カメコ二郎

ラーメン二郎を中心に食べ撮りの痕跡置き場。カメラを持って二郎に行きます。

ラーメンショップ 高田店 - 改めて「中ネギチャーシューメン 薄味 カタメ」。薄味ならではの味のグラデーションと、カタメならではの固さのグラデーションによる二段構えのグラデーションで、飽きる隙のない完飲必須の一杯。そして、このメニューの生ワカメがどこに紐付けられていたのかを今更知る。

インスタでよく気にかけてくれるラーショ好きのフォロワーさんが、最近こちらに食べに来たと言う投稿を。
それに触発されて、久しぶりに確認訪問。

最後に訪問したのは今年のゴールデンウィークなので、大体半年ぶり。

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この半年のうちに、自分のよく行く二郎やちょくちょくチェックする家系などのラーメン屋のほとんどが値上がりしたが、この店はどうだろうか?と言う部分もチェックポイント。

13:16
先客二人と、助手のおばちゃんが一人賄いを食べているといった感じで、すぐに店内へ。

にしても、この店主さんとおばちゃん二人、本当にいつも和やか。

とりあえず水を汲んで角の席に座り、壁に貼ってあるメニューを確認。

今年の1月に訪問した際に写真を撮っておいたものと照らし合わせると、ラーメン類が一律100円アップしているようだ。

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トッピング類とか味噌味とかは変更なし。

まぁでもとりあえずここに来たらこれしか頼まないっていう「中ネギチャーシューメン」を。
壁のメニューには載っていないが、中チャーシューメン1000円に100円アップという感じで1100円。

それを、今回は「薄味 カタメ」で申請。
「薄味」に関しては、前回訪問の際に、通常通りに一通り仕上げたスープをざっくり1/3くらいバシャっと捨てて、その後、だし汁を注ぎ足して元の量に帳尻を合わせるような感じで作っていたのを見てしまい、そういう作り方だったら「無し」かなぁと思ってしまったのだが、ただ単に「薄味ということを調理の途中で思い出して作り替えた」とも取れる動きだったので、今回はそれもチェックポイント。

と言うことで見ていたら、今回は特に捨てるといった動作もなく、普通にあっという間に仕上がった。
やっぱりそうよね。

着丼。

相変わらず杯のようなでっかい丼にスコップのようにでかいレンゲ。

とりあえず薄味スープ。

最初こそちょっと物足りないかも?と思ったりもしたが、ネギを馴染ませるようにしながら飲むと、独自のクマノテ?なのか、ごま油っぽいコクがジワジワと効いてきて、奥深い味わいに。
薄味ということで元の味を抑えているからこそ受け口に余裕があり、こういう味の変化も感じられやすくなるかな?とも思ったりする。
薄味ならではの、クマノテ味ラーメン。
このグラデーションのように変化していくのが飽きのこない要素というか。
ゴクゴクいける。

カタメ麺も、最初はちょっと馴染みが弱いかも?って思うものの、すぐに馴染みだす。

極端に例えるなら、チキンラーメンをほぐさずに3分待たないで食べるような?

www.chickenramen.jp

お湯に浸かり切らずにちょっとパリパリ部分が少し残っている状態で食べ始めて、気付いたら馴染んでるみたいな。
こういう食感のバリエーションも楽しめるポイント。

しかしそのポイントに限らず個人的にカタメを推したいのは、この店の麺はデフォルトだと、まぁ普通と言うかあまり特徴がないと言うか、いわゆる食堂のラーメンの枠にあるなぁという印象があったのを払拭するためと言うか、消極的なものであったりするのだが。
あくまでも好みの部分だが。

ネギは、盛り付け風景を見ていると結構盛っているように見えるが、いざ食べてみると思いの外体感量はない。もっと欲しい。

それだけ麺と馴染んで一体化しているとも言えるのか。
クマノテとごま油の香りやスープへの味変の部分においても、見た目以上にしっかりと仕事をしているのは伝わるが。

そしてこの滑りけたっぷり生ワカメ。

この店ならではって言う感じで、かなり好きなトッピング。

先日この店に来たというフォロワーさんは通常のネギラーメンを食べていたのだが、「ワカメ忘れてた」っていう記事を見て、あれっと思い直して過去記事を見返す。

自分が初めてこの店に来た時にも手始めに通常のネギラーメンを食べたのだが、それにはワカメが入っていなくて、それ以降自分は常にネギチャーシューメンを食べていたが、それらには全てこの生ワカメは入っていた。(味噌味の場合も)

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と言うことは、「この店はチャーシューメンにネギの100円をプラスすると同時にワカメもついて来る」のか?と。
ワカメそのものは個別に100円トッピングにあるようだが。
それだったらチャーシューとセットの方が絶対にお得やん。

と思ったが、ネギラーメンにプラス200円でネギチャーシューメンになると言う方向から考えると、ワカメ100円+チャーシュー100円と思うと普通に納得できる。

とか考えて、そう言えばただのチャーシューメンってどう言う感じなのかな?って検索してみたら、チャーシューメンにはデフォルトでワカメがついて来るみたいだった。

tabelog.com

なんと。。。
これは盲点だった。
この店のチャーシューメンは実質「ワカメチャーシューメン」だった。

まとめると、
デフォルト+100円 ネギラーメン(ネギ)
デフォルト+100円 ラーメン+ワカメ(ワカメ)
デフォルト+200円 ネギラーメン+ワカメ(ネギ&ワカメ)
デフォルト+200円 チャーシューメン(チャーシュー&ワカメ)
デフォルト+300円 ネギチャーシューメン(ネギ&ワカメ&チャーシュー)

さてさて、ようやくお楽しみのチャーシューに着手。

そのままだと生っぽいので、スープに浸してしゃぶしゃぶして余熱調理していた。

あまりチャーシューに力を入れていないタイプの家系とかだと、こうするとアブラ成分がスープに溶け出して思いの外縮んだりするのだが、この店のチャーシューはそういった脂肪分も少ないので、大きさはほとんど変わらない。

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それでいて、その油分はスープのコクとなり、これもスープが徐々に味変をしていく要素。
更に、これも薄味ならではの受け口の余裕もあって、その変化をより感じることができる。

このチャーシューがまたクセのない味わいでかなり好き。
自分が思う、チャーシューメンというジャンルのスタンダード的チャーシュー。

更に味変。

個人的にこのらあじゃんによるちょっとした辛味噌ラーメン化が好き。

ascii.jp

そして、一枚しかない海苔はどのタイミングで食べるべきか迷う。

前回は気付いたらスープに溶け込んで佃煮状態と言うか調味料化して、海苔塩ラーメンとなってそれはそれで良かったが、今回は思いの外溶けずしっかり残っていたので、適当に具と絡めて食べる。
うんま。

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そのまま完飲へ。

久々に来たけど満喫できた。