ゼンゼン、最後に訪問した辺りで立て続けにデフォルトの味がぼやけてきた印象があり、なんかちょっと違うなぁという思いからしばらく敬遠していた。
同じ時期に友人も訪問して、何かしっくりこないものがあったようだ。その時のレビュー。
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ゼンゼン
ラーメン豚入りにんにく少なめアブラマシ
幸区からの帰りに寄っちゃった。笑
11:40分くらいで5番目。
店の前に座れるイスが三つあって、オレの前が二人組みだからよかったらイス座ってくださいって言ってくれて3番目に格上げ。笑
さすがジロリアンはジロリアンに優しい。笑
店に入ると見たことない二人が。
登戸にいたレスラーももう一人のアイツもいない。
今日はバイトの日か。笑
少し心配しながら待ってた。
ちゃく丼
写真撮って一口目までは両隣がエビ汁無しだったからエビの匂いに支配された。笑
まぁ食べ始めたら気にならないけど。
率直に感想を言うとまぁまぁだった。。
以下にまぁまぁの理由を。
ファーストロッドだからならいいんだけど、非乳化よりの微乳化。
蓮爾のイメージで来ちゃうからまず物足りない。
アブラマシたけど、極厚の油膜も、その下のつけ汁かと思えるようなスープもない。
不味くない。
バランス取れてて美味いけどちと違う。
あの全てが主張してくる感じ、暴力的な力がない。
不味くない。
麺は極太でワシワシで噛み応えあってインスパイアの中ではキテるけどちと違う。
眼が覚めるようなパンチはないかな。
たぶんカラメにしたらって感じでもない。
アブラはまぁ普通。
蓮爾のアブラもまぁ普通のヤツだけど、あのスープと油膜だから固形アブラはアレくらいでいい。
不味くない。
でもここのはちと違う。
スープがライト目だからアブラでさらにマイルドになっちゃう。
欲しいのは暴力スープからの清涼剤的なアブラ。
とは言え不味くない。
野菜はシャキ目かな。
非乳化よりには合うかな。
豚は箸で持つと崩れるレベルの柔らか煮豚。
味は染みてない。
歯ごたえもあまりない。
トロトロバラ肉好きだけど、やはりスープがライトだから味がしない。
あの蓮爾の豚の脂身の多さ、味の極染み具合、赤身部分の食べ応え、スープに浸してたらさらにヤバい風に育っていくあの楽しさ。
色々足りなかったな。。
不味くない。
むしろバラ肉あんだけトロトロは結構手間はかかるんじゃなかろか。。
でもちと違う。
ん〜。
なんか悪そうに書いちゃったけど、美味かった。笑
ただ、すげ〜腹減ってたこと、
初めて3人で食べた時は小じゃ少なく感じたくらい美味かったこと、
蓮爾のイメージで食べちゃうこと、
があるからなんか微乳化ライト目のちょこちょこある感じになってしまった。
インスパイアの中では結構美味い方かな、くらい。
不味くない。
美味いけど勝手にハードル上げすぎた!笑
店主がいないからこうだった、であってくれ〜!
でも美味かったよ。笑
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しかし、その友人が最近訪問した際に、めちゃくちゃうまかったそうで。
その時の手のひら返しレビュー。
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また川崎からの帰りにゼンゼン昼の部行っちゃった〜!
前回がそうでもなかったからあんま期待して行かなかったんだけど今日は猛烈にウメ〜!
麺超ゴワゴワで食べ応えハンパね〜ウメ〜!
スープ微乳化で脂と醤油のバランスがいい感じでウメ〜!
豚はホロホロバラ豚で箸でモテないくらい柔らかくて味はそこそこの染み具合でまぁまぁウメ〜でも今日のいい感じのスープにつけとくとめちゃくちゃウメ〜!
カラメにしてみたから脂も味がするタイプに変身してて野菜との辛味が、絡みが最高でウメ〜!
にんにく超かれ〜!
少しスープにつけただけで辛さと臭いがスープにすげ〜スピードで広がってって仕事中だよって思って困るって感情がどうしても先に出ちゃったけど夜飯だったらこれはこれでウメ〜!
全体的にウメ〜!
今日は当たり日や!
89点!!
蓮爾食いて〜!
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思えば、スープのぼやけは、先日の蓮爾新町一丁目店でも思ったが、もしや自分のトッピングのアブラマシマシが原因なのでは?と。
ゼンゼンではいつもアブラマシマシにしていたので。
ということで、次回訪問時はアブラをノーマルの状態にして(二段階マイナス)、友人と同じくカラメもつけて、あと野菜とニンニクもつけて、要するに「全部」コールでまた検証してみたいと。
野菜はノーマルの野菜だと小ラーメンだと物足りないので大ラーメンで。ここまで計算した上で、あとは実食あるのみとお店へと向かった。
ちなみに、先日の夜から辛いラーメンの「トムヤムラーメン」バージョンが始まったばかりだが、今日はそれは無視して初志貫徹でデフォルトで。
本日より辛いラーメン販売再開します。
— ラーメン ゼンゼン (@ramen_zenzen) July 1, 2019
今回は「トムヤムラーメン」です。
バターを足すとまた風味が変わっておすすめです。最初から入れても途中で足して味変してもいいと思います。
13:03
店着。外待ちは居ないようだ。
新しいメニューが始まったばかりなので、混んでるかなぁと思ったが、ラッキー。
店前にポスターが。
このゼンゼンのある通りのこじんまりとした商店街でサンバカーニバルがあるらしい。
余り想像できないが少し気になる。
店内は空席3席。
すぐに着席。
BGMはU2が。
地味に僕の前でロットが別れて、13:16コール&着丼。
ゼンゼンの大ラーメンは丼が深めで、かつ野菜の盛りもそこまで感じないので、あまり写真映えしないのが残念。
あと照明の加減から黄色が強くなってしまう。
まぁそこは置いといてとりあえず食べる。
まずスープを一口。
ちゃんとガツンとパンチがある。豚の出汁も濃厚に感じる。
これは嬉しい誤算。
やはり、今まではアブラマシマシにしていたことにより、表面に油膜ができ、味を形成する醤油成分に届くまでの邪魔をしていたのだろう。
今まで勿体無いことをしたなぁ。。。
カラメ効果もあったかもしれない。
後半若干しょっぱくも感じたが、ぼやけるよりはぜんぜんあり。
また、今日は麺の蓮爾感がかなり強めで良かった。
小気味良い噛み応えが絶妙で、無限に食べていたくなるムチパツ麺。
噛み跡は蓮爾お馴染みの生の成分も見え隠れしていた。
豚も解けるような繊維質のホロホロしたやつ。
このタイプ一番好き。
長らく新町ではお目にかかれていないやつ。
これ毎回提供してくれるなら嬉しいなぁ。
総括すると、今まで何度もここのラーメン食べて来たけど、今日は、スープ、麺、豚、どのパーツを取っても一番くらい上ブレだったかもしれない。
大ラーメン+全部は、かなりあり。
このクオリティが安定しているようだったら、またホームとして返り咲けるポテンシャルはあるなと感じた。
また、コールのアブラのスープへの影響は、改めて見過ごせない部分だなと思った。
今までは、野菜を入れるならスープが薄まるからカラメも入れるというイメージだったが、アブラを入れる場合も、スープへのアブラコーティングで味が薄く感じてしまう影響からカラメも入れる、というニュアンスも考えられることに気付いた。
野菜とアブラ、どちらの場合もカラメで最終的にバランスを補完する。
この辺のチューニングでいかに自分好みのものが作れるか?
しかしまぁその裁量はその時の店主の気まぐれで覆されることもあるかもしれないが、どう攻めるかを考えるところからが二朗の醍醐味である。