カメコ二郎

ラーメン二郎を中心に食べ撮りの痕跡置き場。カメラを持って二郎に行きます。

ラーメン二郎 生田駅前店 - スープの「油抜き」再検証。そう言えばこれ油抜きだったって途中で思い出すくらいにはすんなりと馴染むように飲んでいた。これまでの印象が崩れず絶妙に破綻していない感じは流石としか言いようが無い。しかし、食後に化調成分なのかビリビリとした感じが遅れて支配してきたのは想定外。改めて二郎におけるカスタムを考察するが、やはりどう食べても「二郎」はしっかり「二郎」。

20:50

車庫エリア二列目先頭。
すぐに進んで一列目後半に接続。

春季休業(生田版正月休み)が明けてまだ2日目という事もあってか、けっこうな並び。

まぁ自分もそれによるお預けでかなり生田モードになっていたので接続。

SNSとかを見ていると、もしかしたらこの閉店間際の時間が一番混みやすい可能性あるかも?
とは言え仕事などの関係から、自分は大体いつもこれくらいの時間になってしまうのだが。

今回は前回と同じく「油抜き」の再確認が課題。

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小ラーメンを。

薄味 油抜き カタメ 申請。

なんと半数以上の方がカタメ。
カタメは、単にカタメが食べたいだけではなく、どちらかと言えば、回転の速さに対して、早出し提供による時間的余裕を得るための対策なのだが、それが通用されなくなってしまう。
と思うも、結果的に一番マイペースに食べられるラスト前ロットだったので、そこまで気にしなくても良さそう。

コールは
ニンニク少し アブラ少し ヤサイ

着丼からもう旨そうな香り。
前回も思ったが、油抜き仕様の方が香りが飛散しやすいのかなと思う。
これは良きポイント。

とりあえずアブラサラダ。

キャベツも多く、鮮度や温度が完璧。
野菜独自の甘みも凝縮して、アブラとの絡みも絶妙。

前回中山駅前店で感じたが、カラメを加えたら更にアブラサラダが美味しくなるんじゃないかと、直前まで「カラメ少し」コールも加えるかどうか迷っていたが、十分な旨味。

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その記憶もあって、実は途中で卓上のカラメボトルも少し試してみたのだが、野菜そのものの旨味がかなり良かった部分もあって、無くても良いかなと。
更には後で言及するが、スープの重さからしても無くて良かったかなと。

スープは、そう言えばこれ油抜きだったって途中で思い出すくらいには、すんなりと馴染むように飲んでいた。

それくらいフィットしていたと言うか、思ったよりも軽すぎず重みも確かにある感じと言うか。

自分で要求しておいてなんだが、「油抜き」なんて結構大胆な仕様変更だと思うのだが、これまでの印象が崩れず絶妙に破綻していない感じは、流石としか言いようが無い。

まぁでも改めて考えると、店にもよるが二郎って、ニンニク/ヤサイ/アブラ/カラメ、それぞれ「抜き」から「マシマシ」や「愛情盛り」など、幾重にも本来の味を脅かす要素がある訳で。
特にカラメやニンニクのマシマシなんかはかなり変わると思う。

せっかく細部まで拘って描いた絵にペンキでドバッと色付けするような?
せっかく細部まで拘ってミックスした音源にマスターでディストーションをかますような?
感じ方は人それぞれだが、いわゆる最後の最後で台無しにもできてしまう感じ。

更には、店にもよるかもだが、顔なじみの客には思いっきりヤサイや麺を盛ったりして、あれだけ盛ったらヤサイや麺の切り切れていない水分とかで大分スープも薄まるだろうし、本来の仕上がりとはかなり変わりそうなものだが、それを店側が率先してやっていると言う事実。

これらが意味するのは、やはりベースのスープに絶対的な自信があるのだろう。
ちょっとやそっと濃くなろうが薄くなろうが弄られようが、どれも俺の味みたいな。

基本的にコールはブースト方向だが、それを思うと自分のようなマイナス方向のカスタムでも特に問題ないのが頷ける。
実際に、やはりどう食べてもしっかり「二郎」していると思う。

麺は実に10日ぶりのご対麺だが、相変わらずほのかな素材の甘みと旨味と舌触り口当たりが最高。

豚は生田にしては気持ち薄め。

側面に気持ち主張強めの脂身成分もあったが、余熱により十分に育って良き。

完飲。

久しぶりに食べると、生活圏内の二郎ではやはり一番体感ハードに感じる。
これはスープによる部分が大きい気がする。
薄味油抜きでもこう感じるので、やはりカラメはなくて良かった。

食後暫くして、食べていた時にはそこまで気にならなかったが、化調成分なのかビリビリとした感じが遅れて支配してくる。
どちらかと言えば後味は「ほんわわ〜」とした余韻が欲しいので、ここまでのビリビリは求めていたものではなかったかも。

以前に「薄味」を初めて試みたくらいの時にも化調成分がビリビリと強い時もあったが、その次の訪問の際からは特に気にならなくなっていた。

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もしかしたら自分のような前例があまりなかったカスタムでバランスが少し崩れてしまった部分を、後日新たな引き出しとして会得修正してくれたのだろうか?
あとは休み明けでスープがそこまで馴染みなかったのかも?などと推測できるが、とりあえずは暫定このカスタムでもう少しデータを取っていきたい。