カメコ二郎

ラーメン二郎を中心に食べ撮りの痕跡置き場。カメラを持って二郎に行きます。

ラーメン こじろう 526 武蔵小杉店 - 熱々非乳化スープの爽快感が堪らない。形状記憶感のあるワシワシ麺。水炊きの鶏状態の豚。シャキシャキモヤシ。ビターニンニク。シンプルに好み。

通りがかり、看板が出ているのが見えたため、迷わずに折り返して訪問。

18:53
店内先客4人。
あんまりじろじろ見るのもあれなので奥の方はよく見えなかったが、恐らく空席一席といったところ。

とりあえず食券購入。

ラーメン(小)800円で。

何を印刷しているか分からないくらいの薄いプリントがなされたU字カーブしたクセが取れないペラペラのレシートみたいなものをカウンターの上に置きつつ、入り口すぐ食券機真横の席に。
風で飛ばないかちょっと不安になるけど。

この時に他のお客さんのコール中で忙しそうだったので、本当は「薄味」申請できるかどうか試してみたいところだったけど、タイミングを逃す。

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まぁ大したことではない。

この後入店して来る人もいて、もちろんその度に食券を購入するのだが、この食券期真横の席は若干落ち着かなかったかも。今後のデータとして。

食券期の傍には、恐らく誰も手を付けていなさそうな「つま楊枝」。

と言うか存在には気付いたとしても、なんとなく手を付け難い雰囲気があって、手を付けて良いものかどうか躊躇った挙句に手を付けていなさそう。
自分も結局手を付けなかった。

しばらく待っていると、なんとJKが二人入店。
正確には一人の男性が引き連れて来たのだが、この空間にあまりにも似つかわしくない存在が突如現れてカオスな雰囲気。

恐らくだが、男性の娘と、その娘の友達といったところか?
男性が全ての会計をしている様子で、JKはなんか恐縮している感じ。
男性は割と馴染み客なのだろうか?

にしても、よりにもよって連れてくるのこの店なのかと。。。
これが男子高校生なら何も問題なさそうやけど。
まぁちょっと面白いけど。

JKの一人は翌日にニンニクが残らないかどうかを気にしていていかにもって感じ。
まぁそうなるわな。

そんな感じを横目にしているとすぐにコール。
目の前を横切っていくような感じで、あくまでもしっかりと目は合わせないスタイルでだんだん尻つぼみ気味に「ニンニク〜(入れますか)」。

目黒店にも似た、誰に言っているのか分かり難さがあるので、そろそろ来るかなと言う辺りから集中していたので、焦らずに返答できた。

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ニンニク少し ヤサイマシ

着丼。

いつになく麺が敷き詰まってそうな気がしつつも、期待できそうなビジュアル。

まずはスープ。

特筆すべきは温度がかなりの熱々。
最近食べたラーメンの中では一番くらいの熱々。

そしてキリリと突き抜けるような非乳化仕様。
熱々で非乳化の組み合わせは爽快感が堪らない。
最早ビール。

これが乳化していると、一つ膜で覆われる感じになってしまうので、ここまでの爽快感は得られなかっただろう。

熱々っていうだけで旨味が増す感じが分かる良い見本のような出来だった。
お茶を入れる時にポットやカップを温めておくと良いっていう部分に通じるような?
スープの温度ってやっぱり大事やなって思った。
先日食べた生田駅前店も良かったには良かったけど、野菜が冷えていたのでスープの温度もどんどん下がっていくのが如実に分かる部分がマイナスだったので、こちらに軍配。
というか出汁の旨味そのものも直系二郎に負けていない仕上がり。

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麺は少し固めで形状記憶感のあるワシワシ。

これが個性的で本当に美味しい。
それにしても麺量がいつになく多い気がして若干焦るので、なるべく麺ファーストで食べ進める。

豚は結構脂身部位で、脂身苦手な自分としては正直「うわっ」て思ったけど、食べてみると上質に仕上げた水炊きの鶏状態で、鳥肌部分の脂身も上品に仕上がった感じ?

脂身もエグ味が一切なく、むしろホクホク身の部分とふわっと脂身部分のコントラストで二度美味しい。

野菜はモヤシ100%だが、シャキシャキの茹で加減が他のパーツとのバランスを考えると絶妙。
これがくたり気味だと若干爽快感が落ちてしまいそう。

で、一緒に食べるニンニクがビター目の味わいで、これがまたうんまい。
スープにも溶け出して、これがブラックコーヒーのような渋さがあって、ちょっと大人な味わいになる。
ちなみにラーメンゼンゼンのニンニクもこの方向性だったと思う。

というか麺の感じとかもラーメンゼンゼンに似ていて。麺を細目にしてスープを非乳化にしたらこういう感じになりそうな気がする。

最近食べたゼンゼンの「辛いラーメン「スーラータンメン ver.」」や、「旭ポン酢つけ麺」でも思ったが、非乳化になったら個人的にかなり最高になるのにとか思いつつもそこは求められないので、それだったらこの店に来れば良いやんって思い直した。

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麺ファーストだったので、それが落ち着いて来ると心に余裕もでき始めて最後はベジアフターでシメ。

熱々で汗をかなりかいたが、爽快感があって余り不快ではない。
これが非乳化熱々効果か。

この店、メニューはラーメンしかないけど、というかむしろ大は基本的に選ばせてくれないので、「小ラーメン」一つしかないというこの漢気、そしてシンプルにうまいラーメン。
「こういうのでいいんだよこういうので」っていうセリフが本当にぴったり来る。
好きな店にでも割と辛口な評価をする自分だが、この店なんか好きなんよなぁ。

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