自宅とこちらの最短ルート内、そこから約5.5km付近、所要時間約15分に差し掛かったので、経路変更して訪問。
駅の反対側から向かって店までもうすぐというところ、黄色い縦長の看板?壁?が見えて来て「よし二郎着いた」って思うけど、実際は何の関係もないマンション。
実際はそのもう少し先。
14:37 到着。
最初シャッターが閉まっているのが見えて、「もしかして今日やっていない?」って焦ったが、ちゃんと営業していて良かった。
実際の入り口は自販機の死角になっていたので、全貌が見えるまではまだあわてるような時間じゃない。
昼の部も閉店近いので空いているかなという予想だったが、なんと外待ち無しで店内待ち二人目というラッキーな状況だった。
この店もオープン当初の過剰なくらいの賑わいから大分落ち着いて来たようだ。
とりあえず読み通り。来て良かった。
そのまま食券購入。
最近量が増えて来ていると言う情報をちらほら見かけるので、今回は豚入りにはせずに、ただの「小ラーメン豚2枚」(800円)で。
前回の考察から、まだまだ発展途上な気もしたので「薄味 油少なめ」とかは今回は考えずデフォルトで行こうかと。
先客一人が給水機付近で既にコップに水を入れてフラフラと立っていて何事?と思ったが、こんな中途半端なところで立っているのは邪魔になると思うし、本人が思っている以上に他人に圧迫感や気が散る感情を与えると思うので、追い抜いて一席空けて座るとようやくスタッフに座るように誘導されていた。
スタッフもなぜ見てみぬふりをしていたのか?
ちなみにこの客、かなりフライングして水を持っていた割にはレンゲは着丼してから取りに行くと言う計画性の無さ。
なんかちょっと酔っていたんじゃないかとも思った。まぁ下手に触れないのが吉だろう。
暑くなってきたが、店内広々とした中待ちでエアコンも良く効いていて快適。
これは郊外の新店ならではな部分だろう。
スムーズに進んでコール。
前回と同じ内容で
ニンニク少し ヤサイマシマシ アブラ少し
キャベツが結構大切りで、モヤシとの比率もキャベツ率高くて嬉しい。
そして茹で加減が結構クタ気味。
これまでこの店はかなりシャキシャキの傾向にあるイメージだったが、この日は対局にある感じ。
個人的にはちょいクタくらいの方が好きだったりするので、これは結構良き。
しかし温度がちょっと冷め気味。
この野菜の冷めた感じはちょっと三田本店チックかも。
余り良い見本ではないけど。
まぁ冬場だったら同時にスープもどんどん冷めてしまう恐れもあったが、暑い季節だったのでそこまで問題ではない。
スープはこれまでになく結構良い出汁が出ていて、今までで一番旨い。
これまでは若干豚オンリーな感じで浅い感じがあったが、この日は結構野菜成分も含んだような深みのある味わいに。
そしてちょっと微乳化気味?
これまではもう少し透明感があった気がしたが、少し濁り気味。
麺はこれまでになく適度な固さでもっちり。
これまでデフォルトでも結構固めに設定されていたが、この日は普通に適度に好ましい固さでオーション感も感じる。
太さもこれまでよりも少し太いようなふくよかさも?気のせいかもしれないが。
先日行った目黒店にも近くなった気がした。
なんにせよかなり好みになった。
豚は割と厚めのものが二枚、結構存在感ある切り出しタイプ。
これも三田本店とか中山駅前店とかでありそうなやつ。逆に横浜関内店とかではまず出ないようなタイプ。
意外と存在感があって、豚ラーじゃない自分には豚入りせずとも良きバランスで良い感じ。
最初に食べたようなペラ豚だったら二枚だったらちょっと寂しいかもなぁとかって思っていたが、そんな心配は無用だった。
あと考察だが、三田本店の事を余り詳しく知らないが、三田本店って豚マシにすると豚が薄くなるって言う噂を耳にした事があるが、それがもし本当だったとしたら、もしかしたらこの店もそれを採用して豚マシしなかったから豚が今までよりも少し厚めだったのだろうか?と言う説も出てくる。
まぁ豚マシせずともこのレベルの豚が食べられるのであれば、自分は満足なので何も問題はないが。
最後の方、ホクホクに育ったニンニクがうまい。
もう少し非乳化だったらもっと飲みやすかったのになぁとか思いつつも、実際普通に飲みやすくて完飲。
全体量的にも適度な満腹感で良い感じ。
豚マシせずにただの「小ラーメン」でどこまで満足できるか?って言う部分は、個人的に結構重要なポイントなのだが、今回の内容はかなりの高ポイント。
オープンしてから約1ヶ月、今回で3回目の訪問だったが、全パーツ結構別物になっていた。
野菜 > かなりシャッキンシャッキン。 → クタ。大切りキャベツ多め。
スープ > 野菜成分がなく豚ガラオンリー感と言うかというか日清チキンラーメン感というか? → 味に深みあり。微乳化気味。
麺 > やたら硬くてオーション感控えめでなんだか若い? → 適度な固さでもっちりふくよか。
豚 > やたらジューシーで薄い → 塊切り出しで三田本店チックで食べ応え系。
全体量 > 少な目 → 割とよくある一般の二郎くらい?
総評すると、かなり自分好みになっていた。
「二郎らしさ」という部分がしっかりと形成されて来た気がする。
実は正直に言うと、これまで食べた二杯はどこか「インスパイア感」があった気がした。
特にスープの出汁の弱さや麺の浅さといった部分。
けど、今回は間違いなく直系ならではの渋さと言うか深みを感じた。
先日目黒店を食べて、生田駅前店が似ているって言うけどまだまだ20年くらいかかるんじゃないか?とか思っていたが、20年どころか1ヶ月で、驚異的な速度で急成長して来ている。
まぁ今回のがたまたまブレっただけの可能性もあるけど。
それでも今回のような一杯も作れると言う事実には期待しかない。