カメコ二郎

ラーメン二郎を中心に食べ撮りの痕跡置き場。カメラを持って二郎に行きます。

ラーメン二郎 生田駅前店 - 訪問四回目。訪問する度に様相が変わっていく。あらゆる面で初回の面影はもうない。ヤサイマシマシにするならカラメは必須。なんでもない平日の仕事ついで訪問にかける70分は、正直あまり有意義ではないかもしれない。

最近微妙に仕事内容が安定していなくて、「仕事ついで二郎」というのが微妙に難しい場合が多い。
そんな中、一応週一でたまプラーザ方面で仕事が安定的にあるのだが、この店をついで訪問できないかと考えた。

距離として片道約5km分くらい、時間にして15分くらい余計に回ることになる。
ついでとするには、もう一声距離が短くあって欲しいところだが、そうでもないとなかなか訪問が叶わないので。。。

20:09
駐車場二列目、1番後ろに接続。

前回昼訪問の際に思わぬ外待ち無しだったので、並びは落ち着いたものと期待していたが少し甘かった。
予想していたよりも多い。

www.camekojiro.com

まぁでも冷静に考えると、昼の14時から15時は全営業時間の中でも一番空いていただろう。
この場所は住宅街なので、平日だと都心で仕事をした人が帰って来てそのまま訪問する場所と考えると、昼帯よりも夜帯の方が混みやすいかもしれない。あと夜帯も遅めの時間帯になってもそれなりに混み合うかもしれない。
日曜日の夜遅めとかは空いているかもしれないが。。。
自宅からそこまで近くないので、ちょっと並びを見て混んでるから辞めようっていう距離感でもないので、なかなか難しいな。。。

まぁせっかく来たので接続。

駐車場エリアはなんだか収容所のような閉塞感があって、あまり心地良くはない。
こういった指示の多さもちょっとした緊迫感に拍車をかける。

まぁ守らなかった人がいたからこそだろうと言うことは察する。
世の中の人間がこう言うのがなくても守れる人たちであって欲しいものだが。

道沿いのシャッター前エリアまで来るとまぁ少し気分は落ち着く。

二回目の訪問の時がそうだったが、駐車場エリアに入らないくらいの並びだと嬉しいところだが。。。

www.camekojiro.com

なんだかんだ集団客が多めで、喋り声は鳴り止まない。
待っている間に数回助手さんから静かにするようにと注意が。同時にはバイクの路駐の呼びかけも。

店内がようやく見えてきて、二つ前のロットの着席許可。
それと同時に、まるで餌を与えられた鯉のように水を汲みにウォーターサーバーに群がる人々。

ウォーターサーバーは一つだけで、コップ一杯分を注ぐには5、6秒くらいはかかる。
あぶれた人は40秒近く何もできずにそこでただ立ってやり過ごすことになる。
提供までまだまだかかるし、そんなに慌てて水を汲む必要はないと思うのだが、、、。
それとも揃いも揃ってみんなめっちゃ喉乾いていたのか?
家系スタイルによって一定数が一気に動くシステムによる弊害。
こう言う時に人間てどう動くのか?って言うのがよく分かる。
こういう時の行動って人間性がよく出るなぁって遠巻きに思ってしまう。

メニューだが、今回も前回と同じく

小ラーメン 豚2枚 ¥800

コールは
ニンニク少し ヤサイマシマシ アブラ少し

着丼。

キャベツの色は、モヤシの白に同化しそうな薄い黄緑で、クタ系でコールスロー系。
オープン当初の瑞々しいまでのシャキシャキ仕様の面影はもはやない。

ヤサイマシマシは中山駅前店のヤサイマシ、自分にとっての「いつものでいいですか?」コールよりも少し少ないかな?くらい。

www.camekojiro.com

丼の南半球に沿うように北半球を丸く盛って球状スタイル。
思ったよりも多めで若干焦る。と言うか、前回同じものを食べた時よりも明らかに盛りが良い。

www.camekojiro.com

この店は元々野菜も少なく、マシを付けてもそこまで増えないイメージだったが、結構増える仕様に変わったようだ。

ここまで積み上げられると、食べる時に案の定モヤシがポロポロ落ちる。
本当は落ちたモヤシは雑菌でやばいのだが、新店だからまぁ大丈夫かなと、根拠なく高を括って三秒ルールを信じて食べてしまった。
以前横浜関内店にて、それによって数分後腹痛で動けなくなりそうになったことがあったのでちょっと怖かったが、今回は無事何事もなく事なきを得た。

www.camekojiro.com

こんな盛りなので、とりあえずアブラサラダから食べ進める訳だが、何か味気ないと思ったらカラメをオミットしていた事を思い出した。
着丼状態でスープを掬える余裕がある店ではカラメをオミットするようにしていて、前回はその余裕があったので問題なかったのだが、今回はそんな余裕はなかった。
と言うことで、初めて卓上カラメを使ってみたが、意外とあり。
刺身に醤油を付けて食べるかのように、アブラに醤油を付けて食べる。

まぁ救済成功。
しかし個人的に基本的に卓上カラメはなるべくなら使用したくない派なので、今後この店でもしヤサイマシマシにするなら、カラメはオーダーした方が良いかと。

しかしこうも、どんどん基準が変わってくるとなると、いつかの蓮爾登戸店の再来になってしまわないか?と言う懸念もある。

www.camekojiro.com

個人的に蓮爾登戸店のその部分がちょっと受け付けなくなってしまいこちらに流れてきたようなものだが、こちらもぶれるようであれば、この多摩区エリアのラーメン屋は一括りに当たり前のようにぶれる印象を持ってしまいそう。
来る度にどんどん様相が変わって行かれるのでは、これまでの考察が意味をなさなくなってしまう。
ポジティブに考えると、いつも新店感覚で楽しめるかもしれないが、根本的な基準量がぶれるのは狙いの満腹量を定めにくいので、そろそろ落ち着いて欲しいところだ。

麺はやや芯の残る少しピロッとした小気味良さを兼ね備えている。

中山駅前店のカタカタに結構似ている。こちらの方が少し太めだが。

ボリューム的には丼の縁ギリギリくらいまで詰まっていて申し分ない。
オープン当初に感じた少なめの二郎という面影はもはやない。
少なめの二郎と言うレッテルはもはや過去のもの。普通の二郎の基準にいると思う。

スープは微乳化な感じで非常に飲みやすくぐびぐびいけたが、後半になってくるとやや単調に感じてしまった。

豚はがっつりタンパク肉質成分ロース系。

初回に食べたカルビ肉のようなジューシーな面影は欠片もない。
食べ応えありで増さなくても満足。

ニンニクは結構辛みのあるもので、少なめ申請をしたが、最後スープが辛くなってあまり飲みたいと思わない仕様になってしまった。

これまでのデータから、多くの二郎は
・少なめ申請をすると、良き具合に辛み成分が取れて最後ホクホクに育つ。
・少なめにしないと、辛さが勝ってあまり飲めないスープになる。

今回は単純に多かったのか?それとも本当に辛いニンニクだったのか?
ニンニク自体は入れた方がうまいが、美味しく食べられるその加減は割と繊細なものになってくるので、どうしたものか。
個人的には、最後のスープまでまで美味しく食べられると言うのが理想だが。

と言う事でそこまで飲めず。
固形物をなるべく浚えて箸を置く。

にしても、訪問の度に印象がどんどん変わっていく。
これまで個人的に新規店舗という部分に立ち会ってきた事がなかったが、オープンして2ヶ月経つが、ここまでスタイルが変わってくるものなのだろうか?

内容としては、全体的にボリューミーに、かつ中山駅前店にあらゆる部分が寄せてきているような気がした。
とは言え、自分はホームを通い詰め型で、あまり色んな店巡りをしてきていなくて引き出しはあまりないので、もっと似ている店舗はあるかもしれないが。

そういえば、特に汗をかく事なく食べ終えた。
新店だし空調も良いからかもしれないが。

持論として、軽く汗をかくくらいの方がうまい気がする。
直近食べた三店舗(京急川崎店、中山駅前店、ラーメン こじろう 526 武蔵小杉店)はどれも良い汗をかいた。

www.camekojiro.com

www.camekojiro.com

www.camekojiro.com

これらに比べると、今回は食後の多幸感はそこまで感じられなかった気がする。
大きなポイントとしてはやはりスープかもしれない。
やや微乳化気味なスープは、温度も落ち着き気味だったので最初こそ飲みやすく美味しかったが、後半になって来て温度も落ち着き過ぎた頃にはそこまででもなくなっていく感じがあったかもしれない。

中山駅前店にあらゆる面で似てきていると思ったが、スープの深みや野菜の鮮度感から、個人的にはまだ中山駅前店に軍配かな。

で、接続から退店まで結局70分コース。
なんでもない仕事のついでと考えると、正直長い。あまり有意義な時間の使い方ではないと感じた。
これだったら、入店して3分で食べられる、ラーメン こじろう 526 武蔵小杉店の方が何倍も気持ち的にも内容的にも満足度は高い。

これまでの他店のデータから、月曜日は平日の中でも比較的混みやすいイメージもあるので、平日中日、この店は水曜日定休なので火曜か木曜日ならまだマシかもしれないが、、、。

で、本題であったこのコースをレギュラー化させるかどうかだが、正直並びリスクが大きすぎるので現状は保留かも。