カメコ二郎

ラーメン二郎を中心に食べ撮りの痕跡置き場。カメラを持って二郎に行きます。

ラーメン こじろう 526 武蔵小杉店 - 「薄味」初検証。ぐびぐび行けるかなと言う狙いからの薄味だったのだが、根本的にかなりのアチアチで、温度が気持ち落ち着くまではそこまでがっついて飲めず。非乳化ならではの爽快感ある食後感は、ついつい食欲が落ちてしまうこの季節にかなりありな気がする。

前回ラーメンを食べてから微妙に機会がなく一週間。

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一週間も空くとそろそろ禁断症状が出始める。
しかしこの暑い中遠出する気力はないし、あまり並ぶ気力もない。
系統としてはあっさり目の口当たりの、、、と絞っていくと、思い至るのはこちら。

12:26
先客3人空席あり。

小ラーメンを。

他の人のコール中だったので、ひとまずほとんどただの紙の食券をカウンターの上に置いて水を汲み、戻って来たところで、今回は前から試してみたかった「薄味」の申請に初成功。
厨房では、既に自分用の丼に通常料の醤油が入っていたっぽくて、それを一旦元の容器に戻して入れ直すと言う場面も見られた。
かなりの最効率重視で動いていることが分かる。

あっという間にコールタイム。
このファーストフード感がかなり良き。

店主「ニンニク〜〜入れ〜〜ますか〜〜〜」
自分「ニンニク少し ヤサイマシ で。」

質問の切れ目を狙って返答するのが良いと思うが、語尾がかなり長めで切れ目がなかなか掴みにくいので、結果微妙に被せるようなタイミングで伝える形になってしまう。

野菜は既に結構盛っていたっぽいので、ニンニクのみを入れて提供へ。
もし自分が「ヤサイ抜きで」コールだったらその野菜を戻す事になっていたのだろうか?
薄味の件もそうだが、少し最効率的に先読み動きが過ぎるような気がしなくもない。

さて、提供されたのはこちら。

相変わらずヤサイはモヤシ100%の潔さ。
茹で加減もかなりのアチアチシャキシャキ仕様。
野菜でここまで高温なのは珍しい気も。

検証したかった薄味スープについて。

ぐびぐび行けるかなと言う狙いからの薄味だったのだが、根本的にかなりのアチアチで、温度が気持ち落ち着くまではそこまでがっついて飲めず。
で、ぐびぐび行けない場合はその分チョビチョビと飲むことになるのだが、そう言った飲み方だともう気持ち濃い目の方が良かったかもしれない。
と言うことで、寒い時期だったら薄味が良いかもしれないし、暑い時期はデフォルトが良いかもしれない。
とまぁこの辺は状況に応じて選択していくのが良いかもしれない。
ちなみに、薄味にした方がスープの背脂の旨味が分かりやすくなったような気もする。

麺は口当たりが本当に良い。

ここまで小気味良い麺はなかなかないんじゃないかなと思う。
これは実際に口にしないと分からない良さがある。

豚は、中山駅前店と同様に野菜の下に隠されての提供なのだが、この高熱スープの恩恵をしっかりと受けて、余熱調理で良き具合に育つ。

この店のニンニクはビター目で、お寿司で言えばワサビにも通じるものがある。
個人的にはあった方がより旨いと思う。

後半、スープがやはり少し味気なく感じてしまったので、普段あまり利用しない卓上のブラックペッパーと唐辛子を。
ブラックペッパーはあまり混ざらずスープの底に溜まるので、だんだん支配力が増して来てせっかくのバランスが崩れてしまい、少し余計なことをしてしまった感。
系統としては、中華屋さんの薄いスープみたいな味に寄ってしまった。
これに溶き卵と軽く水溶き片栗粉を混ぜたら中華スープの完成か。
と言うかこの店だったらホワイトペッパーの方が合う気がする。
なんにせよ入れすぎ注意。

とは言え、後半温度も落ち着いて来て結局完飲。

食べているうちは結構量を感じるが、食べ切ってしまうと意外と余裕があるような不思議。
そこまでお腹にいやらしくたまらない感じというか。消化が良い感じというか。
さぬきうどんにも近い感覚。

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非乳化ならではの爽快感ある食後感は、ついつい食欲が落ちてしまうこの季節にかなりありな気がする。