カメコ二郎

ラーメン二郎を中心に食べ撮りの痕跡置き場。カメラを持って二郎に行きます。

極楽汁麺 らすた(日吉) - 「味薄目」初検証。塩気も十分だし、重さも適度にあって、何よりも飲みやすくてかなり良い。後味の余韻も良い感じで、口の中に多幸感が広がる。長らく自分が求めていた家系の形を見つけた気がする。

生活圏内の二郎はもうやってない時間、たまたま地元で時間ができたので訪問。

23:13

最近二郎においての個人的スタンダードコールである、
「薄味 アブラは普通」
を、家系ラーメンにて検証したかったと言う課題もある。

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家系ラーメン屋自体は多くあるが、ご飯食べ放題やトッピングなど、ラーメン以外の要素を押し出している店が増えている気がするが、現状単純にラーメンとして個人的にこの界隈で一番旨いと思うこちらを選択。

まずは食券購入。

ラーメン 700円 + 麺大盛 100円
ライス大 無料

味薄目で申請。
(油と麺は普通)

入り口入ってすぐの端席。
椅子は床に固定タイプ。

やはり獣臭は少なからずあるが、恐らく一番臭ってこない場所かなと思ってこの席を。

あと、この席店内も見渡しやすいので良いかも。

スタッフワンマン営業。
先客3人。
その一人が馴染みの客なのか、スタッフさんとまったりと喋っている。
スタッフさんは不眠気味らしく、直ぐに眠れる人が羨ましいみたいな会話をしていた。
このゆったりした空気感も、この遅い時間に悪くない。

これまでいつもライスのみ先出しされていたが、この日は同時に着丼。

相変わらず海苔によって全貌が見えない。

とりあえずライスにはセルフの青かっぱを。

まずは気になっていたスープ。

塩気も十分だし、重さも適度にあって、何よりも飲みやすくてかなり良い。

家系ラーメンのスープと言えば、飲み物というよりもご飯のお供の「おかず」と言う位置付けのイメージがあったので、薄くすることによってご飯との絡みが物足りなくなってしまわないか?と言う懸念があったが、何も問題なかった。
自分の意識的にも、最近はその点をあまり重視しなくなってきたと言う事も関係しているだろうが、どのラーメンにおいても、結局根底の考え方は同じで良かった。

このスープの感じとかラーショっぽくもある気もする。
家系ラーメンの前身がラーショだったと言うことを連想させてくれるような?
ラーショが好きな人はこの店好きだと思う。

スープの量自体がしっかり多いのも良い。
最近の量産型の家系は、やたらとスープが少ない店が多いイメージあるので。

一応全貌が見たかったので、海苔を避けて一枚。

麺は、好みは特に伝えなかったが、気持ちカタメに仕上がっている感じがとてもしっくりくる。

そしてこの適度に太い麺が絶妙にうまい。

量産型の家系って、麺がいかにも既製品感と言うかどこでも食べれそうな感じというか個性のない感じがあるが、その点においてもこちらは評価できる。

薄味スープにおいても、それを吸わせた海苔はご飯との相性良好。

チャーシューとほうれん草は、特筆する感じは無いが、自分も特にこだわりはないので特に問題ない。

完飲。

ボリューム感的には正直もっと食べたい気もあった。
麺大盛x2をまた試してみても良いかもしれない。

まぁしかしこんな時間に食べるならこれくらいが良いのか。
後味の余韻も良い感じで、口の中に多幸感が広がる。

これまで、この店を含めご飯無料系の家系で食べた暫く後で、お米が食道につっかえる感じというか若干気持ち悪くなる感じが高確率で起こっており、今回ももしかしたら来るのか?と少し怖かったが、この日は特に問題無し。

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自分の体の相性的にも、家系においては「薄味」はマストと考えて良いかもしれない。

と言う事で、長らく自分が求めていた家系の形を見つけた気がする。
家系のイメージから、重さを求めると言うのがそもそも違っていた。

地元という事もあり深夜までやっていて定休日もない。
ラーメン選びの最後の砦として、こう言う店があるのは頼もしい。