カメコ二郎

ラーメン二郎を中心に食べ撮りの痕跡置き場。カメラを持って二郎に行きます。

ラーメン二郎 上野毛店 - 「カラメ」が予想以上に良い仕事。テリトリー内の昼に食べるべき二郎として一気にトップに躍り出た。

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先日の訪問で、自分の期待以上の結果だったということを、二郎について考察し合うLINEグループ(非公式)に投下したところ、そのうちの一人、同じく上野毛店に対してそこまで良い印象を持っていなかった友人も、触発されたか改めて訪問したらしい。
結果、かなり良かったとのことで、興奮気味に大作レビューを寄稿してくれた。


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<*長いです。読み流して頂いても大丈夫です。>

上野毛二郎 小ブタ ニンニク少なめアブラカラメヤサイ バリカタオーダー
これがなかなか!いやーぁ、やられました。あの上野毛が、こーこまでのポテンシャルを秘めていたとは!一本取られましたな(ペシッ
まずあまり期待してなかったビジュアル、こーれがまた立派な二郎富士といってよいのではないでしょうか!そびえ立つ富士の麓には赤々と壁を作る「ザ ウォール(ブタの壁)」。山頂の雪具合も控えめなニンニク樹海も、ルックスのトータルバランスはご機嫌だぜ。
そしてあまり期待してなかったアブラ、以前はコマいタイプのチャッチャ系だと思っていたが、フワッフワの雲のようなのがプルプルと震えこちらにアピールしている!カラメを纏った挑発的なやつだ。カラメとアブラのコンビネーションはこういった奇跡が起こるからやめられないぜ。ジョンにはポール、ジャガーにはリチャード、プラントにはペイジ、ロジャーにはピート、氷室には布袋と、相方に成るべくしてなったコンビネーション。レスポールにマーシャル、最強のコンビだ。それらがシャキシャキのヤサイに降り注ぐ。最早ヤサイはナウシカでユパ様1人にやられたトルメキア軍の空母。降伏せざるを得ない、緊迫の状況。
そこにもたれかかる岩は、定しオーストラリアのエアーズロック。謎の赤い岩が半身浴だ!それらをランダムに、丁寧に水中に沈めていく。物語の序盤の顔と終盤の顔、どう変化するか見せてもらうぜ。即ち千と千尋の最初は頼り無さげな千尋が様々な経験を経て終盤には強い意志を持った逞しさを纏うエンディング、そんな冒険をこのブタは歩むであろう。必ずまた会おう!!
いく手を阻む水面の反射はキラキラと、油膜効果で保温効果も抜群だ。水中から引きずり出したあまり期待してなかった麺は、細めだがしっかりと芯のある、転んでもただでは起きないとでも言うような力強いやつ。無頼を地で行く一本一本の細麺が、バリカタという掟破りの異世界魔法にかかり、温厚だったあの上野毛の麺とは思えない程の凶暴性を持っていたとは、いやはや最早、どんな優秀なコンピュータでもはじき出せなかった予想外の事態が起きていることを世界が知るのはもう少し先なのであったか。こち亀の本田がバイクに乗ると豹変するかの如く。麺の防御力が上がったことで、周りのキャラクター達が一斉に騒ぎ出すぞ、「負 け て ら ん ね ぇ」と!
スープを連れてきた麺に感謝しつつ、口の中に流れ込んだスープがブタの大群と醤油のカメ処、千葉の平野の蔵元で熟成されたアノ醤油の洪水で血中に巡る!ブタの出汁が存分に出た非乳化スープ、二郎専用醤油のキリッとした香りがどんな食材が来ても倒すといった腕っ節の強さを主張する。満更嘘でもねえ、醤油の香りは麺にもヤサイにも、ブタにもニンニクにもアブラにも高い効果を発揮している。個別にダメージを与えつつ、全体を一つに終結させる規格外の旨味、まぎれもない二郎専用醤油。期待してなかった分、驚いて飲んだぜ。
麺のゴワゴワした感じにシャキ目のヤサイ、フワアブラとカラメのマリアージュ、細かめの白コショウ、何故二郎が一つの丼で提供されるかを理解した。何も足さず、何も引かず。
ヤクザみたいな店主は一食ずつ茹でるスタイルのテボでロットのタイミングを決めながら作業する。「はい、次4、1ねー。」などと言いながら食べるスピードと並ぶ人数を細かく確認している。テボで茹でるならロット気にせず座った順に一食ずつ茹でればもっと一人当たりの待ち時間短いのに。。そう、俺は広い茹で釜で一度に茹でるスタイルが好きだった。だからこそこの一食ずつ茹でるスタイルの店舗の麺は期待してなかった分、ここでバリカタが生きてきたことに遅ればせながら気づいた。通常の上野毛のペースでは茹で過ぎてしまうのだ。他の客の普通の茹で加減と同時に調理をされることで、柔らか目になる確率も上がり、更に旬を逃すことになっていく。それがどうだ、バリカタオーダーによって自分の二郎を優先的に作ってくれている。ベストな状態をより生み出しやすくなるバリカタをチョイスするのは必然的な吉!途中で中間報告の意味も込めて食べたブタはフワッとほどけ、染みた醤油とアブラを纏った所謂理想的なブタに。いつもは小ぶりでパサ、申し訳程度に添えられたほぐしブタみたいなのが印象的だったので、期待してなかった分ここまで育つとは思ってなかった。ポテンシャルを秘めていた。これは後半でまた再開した時はどんなバケモノになるってぇんだよ。ゴリも驚いた流川の伸び方「この男底が知れん」まさに言葉通りの驚きブタだ。
ブタを何故二郎ではブタと呼ぶか、チャーシューという呼び方が何故しっくり来ずブタと呼ばれるか。それは口の中に必要十分量を超えたボリュームで飛び込んできた時の印象、口の中を満たすのは最早調理された「焼豚」というよりは食材としての「ブタ」、そういう大きな括りの爆発的なパワーが全てのパーツに感じる。全体として期待してなかった分、全てがうまく回っている、そんな印象。ヤクザみたいな助手の丁寧なチンピラ感の接客もなかなか味がある。常にマスクなのは顔バレを恐れているのか。ヤクザみたいな店主は何故乳首がいつも浮いているのか。混沌とした状況、ただ一つ言えるのは目の前の二郎が基準値を超えた、昼に食べるべきテリトリー内の二郎のトップに躍り出ようとしていること。ひばりヶ丘は遠いし待つし、荻窪はカラいし地下アイドルみたいな女店員最近いないしヤクザみたいな客来るしカラいし、陸は個人的に少し違うし、目黒は臭いし駐車場代高いし、そこで上野毛がもっとデキた店舗だったらなぁ、て思いに飛び込んできてくれた、それがバリカタ。提供の速さも吉。今日は待ち1名で、自分も割とすぐ着席できた。ポイントは麺の硬さと味の濃さだったのだ。たしかに某二郎ブロガーのカメラ持ってる人も言っていた、大でもスルッと食べられるだろう。
後半育ち過ぎたブタが重いかなと思いながらも危なげなく完食。それぞれの楽器にチューニングがあるように、それぞれの二郎にもチューニングが必然。ギターのEADGBEという魔法の調弦を探し当てたように、俺たちはまだ一番しっくりくるトッピングを見つけなければいけないのだ。
それが見つかれば後はただ食べるのみ、、、、とはいかねぇんだな、これが!
二郎に立ちはだかる「ブレ」という常識。これが何度食べても楽には超えさせてくれない、越えるべき高い山として今日も俺たちの目の前にある。

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期待していなかった部分も大きいが、こういう思わぬ上ブレに巡り合えた時はとても嬉しいものである。
ブレというのは本来はマイナスな部分なのだが、反面してプラスにもなりうるのである。
こういう楽しさが二朗だなって思う。これがあるからやめられない。

彼とは自分の二郎の好みの傾向も似ているので、彼の評価は自分の評価と捉えても概ね間違いではないだろう。
ということで、ここ二回連続で上ブレを引いている状態。
で、ここでまた自分も昼の部で検証してみたいと思う。

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12:44 店着。
2名待ちだったが、食券を購入後外に出たら、なんか人数増えていた。5人くらい?
で、誰の後ろだったか覚えてなかったので、まぁ結局この人数だったら同じロットで結局変わらんだろうと、あと波風立てたくなかったしとりあえず最後尾に。
日差し除けが無いので、これからの季節は昼間は待ちがきつくなりそうだ。

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12:53 着席。
今回も大でバリカタで。

先日夜来た時は見かけなかったが、助手は強面の坊主の昔からいる方。
この日もマスクをしていて、友人の「常にマスクなのは顔バレを恐れているのか。」というのを思い出してじわじわ来る。
この日はとても機嫌良さそう。気持ちの良いてきぱきとした仕事ぶり。
昼間の常連だらけの、ふざけたプルカツとかいない、分かっている人たちで賑わっている雰囲気がなんとも心地良い。
店主さんも笑顔が見れて、少しの緊張感と、なんか居心地の良い感じとで、結構好きな雰囲気。

さて、、、前回が1分くらいでコールがあったが、今回はなかなかコールが来ない。
一抹の不安を覚える。

結局8分後。
13:01 コール。
今回は野菜マシ、アブラマシ、ニンニク、カラメで。
そしたら、野菜の盛りが前回よりも何往復分も増えている。
「ちょ、もうその辺で、、」と思ったが、その作業の一部終止を見ながら一抹の不安を覚える。
この助手さんの時はやばいかも、、、と思った。
大にしたし、これ、いけるんかいな。。。

カラメは前回友人がオーダーして良かったっぽいので。
前回食べた時も味自体は薄い訳ではなかったし、どうかなぁ?と思ったが、とりあえずは検証をと。

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13:02 着丼。
この迫力。

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豚増しではないが、豚もなかなかに良い感じ。

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まずは前菜のアブラサラダから。
ここのアブラはうまいので個人的にはマシにして正解。
肉繊維の混ざるお得なやつ。

そして思いの他カラメが良い仕事。
プレーン状態でも悪くはなかったが、ドレッシング要素が出て全体の潤滑油になっている。悪くない。
それから、気のせいかもしれないが、スープ全体のバランスの醤油率が上がり、逆に化調濃度が下がってマイルドになったようにも感じる。
これはなかなかおいしい誤算。

ニンニクは小刻み系で、辛み控え目の上品なタイプなので、少な目じゃなくても邪魔しなく良いバランスでいける。
カラメと合わさって、醤油ニンニクドレッシング状態。
パンチの利きの上でも欠かせない。

この前菜がおいしいので野菜コールはしておきたい。

ということ踏まえて総括すると、コールは基本全種類あって良いだろう。(全部コール)
その中で、更に増したいものがあればマシを付けるようにすれば良い。

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豚はスープに沈めておくことで、わずかだがホクホク度が上がって柔らかくなっているのが分かる。
アブラ身少な目だが、コールのアブラと合わせて食べればジューシー度アップ。

麺はもう少し固くても良い気がしたが、全然及第点。
スープとの絡みも悪くない。丼として一体感出ていた。

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ということで、今回も上ブレと言って良いだろう。
三回続けて良かったということは、もう「うまい二朗」として認定して良いかと思う。
夜は蓮爾という王者や、同系統非乳化トップタイの仙川店が営業を始めるが、昼帯の選択肢としては、うちからのテリトリー圏内からは、もう上野毛店を最有力と認定して良いだろう。

しかし、今日は個人的に後半、何故か左上の奥の歯茎が腫れてきて右半分の歯で食べないといけなくなってしまったのが不本意
原因不明だが、たまに起きる困った体質である。
エビフライの尻尾を食べると高確率でこの現象が起きることから(身の部分では基本的にはなんともない)、何かしらエビアレルギーなのかもしれない。
上野毛のスープにそういう要素が混ざっているのかどうか不明だが、そう考えるとエビアブラ要素があってもおかしくは無い。
ただ、過去これまで上野毛でなんとも無かったので、たまたまだったと信じたいところ。

とりあえずラーメン食ってかなり汗かいた。
運動不足のためなかなか汗をかく機会が無く、健康的やと思ったが、内容が二朗を食べてのことだと思い出して、プラスの思考が逆にマイナスに振り切った。
しかし良い汗だと思えたのは、上野毛店独自の後を引かないさっぱり感だろう。これは評価するべきところ。

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ちなみに、店横の駐車場、平日の昼帯30分600円もすることに驚愕や。
こんなマイナーな東急の駅やのに。。。
自分は原付なので、上野毛店に行く時は、二子玉川公園の駐輪スポットが停めやすいのでそこから歩いて行く。
途中の上野毛自然公園が、今の季節は紫陽花スポットとしてなかなか良い感じ。

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