カメコ二郎

ラーメン二郎を中心に食べ撮りの痕跡置き場。カメラを持って二郎に行きます。

家系ラーメン大輝家 日吉店 - 初訪問。フォロワーサービス「生ニラ」。お好み全部普通のデフォルトラーメン。完全に個人的嗜好による「生活圏内のご飯食べ放題の家系ラーメン決定戦」まごうことなく優勝。

完全に個人的嗜好による「生活圏内のご飯食べ放題の家系ラーメン決定戦」。
武虎家綱島店にて一応決着は付いていたのだが、そこに新たにこの店が参入。

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オープンしたのは2023年の2月23日。
評判は良さそうでずっと気にはなっていたのだが、なかなかタイミングに恵まれず、ようやく訪問して来た。

と言うのも、そもそもこの "ご飯食べ放題の家系ラーメン" 自体の優先度が落ちていた。
個人的にラーメンに求める重要な要素に「食後の多幸感」と言う部分があるのだが、この食べ方だと、ご飯の粘っこさが喉元につっかえるような感じになって、あまりスッキリとは言えない状態になってしまい、求めている境地にはならなくなってしまうと言う部分に改めて気付いてしまったので。

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しかしそれを踏まえた上でも、「今日はそうなっても良いからご飯に溺れたい」みたいなタイミングもあるにはあるので、そういったタイミングと営業時間がマッチした時が狙い目ではあるのだが、なかなか難しく。。。
まぁ自分がここまで考えずにご飯を控えれば良いだけな話なのだが。。。

と言う訳で訪問。

22:25
空席半分くらい。

最近は外待ちしている人も結構見かけるくらいには人気店なので、タイミングは良かったかもしれない。

入り口左脇にある黄色い縦の看板は、少しラーメン二郎池袋東口店を彷彿とさせる。

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あそこまででかくはないけど。
と言うか看板が全部赤なのにこれだけ黄色なのが、なんか微妙に統一感に欠ける気がする。どうせならこれも赤にすれば良かったのに。

営業時間は基本的に 11:00-24:00
日曜日のみ 23:00 まで。

まずは食券購入。

まぁ初めてだし「ラーメン(並)750円」で。

で、予習済みだったが、ツイッターのフォロワーサービスなるものも。

日によって内容は違うようだが、この日は「生ニラ」だそうで。
予めフォーロー済みだったので、これはもちろん申請。

申請の際にフォローしている画面とか証拠として出すべきなのかとか思っていたが、フォローしていると言うことだけ言うだけで問題なさそうだった。
そんなにアバウトで良いのか?とも思ったが、ここでスマホを出して数あるフォロワーからアカウントを見つけ出して提示するっていう作業をするには、少し時間がかかるしスマートではないかもしれない。

同時に、家系お馴染みのお好みは、初めてだし「全部普通」で申請。

ちなみにQRのリンク先はこちらのアカウント。
@Dakiyahiyoxi

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ちなみにこのツイッターアカウントだが、不思議なことに検索で出てこない。
「大輝家 日吉」
「@Dakiyahiyoxi」
でアカウントを探しても引っかからないと言う不思議。

一体どう言う仕組みなのか?

店のQRを見ていないのに個人的にどうしたのか?と言うと、食べログのリンクから辿り着けた。

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と言うかこのアカウントを手打ちで入力しようとした時に気付いたが、

Dai ki ya じゃなくて
Da ki ya

hi yo shi じゃなくて
hi yo xi

と言うひっかけ。
ぱっと見気付かなかった。間違い探しかな?
本当にややこしい。

ぱっと見「@Daikiyahiyoshi」かと思ってこれで検索していたこともあった。
勿論引っかからない。

しかしこれはわざとなのか?ただの誤植を放置しているのか?
店の情報を扱うツイッターだったら、こう言った部分からちょっと格好付かない感じが。。。

ちなみにこのツイッターを見る限り、フォロワーサービスの内容は毎日ツイートされている訳ではなさそうだったので、ツイートされていない日はそう言うのはやっていないのかなとも思ったりもしていたけど、実際はそう言う訳ではなく、内容が変わるタイミングのみツイートされるのかなと推測。内容自体は数日同じものが続く模様。
まぁ結局は、実際に店に来て店の中にあるポップを探すのが一番かもしれない。

とまぁ、とりあえずオーダーが一通りうまくいって一安心。
と言うことで、期待していた「ライス終日食べ放題」コーナーへ。

茨城県産のコシヒカリらしい。
個人的に茨城県産ってあまり聞いたことがないが、まぁ個人的に米の産地については同じ日本だったらどこでもそう変わらないんじゃないかなと思ったりする。

この店の嬉しいところは、ご飯がセルフ式であると言うこと。
ライバル店である「武蔵家」「武虎家」などはスタッフへのオーダー制なのだが、オーダー制だと色々と気を使う場面が結構発生する。

・混んでいる場合やロットの切れ目とかで慌ただしい時とか、申請するタイミングが掴み辛かったり。
・それで結構待たされたり。
・お代わりの回数が増えると、気を遣ってしまい欲しい量を諦めたり。
・逆に何故最後の一杯をこんなに盛ってしまったのか?と焦ったり。
などなど。

個人的にこういった店では基本的に "かなりお代わりをしたい派" なので、それがスムーズにできるかどうか?と言うポイントはかなり重要だったりする。

前々回に食べた武虎家綱島店ではその辺があまりスムーズに行かずに少しヤキモキしてしまった記憶が。

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で、前回訪問した武蔵家日吉店では、それの対策として最初から特盛申請をして、そもそも "お代わりをしない" と言う方法で事なきを得ることができた。
が、それはそれでこの時はうまくいったけど、特盛の量感がアバウトなので少し怖かったりもする。

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まぁとにかく自分のような食べ方をするには、この方式はかなり助かると言うことである。

そしてそのすぐ隣には、
・青かっぱ
・辛子高菜
・食べるラー油
のセルフの三種の神器。

更には、卓上にある「極ショウガ」「極にんにく」といったものがご飯との相性抜群らしい。

そして卓上にあるマヨネーズもかければ最高らしい。

と言うかマヨネーズの存在に、ご飯を食わせることへのマジの本気を感じる。

とりあえず完成。

それにしても表記の統一感がないのが気になる。
容器 > ショウガ / 壁のポップ > 生姜
容器 > にんにく / 壁のポップ > ニンニク
容器 > 極 / 壁のポップ > 極「み」(「み」が付いたり付かなかったり)
など。。

これはこの店のアカウントのスペルにも見れらる部分ではあったけど、こう言う部分が洗練されるだけで、ちょっとごちゃつき気味の雰囲気がグッと引き締まると思うのだが。。。

とか考えながら、ラーメンが提供されるまで暫くかかりそうだったのでご飯一杯平げる。
とは言え割と小ぶりなお茶碗なので、そう大したことではない。

二杯目をよそっている時にラーメン着丼。
浅目のお皿に丼スタイル。

カウンター上部から下ろしてご対面。

フォロワーサービスの生ニラの緑が良い感じに目に付く。

サービスにしては量も期待していたよりもなかなかで良き。

とりあえずスープ。

若干粘度もあって、しょっぱ具合も程良く、これはしっかりとご飯が進む味。
しかも卓上を使わずに、事前お好みも普通のデフォルト状態でこの仕上がりは、かなりポイント高い。
武虎家も卓上を使わずにかなり好みだが、こちらもかなり評価高い。
この食欲増強感はニラ効果も少しはあったかもしれないけど。

そしてスープの量そのものが結構多めなのもかなり良い。
武虎家や武蔵家と比較しても、丼の淵から水面までの距離が、大輝家が3cmくらいだとしたら、武虎家や武蔵家が6cmくらいと二倍くらいの差あるのが分かる。

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もちろん丼の大きさが同じと言う訳ではないと思うので正確ではないが、実際多めに感じた。
極端に言えば、個人的にはスープと米だけでも良いくらいなので(もはや麺抜き)、これはかなりの評価ポイント。

麺は気持ち太めなのがかなり良い。

武蔵家や武虎家で、毎回もう少し麺が太かったらもっと良くなりそうなのになぁって思っていた部分が、それがこの店で理想の形となった気がする。
実際「杉田家」とか直系店は気持ち太めだと思うので。

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太さで言えばこの界隈だと「極楽汁麺 らすた」が理想的だった記憶があるので、そちらもまた確認しても良いかもしれない。

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そして好み「普通」の茹で加減もなかなか良い。
基本的にご飯食べ放題の家系は、結果まったり食べることになるので、伸びる事を考慮してカタメがベストになることが多いが、この店の茹で加減は時間が経ってもいやらしく伸びることもなく良い状態を保っていた。

チャーシューはかなりの大判。

厚みは少し控えめだが、この薄さによって余熱が通りやすくなっているとも考えられるので、バランスを考えると良いかもしれない。
系統的には武虎家に近いかもしれないが、こちらの方が部位的にアブラの筋張った成分がなく、程良く薫製感なども効いていて好みかもしれない。
これに関しては、この日がたまたまでブレの可能性もあるかもしれないけど。

あとは、今回のニラの恩恵もあると思うけど、チャーシューが隠された状態での提供だったこともポイントが高い。
これは中山二郎方式と同じだが、あえて野菜や他のパーツで覆うことによって、余熱調理が進んで即戦力のホクホクに仕上がると言う。

最近の家系とかは、明らかに後乗せチャーシューでラーメンに合わせるには浮いているパターンがたまに見受けられるが、個人的には一体感があった方が好きなので今回の仕様はかなり良き。

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分かり切っているが、海苔はご飯とも良く合う。

ニラもご飯と良く合う。

結局ご飯は合計4杯。
そして完飲。

総評すると、完全に個人的嗜好による「生活圏内のご飯食べ放題の家系ラーメン決定戦」、まごうことなく優勝。

・ご飯セルフ
・充実ご飯のお供
・ちょい太麺
・スープの味と量
など、多くの決まり手があった。

とは言えこれまで優勝店だった武虎家綱島店も、この店ができてからだと思うけど意識的にか、再びご飯が終日無料になったり(以前は50円だった)、フォロワーサービスやご飯のお供などのサービスも精力的にはなってきているようではある。

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あと、アドバンテージとしては深夜1時までと言うプラス一時間がある。
個人的にこのプラス一時間は結構大きい。

ご飯の量の調整もストレスなくできたので、久しぶりにこの手のラーメンで後味多幸感を感じることができた。
しかしこの後、胃の中で麺が膨らんできて、多幸感は結局苦しさに変わっていくのだが。。。
お腹のポンポン具合も治まらず、やることも手に付かず、あとは寝るくらいしかできないくせに寝苦しいと言う、なかなかのやられ具合。

どちらにせよ、ご飯と合わせるのはいくら美味しいからと言ってもやりすぎはあまり体に良いものではないかもしれない。
ラーメンをなるべく少なくしてご飯をいっぱい食べるのではなく、正攻法にラーメンを大盛りにして、それで足りない分をご飯で軽く補うと言う方向で再検討しても良いかもしれない。