カメコ二郎

ラーメン二郎を中心に食べ撮りの痕跡置き場。カメラを持って二郎に行きます。

極楽汁麺 らすた(日吉) - ラーメン麺大盛+ご飯大盛り。界隈一の太麺と、透明感のある飽きのこない絶妙なしょっぱスープ。自分のような欲深い人間には、お代わりできない縛りはむしろ健全で良かった。

先日訪問した大輝家。

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とにかくご飯を食わせにかかってくるスタイル自体は最高だったのだが、時間差でやってくる食べた後の苦しさに危険を感じてしまった。
で、大事なのはやはりラーメンそのものでどこまで満足できるのか?と言う部分だと改めて考え直す。

そこで思い出したのがこちら。
記憶が正しければ、この界隈の中で一番の太麺の家系ラーメンだったと思う。
個人的に家系ラーメンには太い麺の方が合うと思うので、この界隈においては抜きん出る結果になることを期待。

前回の訪問は2021年の11月。

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この時かなりの獣臭が漏れ出していて、その時点で内容云々ではなくリピートを控えたくなっていたのだが、最近この近辺を通ることもあるがそこまで臭ってくることもなかったので、あの時が特別だったのかもしれないと思い直して、再訪問を考えた。

と言う事で訪問。

21:59

看板の「特注太打麺」と言う言葉に期待が高まる。

とりあえず食券購入。

ラーメン 700円 + 麺大盛 100円 = 800円

家系ラーメンって 並→中→大 みたいなサイズアップの仕方がよく見るパターンだが、この店の場合は大相当にするには麺大盛り券を二枚買うとかっていうシステムだろうか?
と言う事で予想的には他店でいうところの中盛りを想定。

この界隈の中盛り比較だと、
大輝家日吉店 > 850円
武蔵家日吉店 > 800円
武虎家綱島店 > 880円

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という事で、この店自体はかなり頑張っていると思う。

ライスは食べ放題ではなく「一杯のみ無料サービス」と言う部分が、この界隈の店と違うポイント。

と言う事で、非課金勢である自分にとっては、ついつい元を取るべく食べてしまおうと言う醜い気持ちを強制的に抑制させることができるのである。

「大」で申請。

お好みは全部「普通」で。

店内まばらで、適当に中間よりも少し入口側くらいの半端な場所に座ったが、改めて落ち着くとやっぱり豚骨臭がそこそこ残っている。
もっと入り口側にすれば良かったかもしれないと思いつつも、多くのラーメン屋ってどこに座った人が何を注文したのか?って紐付けしている場合が多いので、下手に移動するのは良くないかと思って、とりあえずこの日はここに身を埋める事にする。

しかし、この店自体はラーメン二郎にハマる前まではかなりハマっていた店だが、当時はもっと賑わっていた記憶があるので、今の状況は少し寂しい気もする。
まぁラーメンこじろう 526 武蔵小杉店みたく、賑わってないけど実はかなりうまい店っていう穴場的な店もあるし、自分が楽しむ分にはむしろありがたい。

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まずはライス着丼。

まぁまぁ普通に日頃食べているご飯と同じくらいの、至って普通の盛り。
そう考えると、一般的な食事の範囲で収まるというか、食べ過ぎず少なからずという事で、丁度良いボリューム感だと言えるだろう。
卓上にある青かっぱを乗せて、ラーメン着丼まで待機。

ラーメン着丼。

海苔をそのまんま寝かしつけるスタイルは健在。

まずはスープ。

油膜層と分離していて、見るからに透明度が高い。
適度にしょっぱさがありつつも深みもあってうんまい。
好みも普通で問題なく、卓上で調節しなくても問題ない。
むしろバランスを崩したくなくて、結局使わなかった。

武蔵家日吉店や武虎家綱島店などのような、見た目から透明度低くベタ塗りの単調な感じではなく、しっかりと深みあり。

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自分の好きなタイプはこちらかも。

誰もが黙って認めるであろう杉田家も、透明感のあるスープでめちゃくちゃうまかった記憶がある。

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これまでのデータから、個人的好みとしては、透明度の濃淡が大きく油膜層分離が少なからず見られるなど、可能な限りマーブル状というか一定にない色合いのスープの方が美味しいイメージがある。
切り取る部分によって濃かったり薄かったり一口一口に発見や変化を楽しむことができて飽きない。
そういう意味で、ベタ塗り系はどこを取っても同じ味というか単調になってしまうので、ちょっと味気なくなってしまうのは想定の範囲。

麺は期待していた通りに太めでスープの絡みも良好。
好みも普通で得に問題なし。
硬くするとスープの絡みは悪くなってしまいそうだし、柔らかくするとちょっとパンチが失われそうな気もする。

海苔を剥ぐと、やや小ぶりなチャーシューとほうれん草。

このポイントは個人的に特にこだわりはないが、それぞれ特に問題なく、箸休めに良い仕事をしていた。

海苔巻きご飯は当たり前のようにうまい。

完飲。

ボリューム感も程よく満腹で多幸感もあり。
自分のような欲深い人間には、お代わりできない縛りはむしろ健全で良かった。

そう言えば不思議な事に、食べているとだんだん独自の豚骨臭は不快に思わなくなってきていた。
ニンニクを食べた人間が自分でその臭いに気付かないのと同じ理屈だと思うが、その点でマイナスに感じていた部分は帳消しでも良いかも。

出身や派生などは全然違うと思うが、スープの透明感や麺の太さなど、この界隈の家系では一番直系店に方向性が向いている気がする。
ライスお代わり自由や色々トッピングサービスも良いが、根本的なラーメンのうまさで言うと、界隈一位にしても良いかもしれない。
先日大輝家を優勝としたばかりだが、、、。