閉店間近、滑り込めそうだったので訪問。
20:44
外待ち6人目。
まぁいい感じの並び具合。
今回は、前回の訪問から気になっていた「薄味 カタカタ」の検証が狙い。
小ラーメン(800円)
その後、自分たちが席につくであろうロットにまだ3人食べている人がいるが、「食券見せてくださーい」。
とのことで、無事「薄味 カタカタ」申請完了。
しかし、その後もカウンター両脇に居る残り三人がなかなか食べ終わる気配がない。
席を立ったと思いきや水を汲みに。
それも一度ではなく何度か。
水を必要以上に飲み始めているのは、それはもう赤信号の合図。
「カタカタ」って茹で時間どれくらいなのだろうか?
そこまでは長くはないはず。
ラーメン こじろう 526 武蔵小杉店 なんかはものの30秒くらいだったし。
先ほど申請をしてから、自分が思うカタカタだったらもうできていてもおかしく無い時間が経っている。
そうこうしているうちに、なんとか左奥の人が退席。
その後も食べるのが遅い人が2名ほどいて、見ている方もちょっとヒヤヒヤしてくる。
痺れを切らしたか、助手さんから「カタカタの人こちらに」と、左端の席に先に案内される。
なんかこの時点でちょっと得した気分。
横目で真逆端に居る格闘中の客が見えたが、まだでかい肉塊と格闘中のようだったが大丈夫か?
ああ言う豚は序盤で片付けていないと後々きつくなるんよなぁ。
恐らく二郎って言ったら豚やろとか思って、余り考えなしに豚マシにして後悔している感じか。
豚マシしなくても割と十分豚はあるんや。(一般的なラーメン比較)
そしたらこちらも直ぐにコール。
ニンニク少し ヤサイマシ アブラ少し カラメ少し
この店、椅子がに対してカウンターが高いのか、カウンターに対して椅子が低いのか、個人的に背が少し低めなのだが、理想とするよりも手を上の方まであげないとテーブルに乗らない感じというか、ちょっと食べにくい。
必然的に、野菜の標高が高くなるほど窮屈感が増す感じになる。
と言う事で必然的に、アブラサラダから。
ヤサイは、ちょっとクタ加減の進行具合が進みすぎている感じあり。
キャベツの恐らく大外付近であろう緑の濃い部分も結構豊富で、栄養はありそう。
見た目からなんかテカっているように見えたが、カラメによる恩恵なのだろうか?
既に結構しおっぱい味。
ナムルのよう。
気になっていた薄味スープは、これでも十分キリッと味を感じる。
以前に「薄味 油少なめ」を検証した事があるが、油少なめが無い分なのか、あの時のような少し物足りなさはなく、適度な重さは保持されている。
それでいて、デフォルトよりも飲みやすい。
もっと薄くても良いかなと思うくらいなので、その時点でデフォルトよりは薄味で正解。
カタカタ麺は、予想通りカタカタとはいえそこまでヘビーという訳では無く、前回食べたカタメとそこまで印象は変わらないかもしれない。
ちょっと固くなったかもくらい?
微々たるところだが、ちょっとしたふくよかさが若干抑えられてソリッド目になったような感じ?
オーションの感じ方は、誤差の範囲かもしれないが前回のカタメの方が良かったような気もしたので、個人的にはカタメくらいが丁度良いかもしれない。
豚は、結構厚みもあってでかい。
それでいて結構しっとりしっかり噛み切れるもので、肉食っている感のある良き肉塊。
豚ラーでは無い自分にとっては十分サイズ。
スープは結局2割くらいを残してこの辺で。
完飲するかどうか迷ったが、薄味とは言え飲みきるにはまだちょっと濃かった。
個人的に理想としている完飲必須の中山駅前店の薄味には、ちょっとまだ届かない。
ボリューム感的にも今までで一番多く感じたかもしれない。
さて、結局自分以外の同ロットの人がどうなったかと言うと、結局自分が提供されてから3,4分くらい経って、ようやく着席&すぐにコールという感じ。
自分の隣に着いた人からは、痺れを切らし過ぎたのか腹を空かせ過ぎたのか、少し荒目の息遣いが聞こえてきた。
直視するのはちょっと怖かったので辞めておいたが。
そして、半数くらいの人が自分よりも先に食べ終わって退席するという。
ちなみに自分の隣の人が一番に退席した。
みんなお預けを食らってよっぽど早く食べたかったのか?単純に速い人が揃っていたロットだったのか?
自分でもそこまで食べるのが速く無いとは思っていたが、改めて自分の食べる遅さを痛感。
そういう部分も踏まえて「カタメ」か「カタカタ」は精神的保険としても必須かなと思った。
提供時間の遅くなる「柔らかめ」とか、大や豚マシなどのこれ以上物理量を増やすという事も、この店では自分にはちょっと難しいだろう。
勿論これはロットを共有する人がどういう人達なのかによって左右されるのだが、ちょっと不安定すぎる。
ちなみに前回自分がラストロットで食べ終わった後、自分の一つ前のロットにいたカップルがお互いにしか目に入っていないかのようにマイペースにまだ食べ続けていたことがあった。
あそこまで堂々としていたら逆に清々しいが。
あれはラストロットかラスト一つ前ロットじゃ無いと厳しいだろう。
踏まえて、個人的にこの完全入れ替え制って、見せ物のようになる感じとか、謎に早食い対決な空気感とか、待ちの進行の極端な感じとか、正直余り好ましいとは思わない。
中山駅前店のように、あらゆる客層を融通を利かせて隙あらばどんどん高速で捌いていく感じがやっぱり一番の理想。
とりあえずこの店のカスタムの方向性は掴めたし、隙あらば狙っていきたい。