるチャンスがある。
あくまでも超個人な結論なので、多くの人には当てはまらないだろうけど。
一つ一つの行動や判断に伴う動機をはっきりさせておくのは、今後の選択をスムーズにさせるので、一応ここに記録しておく。
食後に、お疲れ気味そうな助手さんと、今日は混んでましたねと少しお話し。
予想されていたのが、最近 SUSURU TV.で「初心者向け」として紹介されたのが原因ではないかと。多分これ。
で、助手さん同士で「初心者に厳しく行こう」などと話していたらしいが、もうその時点で厳しくするの下手な人達なんだろうなって、結局無理だったらしい。
根本的に良い人達なのが滲み出ている。
実際なんとなく初心者っぽい人も多そうだったとか。
回転速度の感じからも察するが、喜ばしい事だが、広まりすぎて欲しくないジレンマもあり。
あと、今回は本当に麺が良かったのでお伝え。
製麺した本人はそこまで意識されていないことだったらしいけど、圧延と言う処理を面倒だったから1回分端折ったらしく、それが功を奏したのかもとのことで、手軽にした方が良い結果になるならそれに越したことはないのではと。
まぁそれだけじゃなく加水率とか気温とか、あらゆる要素があるのだろうけど。奥が深い。。。
自分の人生において全く通ってきていないジャンルなので、知らない知識が得られるのは楽しい。