海外に住む妹と5歳になるその娘が4年ぶりに帰省。
成田に着いてそこから更に田舎の実家に移動する前に東京で一時滞在するとのことで、せっかくなので身内で唯一首都圏に住む自分と合流して東京ディズニーランドに行ってきた。
個人的にまず選択肢にない場所なので貴重な機会だった。
大抵の乗り物が二人乗りなので三人で行くと結局一人なのだが、ダンボにおっさん一人で乗ったのはなかなかいたたまれない気持ちになったのは内緒。
朝から晩まで割としっかり堪能して帰り道、丁度目黒線乗り換えのタイミングで閉店前30分くらいで駆け込みで間に合いそう。
お腹の空き具合で言えばそこまでではなかったが、実際は園内でカツカレーとソフトクリームを食べたくらいだったので胃のスペース自体は問題ないはず。
この店はそもそも量も少なめなのでいけるかなと。
という事で訪問。
21:35
ファミリーマートが見えるポールポイント付近に接続。
目黒素人な自分にもこれはなかなかの並びだと思う。金曜日だからか?
かなり久々に来たので、この付近の接続でどれくらいで食べられるのか?っていう予測が付かないが、正直厳しそう。
だが、まぁこの日一日ディズニーランドでひたすら待ち続けた自分には最後のアトラクションということで、葛藤の末結論に至るまで数十秒、接続する事にする。
まぁめちゃくちゃ久しぶりだしなかなか来る機会も無いので。
生田駅前店が目黒店に似ているという多方面の評価も改めて確認しておきたい。
客層はサラリーマン系の年配の人も多く老舗の貫禄もあってか、あまりチャラチャラした若者もいなくて列を乱すような感じもなくて、そこはストレスをあまり感じなくて良かった。
遠目から久しぶりに店主さんが見えたが、変わらず背が低くてキャップを逆に被るスタイルで、ご健勝そう。
店側の二列に移るタイミングで食券購入。
この時間だし豚切れしているかなとも思ったが、Wも含めて全メニュー解放していた。
大か小か?豚はどうするか?迷ったが、悩んだ末ただの「大ラーメン」(600円)で。
今でもこの値段を維持しているのは本当に凄いと思う。
営業時間は
11:00-16:00
18:00-22:00
水曜日定休。
鍋二郎やってる。
アルバイト・パート募集とのことだが、7:00-26:0で稼働して店を回しているみたいで本当に凄い。
列の折り返し付近、なんでこんなところに咲いているのか?っていう小ぶりなアジサイが可愛い。
入り口付近、サッシの内側付近に色褪せた結構な数のプリクラ?何かシールが。
22:40 ようやく着席。
卓上は胡椒とカラメ。
結局使わなかったが。
老舗だし特に期待はしていなかったが、カウンター下には一応物置スペースあり。
空席ができたそばから着席していくスタイルなので、すぐ後方にいた二人組が自分を挟み込むように左右隣に座ることになって若干居心地が悪いが、まぁ気にしないように心がける。
同ロットで一番左端の人がカタメだったため、先に提供。
この時に思い出した事が、ここの店主、「コールが本当に分かりにくい」。
誰に喋りかけるでも無いような、ただの独り言の延長のような抑揚なので、ちょっとでもぼんやりしていると聞き逃してしまいそう。
大抵の場合は、普段の喋りよりは少しは声を張って相手に視線を送るようなものだが、この人の場合はそういうことはせず一瞬の出来事。
これを逃すと、言い直しの機会も与えられずただのノーマルが容赦無く提供された気がする。過去に何度かやらかした記憶がある。
自分が先ほどのカタメの人のタイミングだったら聞き逃していたかもしれない。
とりあえず復習ができたことに安堵しつつ、気を引き締め直して自分の分が回ってくるまで集中する。
そのすぐ後くらいにボソッと店主が何かを言ったタイミングで左隣の人がコールを。
しかしその後何事もなくつつがなく作業を進める店主。
どうやらコールではなかったらしくて左隣の人の勘違いフライングコールだったっぽい。
本当に何を言っていたのか分からなかったが、本当に全く関係のない内容だったのだろう。
そして店主もそれを聞いていたのか?本当に聞こえていなかったのか?あえてのシカトなのか?
この日会った姪っ子が時折見せる「まじシカト」に近いものを感じた。
結局わりと時間を置いて自分含め他3人のコールとなった。
カタメとデフォルトでは仕上がりに結構時間差ができるっぽい。
先に右隣の人でヤサイマシマシコールをしていたがかなり控えめな様子だったので、ヤサイが結構欲しい自分としては気持ちだけでもマシマシにしようかなと。
ニンニク少し ヤサイマシマシ アブラ少し
案の上だが、二郎基準野菜はかなり控えめ。
知ってはいたけど量自体も他店の小くらいだろう。
ニンニクは刻みというよりも「おろし」に近い繊細な感じ。
このニンニクの感じは上野毛店に似ているかも。
「少し」って言ったけど見た目結構盛られたかなと思ったが、思ったよりも主張控えめタイプで適度に旨味底上げで良い感じ。
麺はデフォルトで適度な弾力を保って良い硬さ。
カタメコールじゃなくて良いと思った。
平打ち系で奥深いオーション感。
豚はコロコロとしたほぐし系なものが沢山。
何枚って言う形では表現できなかった。
思いの外タンパク質系で腹に溜まる系で食べ応えもあったので、豚ラーじゃない自分には豚マシにしなくても丁度良いバランス。
スープはレンゲもないしそこまでグビッと飲める感じではないけど、飲めるといえば割と飲めるって感じ。
以前食べた時はもっと油膜がはっきりするくらいしつこめで飲めない印象だったが、この日はそんな感じなかった。
豚がコロコロ系ということもありスープの底の方にはそぼろ状態のものがいっぱい。
しっかりときちんとほくほくに育った豚カスや麺カスを拾い切りたい気持ちもあったが、自分のロットの大は自分だけだったということもあって気付くと他の人は退席してしまっていたため、可能な範囲のサルベージに留めて箸を置く。
老舗ということもあって、全体的にオールドファッションな味わいが溢れていて良かった。
ただの大も、各パーツのバランスや全体量など、その時欲しかった内容に合致していて良かった。
深夜に食べる分としても良い感じ。
生田駅前店との比較としては、系統としては確かに似てると言えば似ていたが、仕方のないことだが超えられない境地のような年季の差っていう部分は感じた。
何年も弦を変えていないフラットワウンド弦のような渋い味のようなものが目黒にはあった。
他にも例えるならキャブレーターかインジェクションか?一眼レフかミラーレスか?みたいな。
まぁどっちにも良さがあるので優劣を付ける訳ではないが。
生田駅前店も20年後とかにはこういう味わいになっているかもしれない。
23:00 退店。
結局接続から約90分。
生田駅前店のオープン二日目の時と変わらないくらいの結果に。
ディズニーでもここまで並びがあるものは避けていたが、ここに来てここまでの並びに参加することになるとは。。。
駅からも遠いし流石にちょっとしんどかった。
この後もまだまだ並びあり。
全て捌けるには24時前くらいになるのでは?
閉店は22時なのでこの残業、お疲れ様です。