行けそうだったので訪問。
20:34
外待ち二人目。
この店にしては良い並び。
小ラーメンを。
麺の茹で加減は、これまで「通常」「カタメ」「カタカタ」と食べ比べてきて、最終的に「カタメ」が味や待ち時間など個人的にバランスの良いところかな、と言うデータが取れたので、それで行く。
スープは前回の訪問から、「薄味」はマストと判断。
と言うことで、「食券見せてください」タイム。
「薄味 カタメ」無事申請完了。
コールに関しては、これまで
ニンニク → ヤサイ → アブラ → カラメ
の順を基準と考えていたが、自分は行ったことがないが、自分の知る限りのネット情報だと、西台駅前店とかピコピコポンとかは、
ヤサイ → ニンニク → アブラ → カラメ
の順を「あえて」指定していたりするらしい。
基本的にはどんな順でも対応してくれるとは思うが、こう言った店も存在する部分から、その部分は意識した方が良いのかもしれないと、今更ながら思い始める。
まぁ実際盛り付ける順を考えてみても、そっちの方が動きやすいと言うのは理解できるし、それで少しでも作業がしやすくなるのであれば協力するべきだと思う。
この順以外を指定している店もあるだろうけど、そう言う店はそこまで強制力のある店はあまりないのかなと。
と言うことで、ヤサイファーストの方に矯正しようかなと。
しかし、すでに結構染み付いていたものを治すのって結構大変。
意識しないと、ヤサイの後はついアブラって言ってしまう。
そうすると、あれ、じゃぁニンニクっていつ言うのか、、、って、頭が真っ白になってしまう。
自分のスマホの予測変換でも、ヤサイと打つとアブラって出てくるくらいには、もうこの順で染み付いてしまっていた。
自分のアドリブの弱さを改めて痛感しつつ、この状態でそういった店に行ったらヤバかったかも、とか思ってしまう。
と言う事で、いざ本番で頭の中が真っ白になってしまわないように、待機中も念仏を唱えるように復唱し続ける。
なんかこの感じ、二郎に行き始めた頃を思い出す。
仏教徒にとっての般若心経。
理系学生にとっての素数。
ジロリアンにとってのコール。
みたいな、通じるのもがあるようなないような。
そうこうして待っていると、同ロットではカタメは自分一人だったため、同ロット最速コール。
ヤサイマシ ニンニク少し アブラ少し カラメ少し
すると助手さんが「ヤサイだけマシですねー?」と。
確かにこの順の方が、自分の求める「ヤサイだけマシて他一通り少なめ」って言うのが分かりやすい気もするので、良いかもしれない。
マシたいものが間にくるよりも、前半に増したいもの、後半に少なめのものって、セパレートできるので。
しかしこの助手さんの言い回しから、ヤサイ以外に触れられていないけど、入れられない可能性とかないよな?とかちょっと不安に思ったりもしたが、結果としては一通り確認できたので大丈夫だった。
着丼。
やたら大きめのアブラが目に付く。
食べたことないが「あん肝」のような?アンコウ鍋二郎?
こう言う系が少し苦手な自分には若干グロっぽくも見える。
と言うことで、まずはその付近をヤサイと共に。
若干筋っぽい成分も紛れていてちょっと食いにくく、案の定少し苦手なタイプ。
まぁ細かくして馴染ませて食べると、そこまで問題はない。
そしてスープ。
化調効果か、ビリビリくる感じが結構分かりやすく伝わってくる。
薄味カスタムしたはずだが、これはなかなか刺激的。
しかし逆に、薄味にしたからこそ、化調成分が目立ってこう言う風に感じるのかも?とかって言う考察もできる。
と言うのも、これまで特にカスタムしないで食べた時よりも、この感じが強く感じるような気もするので。
「薄味」とは言うが、内部的にどれをどのくらい薄くしているのかまでは分からない。
全体をバランス良く薄くしているのか?
カエシだけを薄くしているのか?
この店の場合、なんとなく後者なのでは?と思ったり。
で、結果どうなのかと。
個人的にはどちらにせよブーストにブーストを重ねてバランスを取るよりも、若干バランスが変わったとしても抑えるものは抑えた方が良いのかな?と言う考えなので、やはり薄味はマストと考えようかなと思う。
実際この刺激的なスープも悪くないので。
後、コールの際の「カラメ少し」も、わずかにスープをハードにしている要素の一つだと思うので、以前プレーンサラダでも十分に旨味を感じたことから、これもオミットして考えても良いかもしれない。
いざとなれば卓上のカラメボトルも有効に使っても良いと思うので。
こうして次回の課題ができる感じがまた面白いところ。
麺は、丼の縁ギリギリまでミチミチに。
これはもうデビュー当初の「少な目二郎」の片鱗はゼロに等しい。むしろ多め。
実際に、多摩方面の友人のジロリアンによると、多い二郎のイメージの強かった八王子野猿街道店2よりも多いっぽい。
自分は大分昔に一度食べたことがあるが、もう記憶が曖昧なので。。。
一見「ふやけたか?」と思ってしまうような太い麺。
これをカタメ仕様によって、少し舌にざらつくオーションの香りをブースト。
この麺、かなり好み。
豚は、もやは生田でお馴染みの、ミジッと引き締まった余分な脂身成分のない部位。
生前はアスリートだったのかもしれない。
これもかなり好み。
うまかった。
自分がよく行く二郎(家から行きやすいだけだが)は、比較的優しい味の店が多いが、その中でもこの店は一番くらいハードな感じがある。
後味が若干ベタつくのが気になるが、こう言うキャラクターの二郎が自分の生活圏内にできたことは、改めて喜ばしい。