ギリギリ行けそうだったので訪問。
21:52
6人目に接続。
流石にもう並びも少なく、客層も落ち着いていてしめたもの。
しかし前の客がたまにチラッと見て来るのが、もしかして「自分で宣告なのに伝えるかどうか悩んでいる」ようにも見えて、若干落ち着かない。
伝えるならさっさと伝えて欲しいのだが。
21:56
そうこうしていると、スタッフさんが出てきて、自分で最後ということで、後続客が来るようだったら宣告してくれとのこと。
とりあえず一安心。
結局この日はそれ以上後続が続くことは無かった。
小ラーメンで。
カタカタ申請。
すると、「薄味じゃなくていいの?」って店主さんから確認される。
いつの間にかこの店でも「薄味の人」って認識されていて恐縮する。
まぁでもこの店の直近のデータから、麺は柔らかくスープは優しく全体的にソフト目傾向にある気がしているので、事前申請は初心貫徹でカタカタのみで。
自分のいる最終ロットにおいてカタカタは自分だけだったため、前の客を抜いて自分が最速コール。
ニンニク少し ヤサイマシ アブラ少し
今回もいつかの縁をパテで補修した丼。
まぁでも補修の仕方がちょっと違うので別個体だろうけど。
なんとなくこの補修された丼の時は良い時が多い気がする。
まずはアブラサラダ。
ヤサイは最終ロットらしくクタ気味だが、アブラが鮮度を保っていて良好。
コッテリ潤いサラダ良き。
スープがこれまた透明度が高くてすんごい綺麗。
キャラメルのような澄んだ鼈甲色で、アブラの反射のきらめきがダイヤモンドのように美しい。
昔お土産屋さんでよく見かけたオイル時計のオイル部分に使っても遜色なさそうな美しさ。
飲み味も、カラッと突き抜けるようなクリアな醤油のしょっぱさの他にも、酸味や甘味を含んだ奥深い味わい。
決してベタつかず爽快感があって、かなり自分好み。
これで下手にインスパイアの乳化系とかだと、変に重かったりベタついたりしそうなものだが、流石の仕上がり。
カタカタ麺は、このクタヤサイとの食感コントラストが良い感じ。
このクタヤサイを絡め取るためにも、これくらいの硬さとしなやかさは必須。
もし柔らかめにしていたら、全体的にグデっとしてパッとしない印象になっていたのではないかと思う。
豚は、厚みもしっかり脂身少なめの肉肉しい良部位。
かなり自分好み。
完飲間近の刻みニンニク達は、余計な辛味成分が抜けて、ホクホクに育ってうまい。
その勢いのまま完飲。
前回はちょっと残念だったが、今回はなかなかの神野毛。
この店、上にも下にもブレる振れ幅がでかいが、当たるとやっぱり旨い。
個人的に外的要因に振り回される事が多いのだが、今回はその点においてストレスゼロだった事が大きいかも。
まぁこればっかりは運なので、また隙をついては覗いてを繰り返すのだろう。